2009年に誕生し、仮想通貨の代名詞となっているビットコイン。

現在のビットコインの価格は以下の通りです。
誕生当時からこれほどの価格だったわけではありません。
現在に至るまでどのような価格の変動があったのでしょうか。
起こった事象と併せて、ビットコインの歴史を追ってみたいと思います。
すぐに「ビットコインの歴史をまとめて知りたい!」という人は、「ビットコインの歴史のまとめ」から目を通してくださいね。
()内は年内の最高値
目次
- 1 2009年:ビットコインの誕生(1BTC=約0.1円)
- 2 2010年:1万ビットコインとピザ2枚を交換(1BTC=約7円)
- 3 2011年:TIME誌で取り上げられる(1BTC=約1,400円)
- 4 2012年:最初の半減期(1BTC=約1,000円)
- 5 2013年:キプロス危機が発生(1BTC=約127,000円)
- 6 2014年:マウントゴックスでの盗難事件(1BTC=約64,000円)
- 7 2015年:ギリシャのデフォルト(1BTC=約53,000円)
- 8 2016年:ビットコインでの決済が普及(1BTC=約66,000円)
- 9 2017年:史上最高値の200万円台をつける(1BTC=約2,200,000円)
- 10 2018年:コインチェック(Coincheck)のハッキング事件(1BTC=約1,700,000円)
- 11 2019年のビットコインの歴史
- 12 ビットコインの歴史のまとめ
- 13 投資目的で仮想通貨を保有したい人は「仮想通貨の取引所」に登録する
2009年:ビットコインの誕生(1BTC=約0.1円)
2008年の10月にSatoshi Nakamotoがビットコインに関する論文を発表しました。
それから約3ヶ月後の2009年1月。ビットコインの最初のブロックチェーンが誕生します。
そして、9月に初めてドル(法定通貨)との交換が行われました。その時のレートは1BTC=約0.1円でした。
2010年:1万ビットコインとピザ2枚を交換(1BTC=約7円)
5月に初めて実店舗との間で交換が行われました。
内容はピザ2枚と10,000BTC(当時1BTC=0.2円)です。
7月にはMt.GOX(マウントゴックス)社が取引をスタートし、徐々に参加者が集まってきます。
2011年:TIME誌で取り上げられる(1BTC=約1,400円)
4月、アメリカのTIME誌で初めてビットコインに関する特集が組まれました。大手メディアに取り上げられ、初めて世間から注目を集めます。
ドルや電子マネーなどの現在の通貨と比較して、優れている点を説明する内容で、今まで手を出していなかった人が参加をするきっかけになりました。
前年10円にも満たなかったビットコインの価格はこの年に初めて1,000円台を突破しました。
2012年:最初の半減期(1BTC=約1,000円)
4月に仮想通貨は違法行為に用いられる可能性が高いという内容のFBI資料が流出しました。
不安が高まった影響で、価格は約400円台へ落ち込みます。
11月にビットコインのマイニング報酬が半額になる、半減期が初めて訪れました(50BTCが25BTCになりました)。
報酬の受け取り手からすると、急に金額が半分になるのは困ります。そのため、ビットコインの価格が上がることで価値を上げ、帳尻を合わせる動きがあるのです。
半減期について
1BTC=1,000円であれば、50BTCで50,000円となります。
価値が半分(1BTC=500円)になると、50BTCの価格は25,000円です。1BTCの価格が仮に1,200となれば、25BTCは30,000円です。
このように価値がそのまま半分にならない現象が発生しています。
2013年:キプロス危機が発生(1BTC=約127,000円)
3月に発生したキプロスでの金融危機によって価格が上昇します。
キプロス国内の銀行が閉鎖され、自国通貨(ユーロ)への信用が下がりました。結果、通貨の預け先として、ビットコインが注目を集めます。
11月にはFRB(連邦準備制度理事会)のバーナンキ議長(当時)がビットコインの存在を認める発言をしました。
この時にもビットコインの価格は上昇し、12月には当時としては初めて10万円台を超えました。
しかし、史上最高値をつけた同日に中国は金融機関によるビットコインの取扱を禁止にすると発表。
中国取引所は自主的にサービスを中止しました。
2014年:マウントゴックスでの盗難事件(1BTC=約64,000円)
2月にビットコインの盗難事件が発生します。被害に遭ったのは当時世界で最大の取引シェアを占めていたMt.GOX社。
約470億円の現金が消失してしまいました。また、4月には中国銀行がビットコインの取引所口座を閉鎖することを発表。
前年は10万円台の値をつけたビットコイン。しかし、この年は今後への不安材料が多かったようです。
価格は最低で1万円台まで落ち込み、3~5万円台で落ち着きました。
2015年:ギリシャのデフォルト(1BTC=約53,000円)
6月に発生したギリシャでのデフォルト問題。キプロス危機と同様にこの時もビットコインの価格は上昇しました。
出金に時間がかかる自国通貨(ユーロ)と比較して、容易に出金ができ、価値も信頼ができるビットコインへ流れた結果です。
また、11月には中国で銀聯カードでの引き出し額が下がりました。今まで1日に1万元(当時レートで19万円)だったものが年間で10万元(1日あたり約270元)になったのです。
そのため、銀聯カードの代わりに国外への送金ツールとなるビットコインの価格は上昇しました。
2016年:ビットコインでの決済が普及(1BTC=約66,000円)
2016年には通販・レンタル事業を手がけるDMM.comにおいてビットコイン決済の受付を開始。その他にも、ビットコインが決済に活用されることが増加しました。
また、この年は2度目の半減期がありました。ビットコインの価格は2012年と同様に上昇しました。
2017年:史上最高値の200万円台をつける(1BTC=約2,200,000円)
5月に個人に投資をできるサービス、VALUがローンチされました。
VALUはビットコインを必要とするサービスなので、今まで買っていなかった人も参入するようになります。これを機にビットコインを購入する方が更に増えました。
10月、日本では金融庁が仮想通貨の取引所を運営する企業を登録制にすると発表。法律が徐々に制定されることで安心感が増し、徐々に参加者が増えていきます。
更に、12月にはビットフライヤーなどの取引所がCMでの露出を始めます。より多くの人へビットコインに関する情報が伝わるようになりました。
このように多くの新規参入があったことで、価格は一時期200万円を超えるまで高騰しました。
2018年:コインチェック(Coincheck)のハッキング事件(1BTC=約1,700,000円)
1月に日本の取引所であるCoincheckがハッキング被害に遭いました。被害額は約580億円。2014年のMt.GOX事件に次ぐ、二例目の大規模な盗難被害です。
被害に遭ったのはビットコインではありませんでしたが、仮想通貨への懸念から価格は下落しました。
とはいえ2017年には200万円台をつけたビットコイン。注目が集まっていることもあり、無価値になるほどの大幅な下落は起こりませんでした。
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ビットコインの歴史のまとめ
- ビットコインは2009年に誕生した仮想通貨。
- 初めての取引はピザとの交換だった。
- TIME誌で取り上げられたのが注目を集めた最初のきっかけ。
- キプロス危機やギリシャのデフォルトの際に価格が上昇した。
- マウントゴックス事件で価格が下落した。
- 2017年にかけて価格は大幅に上昇。最高値で1BTCが220万円に達した。
- コインチェックでの盗難事件を受けて価格が大きく下落した。
ビットコインは誕生当時から大きく価格が上昇しました。
新しい通貨としての期待から注目を集め始めています。



現在はビットコイン以外にも有名な仮想通貨が誕生しています。
また、ビットコインの問題点も指摘をされています。



今後の動向については以下の記事でまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。
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