私たちが理解しているように、ブロックチェーン技術には複数の用途があります。
その証拠に家具量販店の大手イケアはイーサリアム上での取引を開始しました。
イケアとイーサリアム
家具量販店イケア・アイスランド(IKEA Iceland)が、イーサリアム上での商業取引を行いました。
イーサリアムブロックチェーンに請求書がまとめられ、支払いは仮想通貨で発行されました。
イーサリアムは、スマートコントラクト機能で頻繁に求められており、新しいコインや分散アプリケーションを構築するための主要なブロックチェーンの1つになっています。
懸念点はイーサリアムの送金速度と高いガス
残念ながら、イーサリアム共同設立者のVitalik Buterin氏によると、イーサリアムネットワークは近年非常に高いガス価格と遅延する送金時間が問題となっています。
この取引は、米国に本拠を置くブロックチェーン企業のTrade Shiftと呼ばれる会社によって開始されました。
またフィンテック企業のMonerium社は「仲介者」として、イーサリアムでの取引を監視し、両企業が会費を受け取ることを保証しています。
アイスランドはブロックチェーン・仮想通貨業界をリードするか
今年初め、アイスランド政府は、国の通貨であるクローナのデジタル化を許可する新しい法律を発表しています。
イケアの取引で使用されたのは、Monerium社で開発されたクローナのデジタル化された電子通貨でした。
インターネット上では、「5年-10年もすればイーサリアム決済がどこでもみられるようになるんじゃないか」などの期待を寄せたコメントが集まっています。
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