ビットコインで買い物ってできるの?
もし買うとしたら、どんな手順が必要?
この記事を読めば、このような疑問を解決できます。
目次
ビットコインが使える店ならそのお店の商品を購入できる!
意外と知られていないかもしれませんが、ビットコインが使えるお店の場合、お店の商品の支払いはビットコインでできます。
2009年に誕生して以来、ビットコインはその存在感が世界中で増しており、ビットコイン支払いを認める店舗も増えてきました。
ビットコインで買い物をする3つのメリット
ビットコインで買い物をするメリットは大きくわけて3つあります。
わざわざビットコインで買い物をせずとも、現金で買えばいいのかもしれません。
しかし海外などに行った場合は、ビットコインで買えるものがあればビットコインで買い物をしたほうがメリットは大きいです。
ビットコインで買い物をするメリットを3つ解説していきましょう。
メリット1.世界中で使える
ビットコインは世界中で使えます。
日本をはじめ世界的にもビットコインを使用可能なお店は増えていますので、ビットコインで買えるものはビットコインで買うようにするとスムーズに買い物ができます。
海外では日本円をそのまま使用可能な観光地も多々ありますが、そのような場所はまれです。
ビットコインを保持していれば、世界中で気兼ねなく買い物ができます。
メリット2.換金が必要ない
海外での買い物の面倒くさいところは、円を現地の通貨に換金しなければならないところです。
換金の際は換金手数料もかかりますし、突然の資金不足の場合、慌てて換金所に走る必要があります。
ビットコインで買えるものはビットコインで買うと、換金の必要はありません。ある意味ビットコインは世界共通通貨です。
換金が必要ないのは大きなメリットといえます。
メリット3.安全性が高い
またビットコインはしかるべき方法で保管していれば、とても安全性が高い通貨なのです。
なぜならビットコインが使用しているブロックチェーンという仕組みは、改ざんできないようになっているからです。
※仮想通貨の仕組みについては、こちらで図解で詳しく解説しています。
今回は仮想通貨がどのような仕組みで成り立っているのかを、図で簡単に説明していきます。 続きを見る【簡単】仮想通貨とは何か?仕組みを図解でわかりやすく説明
ビットコインを使える場所・ビットコインで買えるもの
ビットコインで買えるものは日本でも多くありますし、日本でビットコインを使える場所も増加中です。
ビットコインで買い物が可能な場所や、ビットコインを使える場所、お店などを紹介していきましょう。
【全国】bitFlyerの「ビットコインを使う」機能
仮想通貨取引所のbitFlyerでは「ビットコインを使う」機能を設けています。
この「ビットコインを使う」機能は、bitFlyer内で掲載されているすべての商品をビットコインで購入可能な機能です。
ビットコインは価格の変動がありますが、この変動をうまく利用して「ビットコインを使う」機能で、ビットコインで買えるものを購入していけば、お得に買い物ができます。
家電量販店
家電量販店でもビットコインで買えるものはあります。現在大手家電量販店においてビットコインでの支払いを受け付けているのは、「ビックカメラ」です。
ビックカメラでは10万円以下の商品であれば、ビットコインで買い物ができます。
ビットコイン支払いは、bitFlyerウォレットが必要です。ビックカメラでビットコイン支払いを行う際には、ウォレットの確認を間違いなく行いましょう。
旅行代理店
旅行代理店では大手のHISがビットコイン支払いに対応しています。
ただし注意したいのが、現時点ではHISのビットコイン支払い受付が東京都内の店舗に限られている点です。
今後の状況しだいでは、ビットコイン対応可能店舗も増えてくると思われますので、その部分には期待しましょう。
注意点としては、決済額の上限が200万円に設定されている点や、決済金額の1%が手数料となる点です。
オンラインショップ
オンラインショップでは、ビットコインで買えるものが多くあります。
ビットコインで買い物が可能なオンラインショップの代表は「ビットコインモール」です。
名前のとおり、ビットコインを使用して買えるものが多くあります。商品総数はおよそ9万点です。
ビットコイン以外でもモナコインも利用可能。
オンラインでのビットコインを使用した買い物をする場合には「ビットコインモール」がオススメです。
飲食店
ビットコインを使用可能な飲食店も少しずつ増えてきています。
ただし東京をはじめとした首都圏ではビットコイン支払いが可能な飲食店が増えてきていますが、地方では大きな地方都市以外、飲食店でビットコイン支払いが可能なお店はまだ少ないようです。
キャッシュレス化がすすんでいますので、今後は地方でもビットコイン支払いが可能な飲食店が増えてくると予想されます。
バー・クラブ
ビットコインで支払い可能なバーやクラブも、東京をはじめとした首都圏では増えてきています。
今後このようなバーやクラブが増えると、ビットコインが投資以外でも買い物や飲食に広く使用される可能性が高いといえるでしょう。
ビットコインで買い物をする方法
ビットコインで買い物をする方法を解説します。ビットコインで買い物を行う方法は以下の3ステップです。
3ステップ
- 1ステップ:ビットコインを購入
- 2ステップ:ウォレットを入手、ウォレットへ送金
- 3ステップ:ウォレットからお店へ送金
ビットコインをウォレットに送金して、ウォレットからお店に送金するのは、銀行口座からお金を送金するようなものですので、非常に簡単です。
難しくは考えずに、まずは試してみましょう。
ビットコインで買い物をするデメリット
ビットコインで買い物をするのは簡単です。価格変動をうまく利用すれば、通常よりも安い価格で商品を購入できます。
ただし逆もしかりです。
ビットコインで買い物をする時は、買い物時に発生する可能性のあるデメリットも覚えておきましょう。
デメリット1.価格変動が激しい
ビットコインで買い物をするデメリットは、ビットコインは価格変動が激しい点です。
たしかにビットコインの価格変動をうまく利用すれば、安く買い物ができます。
しかし価格を読み違えてしまうと、通常よりも高い価格で商品を購入しなければなりません。
デメリット2.使えるお店がまだ少ない
ビットコインで買い物をしようにも、実際のところ買い物でビットコインを使えるお店はまだ多くはありません。
ですが一時期よりは増加傾向ですし、今後はビットコインで買い物が可能なお店は増えていくはずです。
東京都内はともかく、地方都市などではまだまだビットコインで買い物が可能なお店は少ないため、今後のビットコイン決済可能なお店の増加に期待しましょう。
ビットコインで買い物をする際の注意点
ビットコインで買い物をする際の注意点がいくつかあります。
ビットコインは通貨として使用可能です。
しかし現金とは違い、知っておかなければならない点が多くあります。
ビットコインで買い物をする際の注意点を解説していきますので、その点を踏まえてビットコインで買い物を行いましょう。
注意点1.購入金額によっては確定申告が必要
買い物の際、ビットコインで金額を支払った場合には、それはビットコインを現金化したとみなされます。
つまり「利益を確定させた」状態です。
サラリーマンの場合、ビットコインで20万円以上の利益が出た場合には、確定申告が必要になります。
※仮想通貨の税金については、こちらの記事で解説しているので、不安な方はチェックしてみてくださいね。
注意点2.送金に時間がかかる場合がある
ビットコインで買い物をする際、ビットコインを送金しますが、場合によっては送金に時間がかかります。
ビットコインは「トランザクション」と呼ばれる取引記録のデータを使用していますが、送金や取引量が増加するとトランザクションの計算に遅れが生じる時があります。
トランザクションの遅れが送金つまりの原因です。
計算が完了しないため、送金結果が反映できない状態になります。
ビットコイン決済の場合には、このような送金問題も注意しておかなければなりません。
まとめ
- ビットコインでも買い物はできる。
- 飲食店や家電量販店などビットコインを取り扱う場所は増えてきているが、まだまだ少ないのが現状。
- 購入金額によっては、確定申告が必要なので注意が必要。