先週後半、韓国のゲーム業界の規制を担当するゲーム物管理委員会(GRAC)は、NodeBrick社が開発したゲーム「Infinity Star」の評価を拒否しました。
GRACレーティングを取得していないゲームは、韓国では配布できません。
韓国ではdAppsは遊べない?
ブロックチェーンコンサルタントのミラ・キム氏は以下のように語っています。
韓国の多くのゲーム会社はすでにdAppsアプリ(ブロックチェーンを利用したアプリ)に多額の資金を投入しており、仮想通貨に対する政府の立場は実際には将来軟化するだろうと予想しています。
正直、この決定がどうなるかわかりません。
GRACは、韓国のユーザーが海外でリリースされたブロックチェーンゲームをプレイするのを止めることは無理であると認めており、「この決定は、ブロックチェーンテクノロジーを使用するゲームを全面的に禁止するものではない」と答えています。
現在Infinity Starは英語・日本語・中国語・台湾語・韓国語に対応しており、日本国内においてもプレイできます。
https://twitter.com/Infinitystar_JP/status/1186974515051368449
拡大するdAppsゲーム市場
「dApps市場」の2018年売上高が7,300億円到達するなど、すでに2009年にiPhoneアプリ市場の「App Store」が記録した、年間売上高4,600億円を上回っています。
日本でもマイクリプトヒーローズなどのdAppsが人気を博しています。
今後日本に影響が及ぶかは定かではないですが、韓国は市場規模の拡大するブロックチェーンゲーム業界への扉を閉ざしてしまったようです。