
・ビットコインの半減期は2020年のいつ?
・ビットコインの半減期は価格が上がる?
こんな疑問が解決できる記事です。
この記事で解説する「ビットコインの半減期、過去2回の価格変動の振り返り」を理解すれば、ビットコインの今後の見通しがわかります。
読んだ後は過去実績や著名人の予想などをもとに、ビットコイン価格予想のヒントがつかめるでしょう。
目次
ビットコイン半減期の仕組み
ビットコインの半減期とは
半減期は仮想通貨のマイニング(採掘)をした際にもらえる報酬(仮想通貨)の量が半分になる時期です。
ビットコインは現在、マイニング報酬は12.5BTC(2020年1月現在)ですが、半減期を迎えるとマイニング報酬が半分の6.25BTCになります。
報酬が半分になると、新たなビットコインの流通量も半分となり、希少性が生まれます。
金や銀は限りある埋蔵量が価値に繋がっていますが、仮想通貨にも同じように希少性を高める仕組みがあるのです。
ビットコインの半減期は以下のルールがあります。
・半減期は21万ブロックごとに起こる
→ブロックチェーンの1ブロックの承認に約10分かかるため、21万ブロック承認されるまで約4年かかる
・マイニング報酬が半減し、ビットコイン供給量半減する
ビットコインのマイニングとは
ビットコインは中心となる管理者がいないため、ビットコインを送金する際は誰かが送金記録を記帳する必要があります。
この送金記録が早く正しく記帳できた人には、報酬としてビットコインが配られる仕組みです。
送金記録を記帳して報酬をもらうことをマイニングと呼び、マイニングする人をマイナーと呼びます。
ビットコインの半減期ごとに変わるマイニング報酬
ビットコインの半減期ごとに変わるマイニング報酬を整理しました。
期間 | マイニング報酬 | 日本円換算(2020年1月20日・1BTC=95万円) |
2009年1月3日~ | 50BTC | 約4,750万円相当 |
2012年11月28日~ | 25BTC | 約2,375万円相当 |
2016年7月9日~ | 12.5BTC | 約1,187万円相当 |
2020年5月ごろ~(予定) | 6.25BTC | 約593万円相当 |
もらえる報酬の大きさは日本円換算するとよくわかりますね。
いっぽうで、マイニングをするためにはその設備や電気代などもかかるといわれます。
その費用を考えてもマイニングは儲かるのでしょうか。
詳しく知りたい人はこちらの記事でチェックしてみてください。
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ビットコインの半減期、過去2回の価格変動の振り返り
過去の価格変動もヒントになります。
振り返ってみましょう。
ビットコイン、はじめての半減期(2012年)
ビットコインの最初の半減期は2012年11月でした。
このときの価格はビットコイン日本語情報サイトで紹介されているので引用します。
半減期となる11月のビットコイン価格は表示されていませんが、約1,000円程度でした。
オレンジのグラフを見ると半減期の前後ではほとんど価格に動きがありませんが、半減期から約半年後の4月には15倍となる約15,000円まで上昇しました。
これが半減期の影響かというとなんともいいがたいですね。
ビットコイン、2回目の半減期(2016年)
ビットコインの2回目の半減期は2016年7月でした。
このときの価格もビットコイン日本語情報サイトから引用します。
2回目の半減期を迎える前には価格が上昇していることがわかります。
こちらはチャートがあるので、より具体的な週足チャートで見てみましょう。
出典:みんなの仮想通貨
このときのは半減期の2か月前、2016年5月頃から価格が動きはじめています。
5万円前後を推移していたビットコイン価格は5月から6月にかけ、8万円程度まで上昇(160%アップ)しました。
しかし半減期を迎えるころには6万円台まで下がっています。
半減期を前に価格が動き、半減期がくる前に価格が落ち着く傾向が見られていますね。
半減期から半減期までの長い目線でみると、1年以上の長い期間をかけて確実に価格が上昇していることがわかります。
2012年にマイニング報酬は25ビットコインと、それまでの50ビットコインから半分に引き下げられ、ビットコインの価格は1年間に8200%上昇した。
2016年に2度目の半減期を迎えたビットコインは、その後18カ月間で2200%を超える値上がりを記録した。(出典:Bloomberg)
ライトコインの半減期も見てみる
他の仮想通貨はどうでしょうか。
ビットコイン(BTC)の次に生まれた通貨として、ビットコイン(BTC)と比較されやすいライトコイン(LTC)。
以下のようにいわれています。
2011年に登場した仮想通貨で、ビットコインが「金」ならライトコインは「銀」とされている。
ビットコインの欠点を補うことを目指して開発された送金重視の通貨であり、ビットコインのブロック承認時間約10分に対し、約2.5分まで短縮している。(出典:Coinpost)
2019年8月5日に4年ぶり2度目の半減期を迎えたライトコイン(LTC)の値動きを追ってみましょう。
ライトコイン(LTC)の週足チャートをチェックします。
2019年1月から徐々に上げはじめ、8月の半減期の約2ヶ月前となる6月まで上昇トレンドを描きました。
2019年始に3,500円だった価格が、6月には15,000円となり4倍以上に。
ライトコイン(LTC)日足チャートで、半減期後の動きもチェックします。
2019年6月22日に約15,000円となった後、下降トレンドとなっています。
半減期の20日前となる7月16日には8,500円をつけました。
ライトコイン(LTC)もビットコイン(BTC)と同じように、半減期前に値上がりと値下がりが見られました。
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ビットコイン、次回の半減期は2020年5月の予定
ビットコイン(BTC)の半減期は、2020年5月といわれています。
冒頭で、半減期は承認されるブロックチェーンのブロック数が21万ブロックごとに起こる、と伝えています。
これは承認あたり約10分で考えると約4年かかる計算です。
ビットコイン半減期の実績を見ると、
・初回が2012年11月
・2回目が2016年7月
で、その間約3年9ヶ月です。
2016年7月から3年9ヶ月となると、3回目の半減期は2020年3月が見通しとなりそうですが、なぜ5月なのでしょうか。
これは承認にかかる時間に起因します。
送金詰まり問題などもありますが、承認にまつわる事情は常に変わっていて必ず10分で完了するとは限りません。
このような要素も加味して、2020年5月頃に半減期がくるといわれています。
次回、2020年のビットコイン半減期は価格が上がる?
一般的には半減期によりビットコインの供給量が抑えられるため、希少性(価値)が上がり価格が上がるといわれています。
実際のところはわかりません。
わからないながらも、過去の実績や著名人の予想などを手掛かりに、価格について想いを巡らせてみましょう。
過去実績から考える
ビットコイン(BTC)、ライトコイン(LTC)ともに半減期前に価格が上がった実績を考慮します。
次回の半減期の2ヶ月前となる2020年3月ごろには、価格が上がると考えてもおかしくないでしょう。
ここで2020年1月21日現在の、ビットコインチャートをチェックします。
2020年始にかけて大きく上昇しています。
一時100万円を超える相場にもなりました。
はたしてここから2020年3月にかけて上がって行くのでしょうか。
値動きを見守りたいところですね。
有力メディア・金融機関・著名人による予想
有力メディアや金融機関、著名人などの価格予想も紹介します。
まずは金融機関による予想です。
新たな推計によると、2020年5月に予定されているビットコイン・マイニングの半減期によって、ビットコイン価格は2万〜5万ドル(約220万〜540万円)になる可能性がある。
ヘッジファンド、ライトニング・キャピタル(Lightning Capital)のマネージング・パートナーで、ニューヨーク市立大学バルーク校の非常勤教授も務めるチャールズ・ウォン(Charles Hwang)氏は、現在の7500ドル(約81万円)付近の価格の数倍を予測している。
(2019年 12月 11日 出典:CoinDesk)
ドイツのバイエルン州立銀行(BayernLB)は、2020年の半減期はビットコイン価格を9万ドルまで押し上げる可能性があると予測した。
(2019年 12月 11日 出典:CoinDesk)
以下は著名人による予想です。
セキュリティソフト最大手・米マカフィー社の創業者であるジョン・マカフィー氏は2017年、ツイッター上で、(1BTCの価格は)「2020年までに100万ドル(約1.1億円)に到達する」と予想した。(2020年1月16日 出典:フィスコ)
米著名ベンチャーキャピタル投資家のティム・ドレイパー氏の「2022年までに250,000ドル(約2748万円)」(2020年1月16日 出典:フィスコ)
著名仮想通貨アナリストのPlanBは、過去2回の半減期までの半年間のビットコイン価格に注目。2012年の半減期には2.3倍、2016年の半減期には1.7倍上昇したと指摘した。
単純計算でビットコインは次の半減期まで1万8400ドル~1万3600ドルまで上昇することになる。(2019年10月17日 出典:コインテレグラフ)
著名人では非現実的な数字が並んでいますね。
金融機関では2万ドル以上の予想となり、ビットコイン価格は200万円を超えるという声が多く見られています。
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ビットコイン、2020年の半減期 のまとめ
今回紹介した「ビットコインの半減期、過去2回の価格変動の振り返り」を理解すれば、ビットコインの今後の見通しがわかります。
あらためて今回のポイントを復習しましょう。
- ビットコインの半減期のルールは主に2つ
- 21万ブロックごとに起こる
- マイニング報酬が半減することで、ビットコイン供給量半減する - ビットコインは過去2回の半減期前後で価格が上昇している
- ビットコインの3回目の半減期は2020年5月の予定
- ビットコイン3回目の半減期後の価格予想は200万円以上が有力
価格上昇が期待されるビットコインの半減期、価格は徐々に動いていきます。
日々の価格をチェックして、動意を確認することがとても大切です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。