【チャートで徹底解説!】ビットコインの価格推移と買い時の見極め方

ビットコインの現在のチャートは?

ビットコイン・仮想通貨に手を出してみたいけど、今は買い時なの?

ビットコインは価格の上昇、下落が激しいイメージを持っている人も多いと思います。

こちらは現在のビットコインのチャートです。


上がり下がりを繰り返しており、今は買うべきなのかどうか悩みますよね?

せっかく始めるのであれば上手に儲けたいもの。上がる理由や下がる理由を知ることができれば、安心して取引できるのではないでしょうか?

そんなあなたのために、チャートの見方や価格の変動が起こりやすいタイミングをわかりやすく紹介します。

目次

ビットコインの取引前に覚えておくべきチャートの見方

チャート-見方-728

まずはチャートを見るうえでの基礎知識を整理しました。

  • 安値

1日の取引の中で最も安い価格

  • 高値

1日の取引の中で最も高い価格

  • 始値

1日の取引が始まった時の価格

  • 終値

1日の取引が終了した時の価格

  • ローソク足

1日の取引での価格の上下を表す

色の違い(取引会社によって異なる)

緑色(青や黒の場合もある)は前日より上昇

赤色は前日より下落

緑色のローソク足赤いローソク足

上昇や下落の傾向はチャート上のローソク足を直線で結んで判断します。

サポートライン(価格上昇時のチャートの見方)

過去のローソク足の安値から引いた水平線をサポートラインと呼びます。

見方はとても簡単。価格の上昇が始まった付近の安値とその途中にある安値の2つを直線で結ぶだけです。

サポートライン

買い時は価格がサポートライン付近まで下がったときです。

なぜなら、価格が下がってきたとしても、サポートラインの付近では価格が再び上昇する可能性が高いからです。

逆にサポートラインを割り込むように価格が下がってきたら、価格は下落傾向になる可能性があるので注意です。

レジスタンスライン(価格下落時のチャートの見方)

サポートラインとは反対に、過去の高値から引いた水平線がレジスタンスラインです。

見方はサポートラインとは逆になります。下降が始まった付近の高値とその途中の高値を直線で結ぶことで完成です。

レジスタンスライン

価格が上昇していても、レジスタンスラインの付近では下落に転じやすいので注意してください。

レジスタンスラインを上に抜けるようなローソク足が出てきたら、下落は落ち着いたと考えて良いでしょう。

このようにチャートからも買い時かどうかを判断することは可能です。

仮想通貨の動向はチャートだけでは不十分

チャート-不十分-728

しかし、ビットコインはまだ歴史が浅いです。FXや株式投資で用いられるこれらの分析だけでは不十分な動き方をしています。

規制が厳しくなるといった、不安要因で価格が大幅に下がることは少なくはありません。

逆に金融危機などで買い注文が殺到すれば、価格が大幅に上昇することもあります。

チャートだけを見て買い時を判断するのは避けた方が良いです。

乱高下が起こる3つの理由

ビットコイン-価格変動-728

ビットコインはちょっとした要因で価格が変動しやすいです。

価格が急に落ちてパニックになっている人をニュースなどで見たことあるのではないでしょうか。

それではどのような理由で価格の乱高下を起こりやすいのでしょうか?

いくつか要因はありますが、絶対に知っておいて欲しい3点説明をします。

①取引額が少ない

取引額-少ない-728

ビットコインの時価総額は、ピーク時の2017年12月で約21兆円。対して日本の株式市場は約690兆円、アメリカの市場にいたっては約3630兆円(33兆ドル)です。

そのため市場に参加している人数も少なく、取引できる量も少ないです。

株式やFXなど、他の投資商材と比較すると、1BTC(ビットコインの単位)の反応はわかりやすくあらわれます。

たとえば、上昇傾向にあっても、高値での利益を確定する動きが増加すれば、売りの量の方が多くなります。結果、そのまま価格が急降下してしまうことが少なくありません。

②国ごとに法律が異なる

国-法律-異なる-728

ビットコインは全世界で取引が行われている通貨です。徐々に整いつつはありますが、各国での法整備がまだ十分ではありません。

政府による規制や金融危機が発生した場合には、ビットコイン価格への影響は予想できます。

過去には、中国でビットコインの取引を規制する動きがありました。取引を禁じられることで売りが殺到し、価格は下落しました

また、キプロスやギリシャ、ジンバブエで金融危機が発生した際には価格が上昇しました

自国通貨を保有するよりも、ビットコインをはじめとする仮想通貨を保有する方が安心なため、買い注文が増えたのです。

③価格調整をする機能がない

価格調整-できない-728

ビットコインはブロックチェーンによって管理がされているため、円やドルとは異なり流通量を管理する機能がありません。

株取引の場合は1日のうちで株価が極端に変動することを抑えるために、1日の取引内で株価の上限と下限が決まっています。

対して、ビットコインはどれほど価格が変動しても、価格の上限と下限がありません。

株とは異なり、価格の変動を止める手段がないため乱高下が起こってしまうのです。

ビットコインには適正価格がありません。価格は要と供給のみで決まっています。

市場参加者の動向のみで価格が決まるため、乱高下を操作する術がないのです。

ビットコインの買い時は?

ビットコイン買い時

ここまでビットコインの値動きと要因について簡単に説明をしてきました。それではどのタイミングでビットコインを買うべきなのでしょうか?

乱高下が激しいからこそタイミングは見極めないといけません。価格の変動が起こりやすいタイミングをまとめてみました。

価格が上がるタイミング

  • レジスタンスラインを上に抜けた時
  • 通貨危機が発生した時(しそうな時)
  • ビットコインを広めるための取組が普及した時

価格が下がるタイミング

  • サポートラインを下に抜けた時
  • 国家や政府が仮想通貨を厳しく取り締まる規制を制定した時
  • 取引所へのハッキングや詐欺事件などの懸念点が発生した時

ここで挙げたタイミングでは価格が変化を起こしやすいです。

上がりはじめを狙って買う、もしくは下げ止まりを狙って買うなど、1つの目安にしていただければと思います。

また、取引方法を使い分けすることも有効でしょう。

次の項目では、取引方法の説明を行います。

儲けたいなら知っておくべき!ビットコインの基本的な取引方法6選

ビットコイン-取引-728

ビットコインには取引を行う方法が大きく6つあります。それぞれメリットやデメリットがあるので詳しく見てみましょう。

成行注文

注文を出した時点での価格で取引が行われます。

成行注文

取引をしたい数量を指定するだけで、すぐに取引を完了できる点がメリットです。

どうしても今すぐにビットコインを手にしたい場合にはこの方法が最も最適と言えます。

しかし、一時的に上昇している価格で買ってしまったり、下落している価格で売ってしまうデメリットがあります。

ビットコインはまだ価格が安定していないため、成行注文を行うことは避けた方が良いでしょう。

指値注文

自分で価格と数量を指定して行う注文方法です。

指値注文

「1BTCが100,000円まで下がった場合に購入」「1BTCが120,000円まで上がった場合に売却」という注文方法です。

自分で価格を決めるため、予算に応じて買う価格を選べますし、欲しい利益にあわせて売る価格を選べます。

想定外の価格での売買が発生しない点がメリットです。

ビットコインでの取引をする際には最も無難な注文方法と言えます。迷ったら指値注文をすれば間違いないでしょう。

逆指値注文

その名の通り、指値とは逆の注文方法です。

指値注文は「1BTCが100,000円まで下がった場合に購入」「1BTCが120,000円まで上がった場合に売却」という注文方法でした。

逆指値注文

逆指値注文では「1BTCが100,000円まで上がった場合に購入」「1BTCが120,000円まで下がった場合に売却」のように、指値とは逆の注文をします。

例えば、1BTCを150,000円で買ったけど、価格が下落し、130,000円を切ってもまだ下落を続けているとします。

120,000円まで価格が下がった場合には売ることで、必要以上に損失を出さないで済みます(損切り)。

購入する場合は、上昇傾向になることを見込んで注文をするのです。

今までのチャートでは下落傾向にあったが、反転の兆しがあった際に上昇傾向に乗り遅れず取引をするための注文方法です。

IFD注文

最初の注文時に買いと売りの2つの価格を同時に指定できる方法です。

IFD注文

1BTCが100,000円になったら買って、もし120,000円になったら売るという取引ができます。

買う時に利益確定の注文を出せるので、時間がなくても、指定通りに勝手に取引を完了できる点がメリットです。

しかし、うまくいっている時は良いのですが、価格が下落した際には注意が必要です。下落時の売り注文を出していないと損失が発生してしまいます。

IFD注文では利益確定時の注文だけではなく、損切り用の注文を選ぶことも可能です。 

OCO注文

OCOはOne Cancels the Other意味しています。

2つの異なる注文を出し、片方の取引が完了したら、もう一方の注文はキャンセルされるというものです。

簡単に説明をしますと指値注文と逆指値注文を同時に出すことができるという意味です。

OCO注文

例えば1BTCを100,000円で買ったとします。「120,000円まで上がったら売りたいけど、80,000円まで下がったら早めに損切りをしたい」と考えている場合、OCO注文を出せばその条件をクリアできます。

利益確定と損切りをどちらもできる点がメリットです。

IFO注文

IFD注文とOCO注文を併せた注文方法です。

「1BTCが100,000円になったら買いたい。そして120,000円まで上がったら売りたいけど、80,000円まで下がったら早めに損切りしたい」という注文を行うことができるのです。

IFO注文

新しく買いたいというタイミングから売るタイミングまで、1回の注文で行うことができます。

 メリットデメリット
成行注文数量を指定するだけで取引がすぐに完了する想定しない価格での売買が発生する可能性がある
指値注文想定外の価格での売買が発生しない指定した価格にならないと取引が発生しない
逆指値注文損切りをすることができる
上昇トレンドに乗ることができる
指定した価格にならないと取引が発生しない
IFD注文指定した価格で売買をまとめて行うことができる下落時の売り注文がないと大きな損失が発生する可能性がある
OCO注文利益確定と損切りの売り注文を同時に出せる一時的に下落し、すぐに反転した際には損失だけ発生し利益は出ない
IFO注文買い注文と利益確定と損切りの売り注文をすべて同時に出せる一時的に下落し、すぐに反転した際には損失だけ発生し利益は出ない

このように目的に応じて取引をすることは可能です。

中にはちょっとしたテクニックを必要とする取引方法もありますので、初めて取引を行う際には指値取引がオススメです。

ビットコインの歴史

ビットコイン-歴史-728

2009年に誕生したビットコイン。現在に至るまでどのような価格の変動を起こしてきたのでしょうか。

起こった事象と併せて相場価格の推移を追ってみたいと思います。

()内は年内の最高値

2009年:ビットコインの誕生(1BTC=約0.1円)

ビットコイン誕生-728

2008年の10月にSatoshi Nakamotoがビットコインに関する論文を発表しました。

それから約3ヶ月後の2009年1月。ビットコインの最初のブロックチェーンが誕生します。

そして、9月に初めてドル(法定通貨)との交換が行われました。その時のレートは1BTC=約0.1円でした。

2010年:1万ビットコインとピザ2枚を交換(1BTC=約7円)

ビットコイン-ピザ

5月に初めて実店舗との間で交換が行われました。

内容はピザ2枚と10,000BTC(当時1BTC=0.2円)です。

7月にはMt.GOX(マウントゴックス)社が取引をスタートし、徐々に参加者が集まってきます。

2011年:TIMES誌で取り上げられる(1BTC=約1,400円)

TIMES誌-ニュース-728

4月、アメリカのTIMES誌で初めてビットコインに関する特集が組まれました。大手メディアに取り上げられ、初めて世間から注目を集めます。

ドルや電子マネーなどの現在の通貨と比較して、優れている点を説明する内容で、今まで手を出していなかった人が参加をするきっかけになりました。

前年10円にも満たなかったビットコインの価格はこの年に初めて1,000円台を突破しました。

2012年:最初の半減期(1BTC=約1,000円)

ビットコイン-半減期

4月に仮想通貨は違法行為に用いられる可能性が高いという内容のFBI資料が流出しました。

不安が高まった影響で、価格は約400円台へ落ち込みます。

11月にビットコインのマイニング報酬が半額になる、半減期が初めて訪れました(50BTCが25BTCになりました)

報酬の受け取り手からすると、急に金額が半分になるのは困ります。そのため、ビットコインの価格が上がることで価値を上げ、帳尻を合わせる動きがあるのです。

1BTC=1,000円であれば、50BTCで50,000円となります。

価値が半分(1BTC=500円)になると、50BTCの価格は25,000円です。1BTCの価格が仮に1,200となれば、25BTCは30,000円です。このように価値がそのまま半分にならない現象が発生しています。

2013年:キプロス危機が発生(1BTC=約127,000円)

キプロス危機-728

3月に発生したキプロスでの金融危機によって価格が上昇します。

キプロス国内の銀行が閉鎖され、自国通貨(ユーロ)への信用が下がりました。結果、通貨の預け先として、ビットコインが注目を集めます。

11月にはFRB(連邦準備制度理事会)のバーナンキ議長(当時)がビットコインの存在を認める発言をしました。

この時にもビットコインの価格は上昇し、12月には当時としては初めて10万円台を超えました。

しかし、史上最高値をつけた同日に中国は金融機関によるビットコインの取扱を禁止にすると発表。

中国取引所は自主的にサービスを中止しました。

2014年:マウントゴックスでの盗難事件(1BTC=約64,000円)

ビットコイン下落-728

2月にビットコインの盗難事件が発生します。被害に遭ったのは当時世界で最大の取引シェアを占めていたMt.GOX社。

約470億円の現金が消失してしまいました。また、4月には中国銀行がビットコインの取引所口座を閉鎖することを発表。

前年は10万円台の値をつけたビットコイン。しかし、この年は今後への不安材料が多かったようです。

価格は最低で1万円台まで落ち込み、3~5万円台で落ち着きました。

2015年:ギリシャのデフォルト(1BTC=約53,000円)

ギリシャデフォルト-728

6月に発生したギリシャでのデフォルト問題。キプロス危機と同様にこの時もビットコインの価格は上昇しました。

出金に時間がかかる自国通貨(ユーロ)と比較して、容易に出金ができ、価値も信頼ができるビットコインへ流れた結果です。

また、11月には中国で銀聯カードでの引き出し額が下がりました。今まで1日に1万元(当時レートで19万円)だったものが年間で10万元(1日あたり約270元)になったのです。

そのため、銀聯カードの代わりに国外への送金ツールとなるビットコインの価格は上昇しました。

2016年:ビットコインでの決済が普及(1BTC=約66,000円)

ビットコイン-普及-728

2016年には通販・レンタル事業を手がけるDMM.comにおいてビットコイン決済の受付を開始。その他にも、ビットコインが決済に活用されることが増加しました。

また、この年は2度目の半減期がありました。ビットコインの価格は2012年と同様に上昇しました。

2017年:史上最高値の200万円台をつける(1BTC=約2,200,000円)

5月に個人に投資をできるサービス、VALUがローンチされました。

VALUはビットコインを必要とするサービスなので、今まで買っていなかった人も参入するようになります。これを機にビットコインを購入する方が更に増えました。

10月、日本では金融庁が仮想通貨の取引所を運営する企業を登録制にすると発表。法律が徐々に制定されることで安心感が増し、徐々に参加者が増えていきます。

更に、12月にはビットフライヤーなどの取引所がCMでの露出を始めます。より多くの人へビットコインに関する情報が伝わるようになりました。

このように多くの新規参入があったことで、価格は一時期200万円を超えるまで高騰しました。

2018年:コインチェックのハッキング事件(1BTC=約1,700,000円)

ビットコイン-ハッキング-728

1月に日本の取引所であるCoincheckがハッキング被害に遭いました。被害額は約580億円。2014年のMt.GOX事件に次ぐ、二例目の大規模な盗難被害です。

被害に遭ったのはビットコインではありませんでしたが、仮想通貨への懸念から価格は下落しました。

とはいえ2017年には200万円台をつけたビットコイン。注目が集まっていることもあり、無価値になるほどの大幅な下落は起こりませんでした。

ビットコインの今後

ビットコイン-未来

通貨は信用で成り立っている

通貨-信用-728

通貨の価値は信用で成り立っています。

もともとは金や銀のようにどこでも価値が認められているものが通貨として利用されていました。

しかし、金や銀は持ち運びやわけることが困難です。そのため、それらと交換できる保証がある通貨を発行し、取引が行われるようになりました。

しかし、今では金と交換せず、誰もが1000円であれば1000円分の価値を紙幣に見出しています。このように円(通貨)に信用があるからこそ取引が成立しているのです。

ビットコインは普及するのか?

ビットコイン-普及-728

円を例に説明した通り、通貨の価値は信用によって成り立っています。

現在は国家はもちろんのこと、市場参加者も手探り状態のため、ビットコインの信用はまだはっきりしていません。

現在は価格の乱高下も激しいビットコインですが、国の整備が固まり、参加者の経験が深まることで価格は安定してきます。

相場が安定し、市場参加者が更に増えれば、日本国内でも普及することは容易に想像できます。

そうなれば、ビットコインで取引をできる店舗も増えてくるでしょう。

現金と異なり、ビットコインには実態はありません。しかし、電子マネーでの決済が当たり前になっている現状を考えれば、仮想通貨での取引も一般的になるのが想像できます。

ビットコインを用いた取引が一般的になっても不思議ではないのです。

ビットコインはバブルなのか?

ビットコイン-バブル-728

2010年には1BTCあたり10円にも達していなかったビットコイン。

2014年頃からは数万円台の価格で取引されるようになり、2017年には史上最高値の220万円を記録しました。

およそ7年で約20万倍以上の価格をつけているのです。

この結果だけを見ていると、「ビットコインはバブルだ!」という声もわからなくはありません。今から買っても遅く、これからは下落の一途を辿るのではないか?

しかし、私はそうは思いません。過去のバブルと呼ばれる現象は実態のないお金を用いて行う取引(レバレッジ取引)によって発生しました。

一方でビットコインは参加者が増えたことで価格が上がっています。注目度が上がっていることで価格が上昇しているのです。

今後も参加者は増えることが予想されます。価格が上昇する可能性は十二分にあるでしょう。

ビットコインのチャートのまとめ

  • 取引方法は指値注文がオススメ
  • 乱高下が激しいのでチャート分析だけでの取引には注意
  • 乱高下の要因は「取引額が少ない」「規制が整っていない」「価格調整できない」の3点
  • 価格は国際情勢に左右がされやすい
  • 2017年に史上最高値の約220万円を記録
  • ビットコインは決済として今後普及する兆しがある
  • ビットコインの価格上昇はバブルとは言えない
  • 今後、価格は更に上昇する可能性がある