



この記事でわかること
- BTCBOXの会社情報と特徴、口コミ
- BTCBOXのメリット・デメリット
- BTCBOXの口座開設方法
目次
1. BTCBOXの基本情報
BTCBOXは2014年3月に設立された国内では老舗の取引所で、BTCボックス株式会社が運営しています。
中国人のDavid Zhang(デビッド・チャン)氏が立ち上げ、北京と日本に拠点を持ちます。
社名 | BTCボックス株式会社 |
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設立 | 2014年3月 |
代表者名 | 張店 |
所在地 | 東京都中央区日本橋茅場町2-8-1 BRICK GATE 茅場町 5階 |
資本金 | 1億6516万円 |
登録番号 | 関東財務局長 第00008号(仮想通貨交換業) |
経営理念は「お客様の信頼を獲ること」。
ユーザーの信頼を獲得することを最優先に取引所を運営しています。
2017年9月に仮想通貨交換業者として関東財務局に登録され、国に認められた取引所となりました。
社長はどんな人?
2014年、後に日本で最も有名なハッキング事件となるマウントゴックス事件が起きました。
マウントゴックス事件
2009年に設立された東京のビットコイン取引所マウントゴックスが受けたハッキングによって引き起こしたビットコイン消失事件。
被害額は、顧客がビットコイン約75万BTC(450億円相当:当時のレート1BTC=6万円)と売買資金用として預けていた28億円。
中国国籍の事業家・デビッド・チャン氏は、この事件で日本の仮想通貨業界の将来性に危機を感じ、より安全な取引所を作るべくBTCBOXを設立しました。
このような背景から、BTCBOXはセキュリティ対策に特に力を入れています。
設立以来、無事故運営、サーバーダウン0の実績があり最も安全な取引所の一つといえます。
取り扱い仮想通貨は4種類
BTCBOXはユーザー同士が仮想通貨の売買ができる取引所形式の取引所です。
ビットコインをはじめとする4種類の通貨が売買できます。
・ビットコイン(BTC)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・イーサリアム(ETH)
・ライトコイン(LTC)
【入金手数料は無料】各種手数料
入金手数料はすべて無料です。
入金手数料 | すべて無料(振込手数料のみ負担) |
出金手数料 | ビットコイン:0.001BTC ビットコインキャッシュ:0.001BCH ライトコイン:0.002LTC イーサリアム:0.01ETH 日本円:400円(15万円以下)・750円(15万円超) |
売買手数料 | ビットコイン:0.05% ビットコインキャッシュ・ライトコイン・イーサリアム:0.10% |
LiquidやBITPointは、BTCBOXと同じ仮想通貨を扱っていて取引(売買)手数料も無料です。
頻繁に取引をされる人は選択肢として持っておくとよいでしょう。
2. BTCBOXを使うメリット
強固なセキュリティ対策
BTCBOX最大の特徴でありメリットは、高いセキュリティです。
前述の通り、BTCBOX設立の背景にハッキング事件がありました。
BTCBOXは、同じことが起きないようセキュリティ面の強化を一番に考えています。
その結果、2014年の設立以来、ハッキング被害を受けたことがありません。
具体的に以下のような対策をしています。
・ユーザー資産の大半は、コールドウォレットによるオフライン保管
→インターネットに一度も接続されたことのないオフラインのコンピュータを利用し、安全に作成されたアドレスに厳重に保管されています。
・2段階認証の導入
→ログインパスワードに加え、リアルタイムに変わる6桁のコードを入力する2段階認証を導入し不正アクセス防止の強化をしています。
・SSLサーバー証明を導入
→通信はすべて暗号化されていて、安全性を向上させています。
・毎日、社長自らが残高データをチェック
→ビットコインやその他の仮想通貨と日本円の残高は、毎日、システムデータと、実際の残高の一致をチェックし、CEOが確認しています。






今後はホワイトハッカーの採用に力を入れ、引き続きセキュリティ面の強化を図っていきます。
ホワイトハッカー
大事な資産がしっかり保管されているかは、取引所選びの重要なポイントでしょう。
サーバーの安定性
もうひとつのメリットはサーバーの安定性です。
取引の大事な局面でサーバーダウンがあれば稼ぎ損ねることもあります。
サーバーの安定性も取引所選びの大事なポイントでしょう。
BTCBOXはサービス提供開始からサーバーダウン0を継続中で、この事実が安定性を物語っています。
取引所のシステムの重要な部分の機能は、1,000回以上の信頼性テストをクリアしていて、慎重なシステム運用をしていることが分かります。
ビットコインが借りられる仮想通貨融資
BTCBOXは国内の取引所で唯一、仮想通貨融資サービスを提供しています。
文字通り仮想通貨(ビットコイン)の融資を受けられるサービスで、一般には信用取引と呼ばれます。
持っている資産の3倍まで借りることができますが、借りている間は借入手数料はかかります。
借入手数料は変動制ですが1%未満のケースが多いです。
借入方法は簡単で、管理画面上で希望するビットコインの数量を指定し、借入申請するだけです。
総貸出オファー数量は貸出したい人のビットコイン総量で、この分から借り入れるすることになります。









注意ポイント
・ビットコインを借りている間は、取引所に入っている日本円の引き出しができません。
・貸出資産に占めるBitcoin融資の総資産の割合が110%以下となった場合(Bitcoin融資の総資産(純資産+貸出資産)/貸出資産≦1.1)、手持ちの資金が強制的に返済に充てられます。
ビットコインの値動きによって大きな損失にもなりうるので、初心者は手を出さない方が無難でしょう。
使いやすいアプリ
出典:AppStore
BTCBOXはアプリを提供しています。
iOSやAndroidに対応しており、パソコン版の管理画面とほぼ同じ機能が使えますが、チャートが表示されるのはビットコインのみです。
取引所別のビットコイン価格がチェックできる機能が好評です。
3. BTCBOXを使うデメリット
出金手数料が高い
BTCBOXでは、日本円出金時に400円~750円の出金手数料がかかります。
出金頻度が高い人は、BITPointやDMM Bitcoin、GMOコインなど出金手数料が無料の取引所も選択肢として持っておくとよいでしょう。
取り扱い通貨が少ない
ビットコインを含む4銘柄は取扱数としては少ないでしょう。
人気のリップル(XRP)やビットコインキャッシュを購入する場合は、同じ取引所形式のBITPointやbitbankを利用しましょう。
4. BTCBOXの口座開設方法
口座新規登録
まずは、BTCBOXの公式サイトから新規登録をクリックし、本登録用のメールアドレスとログインパスワードを入力します。
不正防止のスライドをして利用規約に同意し次へをクリックします。
確認メールに記載されているURLにアクセスして本登録を完了します。
本人確認
ログイン後、上部メニューにあるセキュリティをクリックして、左メニューにある本人確認をクリックしてください。
個人情報を入力し、本人確認書類をアップロードして次へをクリックします。
アップロードが完了し、本人確認書類に問題がなければ、登録した住所宛にBTCBOXからハガキが送られます。
引用:BTCBOX
ハガキに記載されているワンタイムパスワードを入力します。
引用:BTCBOX
最後に、取引パスワードを設定すれば、本人確認が完了します。
引用:BTCBOX






5. BTCBOXの口コミ・評判は?
BTCBOXの口コミをまとめました。
強みであるサーバーの安定性について高い評価を得ています。
よい口コミ
悪い口コミ
口コミの引用:みん評
7. BTCBOXのまとめ
・2014年に設立され、国内の取引所として最も歴史がある
・有名なハッキング事件・マウントゴックス事件で仮想通貨の未来を不安視した、中国人事業家が立ち上げた
・設立以来ハッキング被害とサーバーダウンが0の実績があり、セキュリティとサーバーに強みがある
・デメリットは、取引手数料がかかる点、取り扱い銘柄が少ない
・日本で唯一、仮想通貨融資サービスを提供する
・アプリでは取引所ごとの価格がわかる機能が好評
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
いかがでしょうか。
セキュリティやサーバーの安定性に定評があるので、とにかく安心して取引したい人、長期で取引きしたい人にはオススメです。
一方で、取り扱い銘柄数が少なく、また手数料が割高なことから、いろんな通貨を頻繁に取引したい人には不向きかもしれません。
この記事があなたのこれからの投資に役立てば幸いです。