
・Amazon以外でもビットコイン決済ができるところはあるのか
こんな疑問を解決できる記事になっています。
結論からいうと、Amazonではビットコイン決済はできません。
しかしアメリカでは間接的にAmazonでビットコインを使える方法が出てきています。
今後日本でも使えるようになるかも含めてこの記事で追っていきましょう。
目次
【結論】Amazonで直接ビットコイン決済はできない
2020年4月時点、国内外問わずAmazonではビットコイン決済サービスを導入していません。
そのためAmazonサイト内の決済方法にビットコイン決済はないのです。
【米国限定】ビットコインでAmazon(Amazon.com)の商品を手に入れる方法
アメリカでは間接的にではあるが、ビットコインとAmazonの商品が交換できるサービスが増えています。
ここでは3つのサービスを紹介しましょう。
2020年4月時点、サービス提供範囲はアメリカを中心とした一部地域のみで、日本国内では使えないため要注意です。
Moon(ムーン)
Moon(ムーン)はブラウザ拡張機能により、ビットコインなどの仮想通貨でAmazonでの決済を実現させているサービスです。
この拡張機能があると、Amazonの支払いページでウィジェットが起動し、暗号通貨でいくら払うのかを指定できるようになります。
対応ブラウザはGoogle ChromeとOpera、Brave。
現在はアメリカとカナダでのみ利用できますが、先々にはヨーロッパでも展開する予定です。
決済可能銘柄
Moon(ムーン)で決済できる銘柄は下記の4種類です。
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- イーサリアム(ETH)
支払い方法
2つの方法で支払いができます。
- ライトニングネットワーク上で動作するBitcoinウォレットで支払い
- Coinbaseのアカウントの仮想通貨残高での支払い
Fold(フォールド)
FOLD(フォールド)は、ビットコインのライトニングネットワークを利用した少額決済が可能なサービスです。
本人確認(KYC)のプロセスの必要なく、匿名で気軽にビットコイン支払いをすることができます。
より多くのユーザーが匿名で気軽に支払いができる点が特徴。
現在はアメリカを中心にサービス展開していますが、支払い先によってはイギリスやアイルランド、オーストラリアなどでも利用できます。
Amazonに加えて、サウスウエスト航空やホールフーズ・マーケット、スターバックスなどで決済ができます。
決済可能銘柄
Fold(フォールド)が使えるのはビットコイン(BTC)のみです。
支払い可能店舗
2020年4月現在、Amazon以外の以下の店舗・企業で使用できます。
- Starbucks(スターバックス)
- Uber(ウーバー)
- Whole Foods(ホールフーズ・マーケット)
- Dunkin’ Donuts(ダンキンドーナツ)
- Home Depot(ホーム・デポ)
- Southwest Airlines(サウスウエスト航空)
Purse(パース)
伝えたいこと:
Amazonギフトカードを仮想通貨へ換金したい人と、Amazonの商品を買いたい人を結びつける仕組み。
参考サイト:https://bitdays.jp/news/6526/
→Amazonの決済サービスがビットコインキャッシュに対応!お得なキャッシュバックも
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Purse(パース)はAmazonギフトカードを仮想通貨に替えたい人と、Amazonの商品購入をしたい人を結びつけるサービスです。
Amazonで買いたい商品がPurseにアップロードされると、それをAmazonギフトカードを持っている人が代理購入することでサービスを実現させています。
決済可能銘柄
Purse(パース)で決済できる銘柄は下記の2種類です。
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
特典
ビットコインキャッシュ(BCH)へ換金すると、最大35%の割引だけでなく10ドルのキャッシュバックが受けられます。
日本のAmazon(Amazon.co.jp)でビットコイン決済はできるようになる?
先に紹介した「Moon」は日本での展開も目指しています。(2019年4月時点)
ムーンの創業者兼CEOのケン・クルーガー氏は、コインテレグラフ日本版の取材に対して「日本市場にも進出したい」と発言。今後数カ月は米国市場に集中するが、「日本は将来的には拡大するはずの市場であり、個人的にもその機会を楽しみにしている」と述べた。(出典:コインテレグラフ)
またAmazonに加えて、ターゲットやeBayなどのアメリカで人気のECでも取引できるようにする計画があるようです。
Moonが利用するライトニングネットワークでは、ビットコイン決済時の取引スピードの高速化や手数料の高額化の解決、マイクロペイメント(少額決済)の実現が可能になります。
将来的には、日本のAmazonでもビットコインで少額決済ができるようになるかもしれませんね。
まとめ
Amazonでビットコインが直接使えるようになれば、ビットコインの流通量はさらに上がって行くでしょう。
現在は間接的に使えるサービスのみですが、今後のどのようにサービスの幅が拡がるのか楽しみですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。