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2019年8月29日
要約 ・今年中にビットコインが2万ドルに到達する可能性については、93%が「あり得ない」と回答 ・ビットコインの機関投資家はどこを探しているのか?
新しい市場データによると、ビットコイン価格は1万ドル周辺で落ち着いており、2019年に大規模な強気市場が出現する可能性はほとんどない。
分析リソースのSkewによると、機関投資家は今年の残りの期間におけるビットコイン価格の見通しについて、更に弱気になっている最新のコホート(集団)です。
大手デリバティブ業者であるLedgerXとDeribitからのデータを基に、BTC/USDが2020年までに2万ドルに到達する可能性はわずか7%であると結論付けたチャートをSkewは作成しました。
ビットコイン価格がここ数ヶ月で13,800ドルに達しているにも拘らず、(2万ドルに達する)可能性は2019年が進むにつれて低下しています。
このようなビットコインの軌道を変える可能性があるのは、ビットコインETFの上場許可が下りるかどうかに関する、10月の米規制当局の決定くらいです。
Skewは、「SEC(米証券取引委員会)が審査中のETF申請が2件あるので、10月はビットコインにとって最も興味深い月になるはずだ」と8月26日のTwitterでまとめました。
Bitcoinistの報告によると、アメリカでは3件のETF申請が審査されており、3件目の最終決定が更に遅れる可能性が高いです。他の2件については、延長期間がほとんど終了しているため、SECはこれら申請を最終的に承認または却下しなければなりません。
これまでビットコインETFが承認されないという状況は、ビットコイン市場を下降させてきましたが、一方で判断延期はそれほど深刻ではない様々な結果をもたらしてきました。
このような状況にも拘らず、これらの予測はいくつかのビットコイン業界の楽観的な価格予測と一致しています。ビットコインに強気なアセットマネージャーとして有名なTom Lee氏は、2019年末までにビットコインの最高値記録が更新される可能性があると述べました。
同氏は先週、FOX Businessに対して「ビットコイン価格が年末までに大幅に上昇し、史上最高値を更新する可能性すら秘めていると私は思っています」と語りました。
一方でSkewは、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)グループのビットコイン先物取引の未決済建玉の半分以上が間もなく決済されるという、ビットコイン市場を動揺させる短期的なイベントについても強調しています。
また、伝統的には市場にとって決定的なイベントであり、未決済建玉の決済は、ビットコインにとって上昇圧力ではなく、下降圧力となる可能性が高いとアナリストは推測しています。
「これらのポジションの一部は解消されますが、機関投資家たちは8月に他のポジションに探しています」と警告するツイートもあります。
先物市場は今年、さらに発展し、競争が激化していくでしょう。Bitcoinistが指摘しているように、8月はBakktが現物決済のビットコイン先物取引を提供し始めるための、待ちに待った承認をアメリカの規制当局から獲得しました。
また、7月にはCMEが、2017年12月のサービス開始以降、200万件の取引を達成しています。
参考 BITCOIN PRICE COULD SHIFT FROM $10K AS FUTURES AND ETFS SWAY MARKETS
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勝田 健太郎(かつた けんたろう)
慶應義塾大学法学部卒業。仮想通貨情報メディア・コインプラスの編集者。2017年末に仮想通貨を始め、大暴落にともない一時撤退。2018年8月より仮想通貨投資を再び始め、守りの姿勢を大事にしながら、日々仮想通貨の勉強に励んでいます。自身のトレード経験と、1年間で 250本の仮想通貨記事 を書いてきた知見をもとに、損をしない取引をお教えします。連絡先:k.raccoon5150@lecotox.net。
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