「次のビットコインは何か」
「次のイーサリアムは何か」
投資家は10倍、20倍になる可能性がある「次のビットコイン」を探しています。
しかし、ビットコイン教育者のアンドレアス・M・アントノプロスは「次のビットコインはビットコインだ」と分析します。
2019年7月2日にギリシャのアテネで開催されたビットコイン・ブロックチェーンミートアップの動画を紹介します。
「ビットコインは死なない」
2009年にビットコインが生まれた環境というのは、「政府じゃなくてネットで管理をするお金を作ろう」と言っても「そんなの無理だよ」と否定される時代でした。
100倍になると知っていたら、みんな投資していました。
多くの人が投資するものとわかっていたら、今すぐ売り抜けようと思います。
2019年現在、ビットコインバブルを経験していない多くの人が「次のビットコイン」を探しています。
しかし、アントノプロス氏は「次のビットコイン」など存在せず、ビットコインを代替するものはないと述べます。
異なる動機、国籍、言葉を持つ人たちが、ビットコインという一つの「コア」に参加している限り、ビットコインはなくならないのです。
ビットコインが置き換えられる可能性は本当にないのでしょうか?
つぎのビットコインが現れるには、まずビットコインに「誰も直したくない」と思うほど欠陥が見つかる必要があります。
Googleは21番目の検索エンジンでした。
Googleは先にあった20個の検索エンジンが失敗するまで待っていました。
誰がAltaVista(アルタビスタ)という検索エンジンを知っていますか?誰が未だにAltaVistaを使っていますか?
すでに市場を占有しているものを、誰も置き換えることはできないのです。