
・仮想通貨ビットコインはいくらから買えるの?
・仮想通貨ビットコインはいくらから買えば儲かる?
この記事ではこんな疑問を解決します。
2017年末、億り人と呼ばれる仮想通貨長者を生み出し、話題となったビットコイン(BTC)。
2019年11月22日現在、ビットコイン価格は1BTC=約82万円です。
「82万円持ってないと買えないの?」と思う人も多いかもしれません。
でも安心してください。
82万円が手元になくても、日本の仮想通貨取引所なら1円からビットコインが買えます。
安く買えるのはいいけど、具体的にいくら買えば儲かるのか。
ビットコインの最小購入単位やトレードスタイルなどを踏まえて詳しく紹介します。
「ビットコイン(BTC)の取引ができる仮想通貨取引所を今すぐ知りたい」という人は、「仮想通貨ビットコイン(BTC)はどこで買える?」をクリックすれば該当箇所に飛べますよ!
目次
【いくらから買える?】ビットコイン(BTC)の購入単位
ビットコイン(BTC)の購入単位、最小は0.00000001BTC(1円)
ビットコインはいくらから買えるのでしょうか。
ビットコインは仮想通貨取引所と呼ばれる仮想通貨専門で売買できるサイトで買うことができ、購入できる単位は取引所によって異なります。
以下に国内の主要な仮想通貨取引所の最低購入単位をまとめました。
仮想通貨取引所 | 最小売買単位 | 最低限必要な金額(1BTC=82万円のとき) |
GMOコイン | 0.0001BTC | 82円 |
Coincheck(コインチェック) | 500円(0.0004BTC ※1BTC=120万円のとき) | 500円 |
DMM Bitcoin | 0.001BTC | 820円 |
bitFlyer(ビットフライヤー) | 0.00000001BTC | 1円(0.0082円) |
bitbank | 0.001BTC | 820円 |
Liquid | 0.0001BTC | 820円 |
※1BTC=82万円のとき
もっとも安い購入単位はbitFlyer(ビットフライヤー)で0.00000001BTC、1円相当になります。
本来の換算では約0.0082円になりますが、日本円の最小単位は1円のため1円がかかります。
bitFlyerで実際に買ってみると1円で買えました。






【豆知識】ビットコインの最小単位
ここでビットコインの単位を確認しましょう。
ビットコインにはビットコインそのものの最小単位と、ビットコインを送受信できる最小単位(取引最小単位)があります。
最小単位は日本円で例えると以下の通りです。
例)日本円の最小単位
最小単位:1厘(1/1,000円)
最小取引単位:1円
数え方は厘単位が最小ですが、買い物などで実際に取引できるのは円単位ですよね。
ビットコインの最小単位
ビットコイン(BTC)の最小通貨単位は0.00000001BTC(1億分のBTC)で、1Satoshi(サトシ)とも呼ばれます。
1Satoshiは1BTC=82万円のときの換算で0.0082円相当です。






ただ、ビットコインの仕組み上、546Satoshi以下はダスト(ゴミ)扱いとなり取引が承認されません。
そのため、実際にビットコインが送受信できる最低単位は547Satoshi(1BTC=82万円で約4.48円)以上になります。
【注意点】ビットコイン代金以外にかかるお金
ビットコイン自体は安く買えますが、ビットコインを買うまでに手数料がかかる場合もあります。
ビットコインの取引で、主要な仮想通貨取引所ごとにかかる手数料や最低入金額をまとめました。
取引所名 | 取引手数料 | 入金手数料(日本円) | 出金手数料(日本円) | 送金手数料(BTC) | 最低入金額 |
GMOコイン(オススメ!) | 取引所 Maker:-0.01% Taker:0.05% 販売所:無料 仮想通貨FX:無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 1,000円(即時入金) |
Coincheck(オススメ!) | 無料 | (即時入金) 3万円未満:756円 3万円以上50万円未満:1,000 円 | 400 円 | 0.001 BTC | 1,000円 |
DMM Bitcoin(オススメ!) | 無料 | 無料 | 無料 | 0.0008BTC | 5,000円(クイック入金) |
bitFlyer | 取引所形式:約定数量 × 0.01 ~ 0.15% 販売所形式:無料 | 無料(住信SBIネット銀行からクイック入金) 330円(住信SBIネット銀行以外からクイック入金) | 0.0004 BTC | ||
bitbank | メイカー:-0.05% テイカー:0.15% | 無料 | 540円~756円 | 0.001BTC | なし |
Liquid | 無料 | 無料 | 500円 | 無料 | なし |
取引手数料(注文手数料)
ビットコイン(BTC)の購入時にかかるのが取引手数料です。
取引手数料が無料の仮想通貨取引所もありますが、有料の取引所ではビットコインの取引額に応じてパーセンテージがかかります。
最低入金額
手数料ではないですが、仮想通貨取引所への最低入金額が決まっている仮想通貨取引所もあります。
コインチェックやGMOコインは最低入金額1,000円(即時入金)、DMM Bitcoinは最低入金額が5,000円(クイック入金)です。
事前に入金するためのお金を用意する必要があります。
入金手数料
また、一部の仮想通貨取引所では入金手数料がかかる場合もあります。
入金手数料がかからなくても、銀行振込の場合は振込手数料を負担する場合があります。
各社が出すサービスのクイック入金などを利用すると、振込手数料もかからないケースが多いです。有効活用しましょう。
このようなケースも考えると、1万円あれば余裕をもって売買できるでしょう。
【シミュレーション】ビットコイン(BTC)はいくらから買えば儲かる?
結論、いくらで買っても、儲かる時もあれば損する時もあります。
投資できる手持ち資金、儲けたい金額も人それぞれのため、あくまで一例として具体例を挙げて、儲けと損失のシミュレーションをしてみましょう。
1BTC=120万円のときにビットコインを買い、1年後に上がった場合と、下がった場合を見ていきます。
- 上がった場合:1BTC=200万円に上昇したケース(上昇率166%)
- 下がった場合:1BTC=60万円に下落したケース(下落率50%)
では儲かるケースから見てみましょう。
200万円に上がる例を出してみました。
200万円といえば、2017年末に記録した仮想通貨バブルの時の価格です。
1.1BTC=200万円に上昇したケース(上昇率166%)
- 0.0001BTC(120円分)を買っていれば200円相当の含み益
- 0.01BTC(12,000円分)を買っていれば20,000円相当の含み益
- 0.1BTC(120,000円分)を買っていれば200,000円相当の含み益
に、それぞれなります。
仮に12万円分のビットコイン(BTC)を買っていれば、20万円相当の含み益になります。
次に儲からない(資金を失う)ケースです。
今の価格から半減した場合です。
2.1BTC=50万円に下落したケース(下落率50%)
- 0.0001BTC(120円分)を買っていれば50円相当の含み損
- 0.01BTC(12,000円分)を買っていれば5,000円相当の含み損
- 0.1BTC(120,000円分)を買っていれば50,000円相当の含み損
に、それぞれなります。












【資金がない時の打ち手】少ない資金で高額取引ができる信用取引(レバレッジ・FX)
手持ち資金が少ない人は信用取引(レバレッジ取引、FX取引)をすれば、持っている資金以上の取引ができるようになります。
信用取引は実際に仮想通貨を売買するのではなく、買ったときの価格と売ったときの価格の差額のみをやり取りする仕組みです。
証拠金として資金を預けることで、証拠金の数倍~十数倍の金額の取引ができます。
日本の仮想通貨取引所では2019年11月現在、一律で最大4倍のレバレッジがかけられます。






信用取引に対して、実際に仮想通貨を売買するのが現物取引です。
現物取引は手持ち資金以上の取引はできません。
そのため買ったビットコインの価値がなくなれば、最悪でも0円になるのみです。
一方で信用取引は手持ち資金以上の損失を被るケースがあります。すなわち借金のリスクです。
借金となるケース
仮に20万円を証拠金に4倍の80万円相当のビットコインを買ったあとで、ビットコインの価格が半減して40万円となれば証拠金の10万円を差し引いて資金は-20万円、つまり借金になります。
(厳密には一定額の証拠金を割ると自動的に売られる、ロスカットという仕組みがあります)
そのため、初心者には信用取引はオススメできません。
もし利用するのであれば、現物取引である程度慣れてから利用することを強くオススメします。
仮想通貨ビットコイン(BTC)の投資スタイル
ビットコインは買ってからどのくらいの期間持っていれば儲かるのでしょうか。
それは投資スタイルによって異なります。
仮想通貨(ビットコイン)に限らず、株やFXには主に4つの投資スタイルがあります。
スキャルピング
数銭から数十銭というわずかな利幅を狙い、1日に何度も取引を行って利益を積み重ねる超短期売買手法です。(出典:MONEY SQUARE)
デイトレード
1日で取引を完了させる短期取引のこと。わずかな値動きで株を売買し、1日に数十回取引を繰り返します。(出典:俺株)
スイングトレード
数日間~数週間(数ヶ月)で売買を済ませてしまう短期売買のトレード方法です。(出典:スイングトレードの達人)
ポジショントレード
長期的なトレード手法で、数週間~数ヶ月、または数年といった長期でポジションを保有する手法で、あまり相場を監視ことができない人には最適です。(出典:FX初心者図鑑)
分布図(投資額を縦軸、投資期間を横軸)にすると以下のイメージです。
短期ほど投資額が大きいのは、短期では値幅が少ないため、金額を大きくしないと儲けるのが難しいためです。
ビットコインをはじめとする仮想通貨は、ボラティリティ(価格変動の激しさ)が大きいため、スキャルピングやデイトレードでも大きく稼げる可能性がある反面、大きく失うリスクもあります。
価格の上げ下げはどうやって予想する?
価格予想も株やFXなどと同じように、主に以下の2パターンの分析方法を使います。
ファンダメンタル
世界情勢や経済指標(FX)、企業の業績や成長性(株式)、通貨の将来性(仮想通貨)などで判断します。
テクニカル
チャート形状や出来高、補助指標などから値動きを判断します。
株やFXと比較すると仮想通貨(ビットコイン)のファンダメンタル分析は難易度が高いです。
ビットコインの将来性やブロックチェーン技術の実用化など、長期的な視点で判断していく必要があるでしょう。
参考までにこちらの記事ではファンダメンタル視点で価格変動となりそうな要素をまとめています。
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ビットコインは今後暴落する?過去の教訓から2020年~2021年を予想
2018年、ビットコイン(BTC)は1年で85%の下落。億り人が生まれた一方で破産者も続出しました。2019年は一時150万円まで回復するも、2020年3月にはコロナショックで1日に40%の大暴落。今後2020年、2021年再び暴落はあるのでしょうか。CoinPlusの見解をおつたえします。
続きを見る
一方でテクニカル分析はチャートや出来高から価格予想をするため、経験を積んでいけば精度が上がっていくでしょう。
ただ、習得するまでにはある程度の時間が必要です。
テクニカル視点で値動きしそうなポイントはこちらの記事にまとめています。
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【チャートで徹底解説!】ビットコインの価格推移と買い時の見極め方
ビットコイン・仮想通貨に手を出してみたいけど、今は買い時なの?
ビットコインは価格の上昇、下落が激しいイメージを持っている人も多いと思います。続きを見る
初心者にはポジショントレードが簡単でオススメ
以上のことから、仮想通貨(ビットコイン)投資で短期的に大きく稼ぐ難易度は高いと言えます。
仮想通貨は24時間365日動いています。
1日や数週間での短期トレードをする場合、常に値動きを気にしていなければいけません。
仮想通貨のトレード一本で生活していくなら話は別ですが、本業のリズムを崩さずに投資をしたいと考えるなら、
0円になっても問題ない資金で3年、5年という長期的な視点で保有する
という投資方法を検討してみてはいかがでしょうか。
投資額は最初は数千円でも数万円でも、無理のない範囲でよいでしょう。
コインテレグラフでは、有名な仮想通貨トレーダーのこのような発言が紹介されていました。
仮想通貨トレーダーとして有名な$scareaceは、ビットコインの次の過去最高値は約1万2000ドル(約112万円)~33万6000ドル(約3700万円)になると大胆な予測を展開。根拠は、歴史的にビットコインが70%以上下がったあと、次のサイクルのピークは、以前の高値の5.1倍~16.98倍になったきたことだ。(出典:コインテレグラフ)
昨年200万円まで上がった仮想通貨バブルを含めて、これまでに4回の強気相場がありました。
歴史は繰り返されるという意見です。果たしてどうなるのでしょうか・・・。
仮想通貨ビットコイン(BTC)はどこで買える?
ビットコインは仮想通貨取引所で口座を開けば簡単に買えます。
どの取引所もビットコインを1,000円以内で買えるため、購入単位で比較する必要はありません。
ここでは、仮想通貨取引のレベル別にオススメの仮想通貨取引所を3社紹介します。
口座開設は無料でできるので「ビットコインを買ってみたい」という人は、まずは1~2社口座を持っておくとよいでしょう。
初心者にオススメ!コインチェック(Coincheck)
まず初心者にオススメしたいのがコインチェック(Coincheck)です。
東証一部上場のマネックスグループ傘下となった同社は、老舗ネット証券のノウハウを活かし、セキュリティなどのサービス強化を図っています。
取り扱い通貨はリップル(XRP)を含む全15種類と豊富です。
好評なのは使いやすいアプリです。
コインチェック(Coincheck)は、みやすいアプリで通貨の購入や売却が簡単にできるので初心者にもオススメです。
1,000円キャッシュバック中!DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
DMMグループはDMM.com証券やDMM FXを運営しているため金融の知見、取引所運営やセキュリティに関するノウハウが豊富です。
そのノウハウを活かして高いセキュリティを保っています。
その証拠に、DMM Bitcoinはこれまで業務改善命令を受けたことがありません。
取り扱う通貨はレバレッジ取引も含めて全部で7種類。
出典:DMM Bitcoin
取引手数料や入金手数料など、ほとんどの手数料が無料です。よけいなコストがかからないのは嬉しいですね。
DMMビットコイン(DMM Bitcoin)は新規口座開設をすると1,000円をプレゼント(※)されるので、初めて取引する人は口座開設をしてみてはいかがでしょうか。
(※キャンペーン期間:2021年3月1日(月)7時00分~2021年4月1日(木)6時59分)
万人にオススメしたいGMOコイン
リップル(XRP)の売買でどのレベルの人にもオススメしたいのはGMOコインです。
その理由に取引コストと信頼性が挙げられ、最もバランスの取れた取引所と言えます。
取引コスト:入出金手数料が無料、取引手数料が多くて0.01%のため取引コストがほぼかからない、取引所形式で取り扱いがあり安く買える
信頼性:金融事業も行う東証1部上場企業のGMOインターネットグループが運営するため、取引所運営のノウハウが充実している
まとめ
- ビットコイン(BTC)の最小通貨単位は0.00000001BTC(1億分のBTC)で、1Satoshi(サトシ)とも呼ぶ
- ビットコイン(BTC)は82円(1BTC=82万円の場合)から買える
- 少ない資金で高額取引ができる信用取引(レバレッジ取引、FX取引)がある
- 投資スタイルは主に4つ(スキャルピング、デイトレード、スイングトレード、ポジショントレード)
- 価格予想はファンダメンタルとテクニカルの2通りの方法がある
- ビットコイン(BTC)で短期的に利益を出すのは難易度が高いため、最悪なくなってもいい資金で長期保有がオススメ
ビットコイン(BTC)を買うハードルは決して高くありません。
しかし、儲けるとなると話は別です。
夢を描くのはよいことですが描き過ぎずに、現実的な目線も持ってリスクに備えて売買されることをオススメします。
最後までお読みいただきありがとうございました。