
- 追証ってなに?
- ビットコイン取引がしたいけれど借金は持ちたくない…
- 取引に失敗したら追証が利益よりも大きくなるのかな
記事の前半では追証とは何かを解説し、記事の後半では追証のメリットやデメリットを説明します。



今すぐに追証がない取引所でビットコイン取引がしたいという人は「 ビットコインのレバレッジ取引で追証がない取引所3選」を見てくださいね。
この記事でわかること
目次
【少額で高額な取引ができるレバレッジ取引】とレバレッジ取引で押さえるべき!基本用語



まずはレバレッジ取引と基本用語を簡単に押さえましょう。



- レバレッジ取引:投資額にレバレッジ率をかけて少額で高額な金額を取引する方法
- レバレッジ:「てこ」を意味し、日本のレバレッジ率は4倍まで(2020年時点)
- 証拠金:抑えレバレッジ取引に必要な投資額
- 証拠金維持率:証拠金に対して純資産が占める割合
- 追証:追加証拠金の略でレバレッジ取引における追加の損失
- ロストカット:証拠金維持率が一定ラインを超えると自動決済する仕組み
追証はレバレッジ取引における追加の損失
追証とは追加証拠金の略でレバレッジ取引を実施した際に発生する借金です。
証拠金って?
レバレッジをかけるための投資額のこと
なぜなら、レバレッジ取引は証拠金にレバレッジ率をかけて取引するので、通常よりも多くの損失が発生するからです。
証拠金以上の借金が発生すると追証を入金しなければなりません。
追証を支払わない場合は取引が強制終了し、損失が確定します。



ビットコインのレバレッジ取引における追証がないメリットは2つ
レバレッジ取引をする取引所を選ぶ際は追証がゼロの取引所を選びましょう。
追証がかからない場合、以下2つのメリットがあります。
- ロストカットで証拠金を失う以上の借金がない
- 証拠金が払えずに借金が増える可能性がない



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1.ロストカットで証拠金を失う以上の損失がない
ロスカットの仕組みは証拠金以上の損失が発生するのを防ぎます。
なぜなら、取引所が定める証拠金の維持率が一定以下になるとロストカットされる(自動的に取引が終了する)からです。
仮に、急な価格変動でロストカットされても証拠金以上に借金が発生しません。
よって、レバレッジ取引の借金を返済するために借金をする必要がないので安心でしょう。



2.追証が支払えずに借金が増える可能性がない
追証がゼロであることで追証が支払えずに借金が増える可能性がありません。
追証がゼロの取引所では証拠金維持率が一定ラインを下回ったまま、一定時間が経過するとそのまま取引が終了します。
よって、借金をしてレバレッジ取引を続ける必要がないので安心でしょう。



万が一、追証が出た場合は取引所が保証してくれるのでユーザーは証拠金以上は資産を失いません。



ビットコインのレバレッジ取引における追証がないデメリットは2つ
ビットコインのレバレッジ取引をする取引所を選ぶ際に、追証がないデメリットは以下の2つです。
- 追証がないのでレバレッジ取引のスプレッドや手数料が高い
- 追証の負担を取引所が負うので倒産リスクが高まる
1.追証がないのでレバレッジ取引のスプレッドや手数料が高い
追証がゼロの取引所はスプレッドや手数料が高いといえます。






よって、追証がゼロの取引所はスプレッドや手数料が高くなる傾向にあるでしょう。
仮に利益を得られても、追証がゼロの場合は取引にかかる手数料が高いために利益が減る可能性があります。
2.追証の負担を取引所が負うので倒産のリスクが高まる
追証がゼロの場合、追証の負担は取引所が負うこととなります。
仮に取引所がユーザーの追証を負担できなくなると、取引所が倒産する場合があります。
特にビットコインは価格変動が激しいので、追証の負担が大きいと倒産のリスクが高まるでしょう。
取引所自体が倒産した場合、取引で得られた利益や預けた資産を回収しづらくなるため、注意しましょう。
ビットコイン取引で追証を負わずに取引するコツは3つ
ビットコイン取引で追証を負わずに取引するコツは以下の3つです。



1.ビットコイン取引に慣れるまでは追証がない現物取引がおすすめ
ビットコイン取引に慣れるまでは安心して取引ができる現物取引を選びましょう。
なぜなら、現物取引はレバレッジをかけないので投資額以上に借金が出ないからです。
現物取引はレバレッジ取引と比較すると、利益も少ないですが損失も少ないので安心でしょう。
取引に慣れるまでは現物取引を行ない、取引に慣れてからレバレッジ取引に挑戦しましょう。



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2.ビットコインのレバレッジ取引は追証がない取引所で取引する
追証がゼロの取引所を利用すると、証拠金以上の借金は発生しません。
ただし、追証がゼロの取引所はユーザー自身で相場や取引状況を常に確認しなければなりません。
レバレッジ取引中に取引を長期間放置すると、知らない間にロスカットが発動して取引が強制終了している可能性があります。
レバレッジ取引を検討する場合、追証がない取引所を利用しつつ、取引状況を確認して取引しましょう。



3.追証があるビットコインのレバレッジ取引は短期集中で行う
追証がある取引所でビットコインのレバレッジ取引をする場合、短期間で取引を終えましょう。
なぜなら、レバレッジ取引は日ごとに0.04%の保有手数料が生じるからです。
1か月間取引せずに通貨を保有しているだけで、保有手数料が0,04%×30日間(1か月)で1.2%になります。
さらに長期間のレバレッジ取引は価格変動のリスクを受けやすいので、追証の可能性が高まります。
レバレッジ取引は短時間集中で取引をしましょう。



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ビットコインのレバレッジ取引におすすめな追証がゼロの取引所は以下の2つです。
取引所名 | 取引手数料 | レバレッジ率 | 通貨数 | ロスカット |
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まとめ
- 仮想通貨のレバレッジ取引は短期集中でおこなう
- 仮想通貨のレバレッジ取引は追証がない取引所で行うのがおすすめ
- 追証は追加の借金なので注意
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。