ビットコインがリスクオフで買われる理由を解説します

ビットコインはリスクオフで買われる?
悩む男性
・ビットコインはリスクオフでなぜ買われる?
・そもそもリスクオフってなに?

こんな疑問を解決する記事です。

この記事で解説する「ビットコインはリスク資産か安全資産か」を理解すれば、ビットコインとリスクオフの関係がわかります。

「リスクオフ」の意味や金との比較、リスクオフ時にビットコインがどう動いたかなど多くの視点で解説します。

記事を読んだ後は「リスクオン・リスクオフ時」のビットコインの値動きが判断しやすくなるでしょう。

1.リスクオンとリスクオフ

リスクオンとリスクオフ

ここではリスクオンとリスクオフを理解するうえで重要な、リスク資産と安全資産についてまとめています。

リスク資産と安全資産

リスク資産

リスク資産は、将来の収益の予想が困難な資産です。

「危険資産」とも呼ばれ、元本変動(元本割れ)のリスクを有する投資商品を指します。

リスク資産はリスクが大きい(ハイリスク)反面、リターンにも期待できます。

主なリスク資産として「株式」「FX」「外貨預金」などが挙げられます。

安全資産

安全資産はあらかじめ将来の収益が確定されている資産です。

「無リスク資産」とも呼ばれ、リターンは低いが元本割れのリスクが低い預貯金や国債などが該当します。

世界的な金融危機などの局面で金(ゴールド)が安全資産とされ、多く買われることもあります。

リスクオンとリスクオフ

リスクオン

リスク資産に資金が回しやすい相場状況を表現しています。

たとえば先進国の景気がよいときは、投資家の資金が株へ回りやすくなります。

リスクオフ

安全資産に資金が回りやすい相場状況を表現しています。

言い換えれば投資家がリスク回避の動きを取る状況を指します。

具体的には2019年の米中貿易摩擦、2020年の新型コロナウイルス感染などが該当するでしょう。

投資家は株などのリスク資産から、国債や金(ゴールド)などの安全資産に資金を移動させます。

近年はビットコインも「デジタルゴールド」として、リスクオフ資産として注目を集めはじめています。

2.ビットコインはリスク資産か安全資産か

ビットコイン、リスク資産か安全資産?

「ビットコインはリスク資産か安全資産か」

この問いに対する明確な答えはまだありません。

金(ゴールド)に替わるデジタルゴールドとして、安全資産のように振る舞う一方で、投機的なリスク資産とみられる側面もあります。

リスク資産、安全資産としての両側面を具体的に見ていきましょう。

リスク資産の側面

まずはビットコインにおける「リスク資産」の側面をチェックします。

リスク資産の側面は唯一で「ボラティリティ」です。

ボラティリティの高さ

現在のビットコイン(BTC)は、高いボラティリティ(価格変動幅)から投機的な側面が強いといえます。

数日で数十パーセント以上の価格が動くこともまれではありません。

ブロックチェーン技術や国際送金技術など、素晴らしい技術面もありますが、現時点ではボラティリティが魅力の投機商品といえるでしょう。

好景気でリスクを取りやすいタイミングに投資家はも資金が回りやすいことから、リスク資産とみられることがあります。

安全資産の側面

ビットコインはリスク資産ではなく、安全資産であるとの意見も多くあります。

ビットコインは現在、世界経済に対して、いい意味でも悪い意味でも、影響力がありません。

つまり世界の流れとは一線を画した金融商品といえます。

そのため世界的な経済リスクが発生し、株価や原油価格、為替が下落してもビットコインは影響を受けません。

これらの状況から、ビットコインは安全資産になりうる存在ともいわれています。

世界共通の価値

ビットコインは世界共通の価値を有しています。

法定通貨の場合、国の強さがそのまま通貨の価値に反映されますが、ビットコインは世界中の人の需給で価値が決まります。

世界情勢に左右されないことから、有事には安全資産として資金が回るケースがあります。

世界中で取引できる

ビットコインは銀行や証券会社を通さなくても取引可能です。

世界中で銀行口座を持っている人は全体の7割前後であり、発展途上国の人は約半数が銀行口座を保持していません。

しかしビットコインは、スマートフォンやインターネットがあれば取引可能です。

世界中の誰もが簡単に取引可能なビットコインは、安全資産として有効といえます。

流動性が高い

ビットコインは世界中で簡単に取引ができます。

そのため流動性が高く、新興国通貨のように、急に無価値になる可能性は低いでしょう。

草コインと呼ばれるアルトコインの中には、ボラティリティは高いが流動性の低いものもあり、同じ仮想通貨でもこれらはリスク資産といえますす。

ビットコインの流動性の高さがあれば、換金したい時、即座に法定通貨へ換金可能な安心感があります。

価値がゼロになりにくい

世界中で取引をされているビットコインは流動性が高く、急に無価値になるとは考えづらい状況まで拡大しています。

とくに自国の法定通貨を信じられない発展途上国の人がビットコインを安全資産と捉えるケースもあるのです。

ビットコインは今後さらにその価値を高めると考えられており、世界的な安全資産として認知される可能性もあります。

3.ビットコインは金(ゴールド)に似ている?

ビットコインはゴールドに似ている?

ビットコインはデジタルゴールドと称されるように、金(ゴールド)のような存在になるという声もあります。

実際にビットコインと金(ゴールド)には似ている部分が多くあります。具体的に見ていきましょう。

ビットコインと金(ゴールド)の類似点5つ

ビットコインとゴールドの類似点は以下の5つです。

  • 世界共通の価値
  • 世界中で取引できる
  • 流動性が高い
  • 価値がゼロになりにくい
  • 発行上限がある

ビットコインもゴールドも採掘量(発行量)に上限があります。

ゴールドは物理的な採掘量に限りがあり、ビットコインもマイニングにより発行できる枚数の上限が2,100万BTCと決まっています。

またいずれも価格は需要と供給のバランスで決まるため、世界情勢の影響を受けにくいとされています。

また、直近では以下のようなデータも出ています。

 ビットコインは最近、世界で最も有名な安全資産である金との相関も高まっている。スキューの市場データによると、ビットコインと金の実現相関は約40%で、20年初頭から着実に増加している。(出典:モーニングスター

ビットコインはまだ安全資産とはいえない

ビットコインは金(ゴールド)に代わる安全資産として見られはじめています。

しかしボラティリティの高さなど元本割れのリスクも高く、安全資産とは言い切れないでしょう。

4.ビットコインはリスクオフで買われる?

ビットコインはリスクオフで買われる?

ビットコインは完全には安全資産とはいえませんが、リスクオフで買われるケースもあります。

近年のリスクオフの際、ビットコインがどのような値動きをしたのかを知っておけば、今後の世界情勢の流れを見て、ビットコインにタイミングよく投資することも可能です。

CASE1:米中貿易戦争の激化(2019年)

2019年に勃発した米中貿易戦争は、顕著にビットコインの値動きが発生した事例です。

とくに注目すべきポイントは、2019年8月に人民元が急落した直後にビットコインが7%近くの上昇をみせたことです。

中国の投資家がリスクオフとして人民元からビットコインへと資産を移動させた顕著な例といえるでしょう。

CASE2:アメリカイランの紛争(2020年)

2020年に入り、アメリカとイランは一触即発となりました。

アメリカのイランに対する攻撃に対し、イランもアメリカ軍基地にミサイル攻撃で報復。

一気に緊張感が高まり、この時にビットコインは8パーセント近い上昇を記録。

イランでは一時期ビットコインが3万ドルを突破するなど、リスクオフ資産としての役割をみせました。

ビットコインは、両国間の緊張が高まるたびに、石油や金など他のマクロ資産と連動して動いた。1月8日、イランが米軍でイラクの軍事基地を攻撃したというニュースを受けて、ビットコインは8,400ドルまで急騰。その後米国ドナルド・トランプ大統領がイランの状況を緩和することを表明して、ビットコインは上昇を停止した。(出典:COIN TOKYO

CASE2:新型コロナウイルスの流行(2020年)

2020年2月、猛威を振るう新型コロナウイルスにより、世界経済には暗雲が立ち込めています。

世界的に株価が下落するなか、ビットコインは節目となる100万円を突破しました。

ビットコインは1月からの上昇率を20パーセント以上とするなど、株式市場とは真逆の値動きをみせています。

中国株を急落させたコロナウイルスの問題は、ビットコインの価格上昇と一致した。現在、ビットコインは8,969ドル(986,590円)、+3.23%で取引されている。(出典:COIN TOKYO

5.記事のまとめ

ビットコインリスクオフまとめ

この記事で解説する「ビットコインはリスク資産か安全資産か」を理解すれば、ビットコインとリスクオフの関係がわかります。

最後におさらいしましょう。

  • ビットコインはリスク資産安全資産の側面をもつ
  • リスク資産の側面はボラティリティの高さ
  • 安全資産の主な側面は世界情勢の影響を受けづらい
  • 金(ゴールド)と特徴がよく似ている(以下は共通ポイント)
    - 世界共通の価値
    - 世界中で取引できる
    - 流動性が高い
    - 価値がゼロになりにくい
    - 発行上限がある

デジタルゴールドとも呼ばれるビットコインですがまだまだ未知の部分も多いです。

今後どのような振る舞いをし、どのように扱われるのか、引き続き注目していきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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トミー

2017年より興味本位でビットコイン投資を始める。 年末の仮想通貨バブルを経験するも含み益が一瞬でなくなる。 現在は数年先を見据えて長期保有するスタンス。 株式投資の経験を生かしてテクニカル分析にも挑戦中。 記事では仮想通貨の知識のみならず、トレーダー目線でも役に立つ情報提供になるよう心掛けている。

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