先日コインプラスでは、「ビットコインは金に勝るか」という題名で、ビットコイン価格と金の相関関係について報じました。
今回は2019年9月5日に仮想通貨アナリストDr. Bruce Ngによって公開されたビットコインの価格分析レポートをお送りします。
ビットコインをストック・フロー値で分析
今回のレポートでは、仮想通貨アナリストである「PlanB」によって提案された「ストック・フロー」評価モデルについて検証し、このモデルに基づいたビットコイン価格の今後の予想を分析しています。
ビットコインのストックフローモデルとは、ビットコイン価格の現在の循環供給量を年間生産量で割ったものです。
Dr. Bruce Ngは、ストック・フロー評価モデルを「最も具体的かつ正確な仮想通貨の評価モデルの1つ」とし、以下のような分析を行なっています。
ビットコイン価格は2020年の半減期以降、500万円から1000万円に?

上記のチャートでは、金のストック・フロー値は62です。
今日の生産率で言えば、世界で採掘された金の現在の供給を再現するには62年かかります。
実際、この指標に基づくと、金は銀よりも3倍近く多く、銀の現在のストックフロー値はわずか22です。
さて、ビットコインのストック・フロー値どうでしょうか?
正解はおよそ27です。
この値に厳密に基づくと、現在のビットコインの供給を再現するには27年かかります。
ストックフローモデルによればビットコインの価格は2020年の半減期後に「50,000ドル(約500万円)〜100,000ドル(約1,000万)」のあいだまで上昇すると分析しています。
また過去の予想値では、実際の価格を上回っていることにも指摘し、「予想価格に達したら時価総額は920億ドルから1.8兆ドル」まで伸びることを言及しています。
2020年の半減後、ストックフローモデルでは50,000ドルから100,000ドルの間のビットコイン値を予測してます。
さらに、過去の全てのピーク価格おいて、短時間モデルの予測最高値を上回っています。
今回の価格分析は、次の半減期の2020年5月まで予想の範疇にすぎないです。
しかし、これまでの過去の予測値が実際の価格を上回っていたことや、バイエルン州立銀行の価格予想とほぼ同じ価格(約960万円)が算出されていることを考慮すると、今後の価格の大幅上昇に期待ができそうです。
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