
- 仮想通貨を始めたいけれど何を準備すればいい?
- 仮想通貨を始める前に投資額やリスクを知りたい!
- 仮想通貨投資ってほんとに儲かる?
前半で仮想通貨を始める前の準備方法を説明し、後半で初心者でも仮想通貨で儲けるコツを解説します。



今すぐ仮想通貨を始める前に必要な準備を知りたいという人は「仮想通貨の取引を始める準備は3STEP」に目を通してみてくださいね。
目次
仮想通貨を始める前に知りたい!仮想通貨は実在しないデジタル通貨
仮想通貨は実在しないデジタル通貨で、2019年現在では約2000種類以上の通貨があります。
特にビットコインは時価総額が第1位なので1度は耳にしたことがあるかもしれません。
仮想通貨の中でビットコインは基軸通貨と呼ばれ、ビットコイン以外の通貨はアルトコインに分類されます。



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仮想通貨の取引を始める前に押さえるべき注意点は3つ
仮想通貨の取引を始める前に押さえるべき注意点は以下の3つです。
- 20歳未満の未成年は国内取引所に登録できない
- 仮想通貨投資は20万以上の利益が出たら確定申告が必須!
- 仮想通貨投資はあくまで投資なので勉強が必要
1. 20歳未満の未成年は国内取引所に登録できない
20歳未満の未成年は日本国内の取引所で仮想通貨取引ができません。
5-⑦.営業行為関連規則
仮想通貨交換業に関する 自主規制の概要について
勧誘・広告:仮想通貨の価格変動状況に鑑み金融商品取引法を参考に規定
勧誘開始基準(適合性原則、高齢者・未成年者に対する勧誘の制限等)出典:金融庁公式HP「仮想通貨交換業に関する 自主規制の概要について」より一部抜粋
一部の海外取引所では未成年でも口座開設が可能ですが、事前に親の同意を得ることが望ましいでしょう。



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【20歳未満の未成年はコインチェック(Coincheck)で口座開設は不可!】18歳以上なら海外取引所の一部は可能
20歳未満の未成年は国内の仮想通貨取引所で口座開設はできず、コインチェック(Coincheck)も登録不可です。海外取引所は18歳以上の未成年が口座登録できますが、日本語に非対応なのでおすすめしません。
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2. 仮想通貨投資は20万以上の利益が出たら確定申告が必須!
(出典:国税庁HP)
仮想通貨の投資額を考える上で注意すべきなのは投資の収益にかかる税金です。
仮想通貨で得られる収益は雑所得に分類されます。
サラリーマンが仮想通貨投資をする場合、20万円以上の利益を出すと確定申告が必要です。
仮に雑所得が20万円以上にもかかわらず確定申告を怠ると脱税を疑われるので注意しましょう。



もっと詳しく税金について知りたいという人は以下の記事を見てくださいね。
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【サラリーマンの仮想通貨投資】税金計算の方法と経費について知りたいサラリーマン向け
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3. 仮想通貨投資はあくまで投資なので勉強が必要
仮想通貨の投資は「億り人」のように成功すると、大きな利益を手に入れるチャンスがある投資です。
一方で、取引ユーザーの中には「心理的かつ体力的に厳しい」と投資を断念する人もいます。
なぜなら、仮想通貨の市場は24時間365日取引可能で、激しい価格変動があるからです。
初心者で今から仮想通貨投資を始めたい!という人は十分に投資の勉強や準備をして始めましょう。



どうやって勉強したらいいの?
まずは手軽に仮想通貨の投資に関する本を読んでみるのがおすすめです。



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仮想通貨の取引を始める準備は3STEP
仮想通貨の取引を始める準備は以下の3STEPです。
- 仮想通貨への投資額をいくらにするのか決める
- 2つ以上の取引所に登録する
- 【買いたい通貨に分散投資】取引方法は現物取引がおすすめ
1. 仮想通貨への投資額をいくらにするのか決める
仮想通貨への投資額は余剰資金をもとに決めましょう。
余剰資金とは?
生活費や必要なお金を差し引いた金額
余剰資金は仮に手元から消えたとしても、生活に支障が出ない範囲のお金です。
仮想通貨は価格変動が激しいお金なので、投資額にはくれぐれも注意しましょう。



5,000円で仮想通貨の投資ができるかな。



2. 【2つ以上の仮想通貨取引所】に登録する
仮想通貨の取引を円滑に進めるために2つ以上の取引所に登録しましょう。
取引口座を2つ以上用意することで、取引方法や取り扱い通貨で最適な取引所を選択できます。



取引所名 | 初心者向き | 通貨数 | 取引方法 | 手数料 無料 |
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![]() ![]() | ◎ | ◎ | △ | ◎ |
![]() ![]() | △ | ○ | ◎ | ◎ |
![]() ![]() | ○ | △ | ◎ | ◎ |
- 取引通貨数が15種類!コインチェック(Coincheeck)
- アルトコインのレバレッジ取引が豊富なDMM Bitcoin(DMMビットコイン)
- 大手GMOグループ運営で安心なGMOコイン



3.【買いたい仮想通貨に分散投資】取引方法は現物取引がおすすめ
仮想通貨の投資ではリスクを抑えられる分散投資で仮想通貨を購入しましょう。
分散投資とは?
購入する通貨を1種類に限定せず、2~3種類の仮想通貨を購入する方法
分散投資で購入した仮想通貨は現物取引がおすすめです。
なぜなら、現物取引は投資額以上の損失が出ず、1つの通貨価格が下がっても損失を抑えられるからです。
投資のリスクを分散させた安全な取引を心がけましょう。



仮想通貨の取引所への登録方法
仮想通貨の取引所への登録方法は以下の3STEPです。
- パスワードとメールアドレスを決める
- 基本情報の入力と本人確認書類を登録
- 郵便ハガキの認証コードを入力
1. パスワードとメールアドレスを決める
取引所での口座開設にはメールアドレスとパスワードが必要です。
取引所からメールが届くので案内に従って、仮登録をしましょう。
パスワードは最低10桁以上だと他人に推測されにくいので安心です。
2.基本情報の入力と本人確認書類を登録
仮登録には基本情報の入力と本人確認書類を提出します。
本人確認書類を携帯電話で撮影し、写真をアップロードしましょう。
本人確認書類は以下のような写真付きの書類がおすすめです。
顔写真付きの本人確認書類
- 運転免許証
- パスポート
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 住民基本台帳カード(写真付きのものに限る)
3.郵便ハガキの認証コードを入力
取引所の審査に通ると、登録した住所にハガキが届きます。(画像はⅮMM Bitcoinの郵送ハガキ)
マイページにログイン後、ハガキに記載された認証コードを入力すると口座開設が完了します。
すぐに取引したい場合、「日本円を入金」しましょう。
入金先は各取引所から指定される振込先で、入金額が反映されるまでには数日かかる場合があります。
仮想通貨投資を始めるメリットは3つ
仮想通貨の投資を始めるメリットは以下の3つです。
- 【24時間365日】いつでも取引ができる
- 初心者にも安心な少額の500円から取引できる
- 値動きが大きいので儲けるチャンスがある
1. 【24時間365日】いつでも取引ができる
仮想通貨取引は24時間365日取引が行われています。
一方で、株取引は平日9時から15時までで休日や年末年始は休みです。
株取引と比較すると、仮想通貨取引は忙しい人でも好きなタイミングで取引できます。
ただし、仮想通貨も取引所によっては取引サイトのメンテナンスがあるので注意しましょう。
2. 初心者にも安心な少額の500円から取引できる
仮想通貨取引は500円から取引ができます。(大手取引所のコインチェックの場合)
投資金500円で500円分の通貨を購入すると、仮に通貨の価格が下落しても500円以上の損失がありません。
よって、価格変動が激しい仮想通貨で取引したいけれど借金が怖い人にも安心です。
ただし、通貨の購入資金は必ず余剰資金で行いましょう。
3. 仮想通貨は値動きが大きいので儲けるチャンスがある
仮想通貨の市場は値動きが大きいです。
特にアルトコインは偽物や取引価格が安い通貨も多い一方で、大幅な価格上昇の可能性もあります。
実際、時価総額第3位のリップルの価格は2017年1月から2018年1月までの1年間で約500倍以上に上昇しました。
仮想通貨取引所ごとに取り扱うアルトコインが異なるので、自分に合う取引所を選んでみましょう。



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仮想通貨投資を始めるデメリットは3つ
仮想塚投資を始めるデメリットは以下の3つです。
- 【24時間365日】取引があるので価格変動が激しい
- 仮想通貨投資の利益にかかる税率が高い
- 取引所がハッキング被害に遭う恐れがある
1. 24時間365日取引があるので価格変動が激しい
仮想通貨の取引は24時間365日休むことなく続いています。
取引ユーザーは取引チャートを気にしすぎたり、取引時間を確保できずに損してしまったりと様々な失敗パターンがあります。



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2.【仮想通貨の利益は税率が高い】累進課税が適用される
仮想通貨で得る利益は雑所得に該当し、20万円以上で課税対象になります。
所得税の計算方法
- 給与所得+仮想通貨で得る雑所得の合計金額を算出
- 1の合計金額に応じて所得に対する税率が異なる(累進課税)
- 累進課税は所得額が増えるほどに支払う税金額が上がる仕組み
例えば給与所得が300万円で仮想通貨投資の雑所得が30万円である場合、合計金額が330万円です。
所得が330万円以上695万円以下だと、税率10%が適用されるので控除額が97,500円です。
ただし仮想通貨を取引せずに保有しているだけの場合、課税対象になりません。



3. 取引所がハッキング被害に遭うリスクがある
仮想通貨の取引所がハッキング被害に遭うリスクがあります。
2014年2月に世界初のビットコイン流出事件が起き、約470億円の被害が出ました。
事件当時のマウントゴックス社(MTGOX)は、世界のビットコイン取引量の70%を占めていました。
沢山の通貨が集まる取引所は狙われやすいので、購入した通貨は必ず取引所に放置せずに専用のウォレットに保管しましょう。



仮想通貨投資で初心者でも儲けるコツは3つ
仮想通貨投資で初心者が儲けるコツは以下の3つです。
- 仮想通貨の投資は必ず余剰資金で現物取引から始める
- 仮想通貨の関連ニュースをアプリでチェック
- 自分流で仮想通貨の取引ルールを作る
1. 仮想通貨の投資は必ず余剰資金で現物取引から始める
仮想通貨投資は少額から取引できるので、必ず無理のない余剰資金で現物取引をしましょう。
投資はどんなに少額でチャレンジしても資産が減る可能性があるからです。
仮想通貨の価格変動は小さな価格変動でも投資者のメンタルとお財布に影響を与えます。
仮想通貨投資の際は必ず、余剰資金で投資額以上の損失が出ない現物取引をしましょう。



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2.仮想通貨の関連ニュースをアプリでチェック
仮想通貨相場は常に変動しています。
通貨にとって重要な価格変動を見逃さないために、通貨の関連ニュースをアプリで確認すると便利です。
スマホで関連ニュースを確認できるので取引に関わる急な価格変動に対しても焦らずに対処できます。
3. 自分流で仮想通貨取引のルールを作る
仮想通貨の投資で初心者が陥りやすいのは以下の2つの状況です。
- 短期的な価格変動に焦り、取引のタイミングを間違える
- 損切りや利確のタイミングを決めずに取引を開始する
通貨価格が暴騰や高騰しても、焦らずに今後の価格変動を見通す力が必要です。
短期的な価格変動や他のユーザーに惑わされないために自分なりの取引ルールを作りましょう。
まとめ
- 仮想通貨を始める前には口座開設と余剰資金を準備する
- 仮想通貨投資で得た利益は20万以上で課税対象になる
- 仮想通貨投資は余剰資金で現物取引から始める
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。