「アルトコイン」と「アルトコインシーズン」の見出しが付けられた記事が減少しているとのデータが話題となっています。
これは10月現在、アルトコインへの期待感が薄れている一つの証拠になります。
After surging between June and September to an all-time high, mentions of altcoins and altseason in crypto headlines have quickly crashed to an all-time low. pic.twitter.com/UQNMytzsjd
— The TIE (@TheTIEIO) October 6, 2019
「アルトコインシーズン」は終わった?
The TIEによって行われたこのリサーチは、ニューヨークタイムス、コインデスク、フィナンシャルタイムスなどの各メディアを参照にしています。
2019年6月から8月にかけて、「アルトコイン」「アルトコインシーズン」とタイトルに付けられた記事はすべての期間で最も多く、アルトコインへの期待が寄せられていたことがうかがえます。
しかし、10月現在は全期間中で最低に落ち込んでいます。
記事の見出しは、市場の盛り上がりの指標にもなるため、アルトコインへの期待が薄れていることが表れているのかもしれません。
今後の鍵はXRPなどのアルトコインが握ることを示唆するレポートも
しかし、期待が下がったにもかかわらず、アルトコインはまだまだ市場を驚かせる可能性があります。
プロトレーダーのピーター・ブラント氏は、「XRP/BTCは底打ちした」とツイートしたことで、今後はアルトコインが盛り返すのではとの予測もあります。
There is some chart evidence that $XRP is bottoming against $BTC $XRPBTC pic.twitter.com/TfvIbClTdP
— Peter Brandt (@PeterLBrandt) October 4, 2019
10月8日現在、再びリップル(XRP)が30円台に吹き返したほか、イーサリアム(ETH)やビットコインキャッシュ(BCH)などのアルトコイン価格は上昇傾向にあります。
また1か月後にはリップル社が開催する年に1度の大規模イベントSwell2019に向けた価格上昇への期待もあります。
今後再びアルトコインシーズンは訪れるかは定かではありませんが、データが示すほど期待がれているとは言えなさそうです。
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