ビットコインは2019年10月7日現在、84万円台を推移しています。1BTC=約84万円ということです。
ビットコインに馴染みのないユーザーがこの価格を見ると、「こんなに高いの?」と思ってしまうかもしれません。
実際のところ、多くの仮想通貨ユーザーが知っているように、仮想通貨は1BTC以下の端数から取引ができます。
著名ビットコイナーのDr. Bitcoinは、この一般ユーザーから見た価格の違和感をなくすためには、表示単位を「ドル/ビットコイン」ではなく「ドル/Satoshi」に変更すべきだと助言しています。
ビットコインの表示価格の変更を促す
ビットコインには、最小通貨単位は0.00000001BTC(1億分のBTC)で、1Satoshi(サトシ)とも呼ばれる単位があります。
このSatoshiは、ビットコインの開発者ナカモト・サトシから名付けられました。
0.00000001BTCは10月8日現在、0.0084円です。
If major exchanges/fiat onramps were to switch from $/₿ to $/sats, people would be far less hesitant when considering dipping their toes into Bitcoin. Unit bias is incredibly powerful and we all underestimate how it affects the average retail investor.
— Dr. Bitcoin, M.D. (@DrBitcoinMD) October 4, 2019
もし主要な仮想通貨取引所の表示形式が「$/BTC」ではなく、「$/Satoshi」に変更したら、より多くの人が抵抗なくビットコイン取引に参加できるよ。
一方で表示価格をSatoshiに変えるのはまだ早いと唱える人たちもいます。
なぜなら単位が小さすぎて一回の取引を実行できないからです。また現在ですら、安価なアルトコインでさえ、買い手にとっては魅力にならないことも多いからです。
各取引所ごとの最低価格は?
日本の仮想通貨取引所では、最小単位が決められており、実際は1Satoshiごとの取引ができる取引所はありません。
日本で仮想通貨を一番安い単位で購入できる取引所はGMOコインの83円で、約1000Satoshiにあたります。
取引所名 | 最小売買単位 | 最低限必要な金額 (1BTC=83万円のとき) |
---|---|---|
![]() | 0.0001BTC | 約83円 |
![]() | 500円分のBTC | 約500円 |
![]() | 0.001BTC | 約830円 |
![]() | 0.001BTC | 約830円 |
![]() | 0.001BTC | 約830円 |
表示価格が変更されることで、仮想通貨の参入者が増えるかどうかは懐疑的ですが、今よりもっと通貨の計算がしやすくなることは確かでしょう。
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