
- 仮想通貨の現物取引ってどんな方法?
- 仮想通貨の現物取引は誰でもできる?
- 現物取引以外に取引方法はあるの?
記事の前半で仮想通貨の現物取引は何か?を解説し、後半で現物取引の方法や現物取引のコツを説明します。



今すぐに仮想通貨の現物取引がしたいという人は「現物取引におすすめな国内取引所3選」を見てくださいね。
目次
現物取引とは仮想通貨そのものを取引するやり方
現物取引は仮想通貨を直接現金で購入する方法で、国内取引所では日本円で仮想通貨を購入できます。
現物取引ができる場所は大きく分けて以下の2つです。
- 販売所形式:取引所が保有する通貨を売買するため、好きな時に取引可能
- 取引所形式:ユーザー同士が取引する方法で相場に合った価格で取引可能
仮想通貨の現物取引をする方法は3STEP
仮想通貨の現物取引をする方法は以下の3STEPです。
- 取引所で口座開設(国内取引所は20歳以上)
- 取引口座に日本円を入金
- 販売所形式か取引所形式、通貨の種類と数量を選択して購入
購入した通貨は取引所に置いたままにせず、すぐに専用のウォレットに移して保管しましょう。



仮想通貨の現物取引で儲けるメリットは3つ
仮想通貨の現物取引で儲けるメリットは以下の3つです。
- 投資額以上に借金や損失が出ない
- 仮想通貨そのものが資産として手に入る
- 通貨の保有手数がかからないので通貨を長期保有できる
1. 投資額以上に借金や損失が出ない
現物取引は投資額以上に損失が出ません。
なぜなら、現物取引は現金で買った仮想通貨を使って取引するからです。
例えば、1BTC=10万円分のビットコインを現物取引で購入して1BTC=5万円に下がった時に売却したとします。
元手 | レバレッジ | 1BTC=10万円 | 1BTC=5万円に下落したときの損失額 | |
現物取引 | 10万円 | なし | 1BTC=10万円 | -5万円 |
10万円で買ったビットコインを5万円で売るので、損失額は5万円です。
現物取引で支払った投資額以上に損失を支払う必要はありません。



ただし、投資額には十分に注意しましょう。



2. 仮想通貨そのものが手に入る
現物取引は仮想通貨を現金購入するので、仮想通貨を保有できます。
ただし仮想通貨は法定通貨と異なり、実体を持たない通貨です。
また、国内取引所ではクレジットカードで仮想通貨を購入できないので注意しましょう。
一部の海外取引所を除き、基本的に国内では現金でしか仮想通貨を購入できません。






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3. 通貨の保有手数料がかからないので通貨を長期保有できる
現物取引は仮想通貨を保有するだけなら、手数料はかかりません。
よって、購入した通貨を資産として保有しておくことができます。
一方でレバレッジ取引は通貨を保有しているだけで0.04%/日で手数料がかかります。
取引が不安な場合、通貨の価値が上がるまで通貨を資産として保有しておくのがおすすめでしょう。
仮想通貨を現物取引で稼ぐコツは3つ
仮想通貨を現物取引で稼ぐコツは以下の3つです。
- 現物取引の際は投資額に注意する
- 現物取引にかかる手数料に注意して儲ける
- 仮想通貨の投資初心者なら通貨の長期保有がおすすめ
1. 現物取引の際は投資額に注意する
仮想通貨投資は少額から取引できるので、必ず無理のない余剰資金で現物取引をしましょう。
なぜなら、どんなに少額で投資しても資産が減る可能性があるからです。
通貨の価格変動は小さな変動でも投資者のメンタルとお財布に影響を与えます。
仮想通貨の投資額は生活に支障が出ない余剰資金で行いましょう。






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2. 現物取引にかかる手数料に注意して儲ける
仮想通貨の売買には手数料がかかります。
特に、通貨を売買するたびに手数料がかかってしまいます。
例えばビットコインを販売所形式で購入し、売却したとします。
- 取引手数料と入金手数料を支払い、日本円を入金してビットコインを購入
- 出金手数料、送金手数料、スプレッド手数料を支払ってビットコインを売却
取引所の多くは取引手数料が無料ですが、不要な取引をしないように注意しましょう。



3. 仮想通貨の投資初心者なら通貨の長期保有がおすすめ
仮想通貨の投資初心者なら買った通貨は無理に取引せず、保有しておきましょう。
なぜなら、取引に慣れないうちは売買のタイミングが分からないからです。
仮想通貨は価格変動が激しく、最初は取引のタイミングに迷うかもしれません。
現物取引で通貨をもつだけなら税金も手数料も不要なので、資産として通貨を保有してみるとよいでしょう。
仮想通貨の現物取引で稼ぐデメリットは3つ
仮想通貨の現物取引のデメリットは以下の3つです。
- 現物取引はレバレッジ取引と比べると高額な利益を儲けるのが難しい
- 取引手数料がかかるので元手が少ないと利益が出にくい
- 通貨を保有していない場合は買いからしか入れない
1. 現物取引はレバレッジ取引と比べると高額な利益を儲けるのが難しい
現物取引はレバレッジ取引と比較すると、高額な利益を得るのが難しいです。
なぜなら、現物取引は投資額の範囲で仮想通貨を購入し、取引するからです。
仮に元手10万円で現物取引とレバレッジ取引をする場合、価格が高騰すると利益はどうでしょうか。
元手 | レバレッジ | 1BTC=10万円 | 1BTC=15万円に高騰した時の利益額 | |
現物 | 10万円 | なし | 1BTC=10万円 | +5万円 |
レバレッジ | 4倍 | 4BTC=40万円 | +20万円 |
レバレッジ取引はレバレッジ率に応じて儲かる額が倍になります。
一方で現物取引は投資額に対する通貨の価格高騰分しか儲けが出ません。






2. 取引手数料がかかるので元手が少ないと利益が出にくい
現物取引は投資額の範囲で取引するので、投資額以上に損失が出ません。
ただし、現物取引の際は取引にかかる手数料に注意しましょう。
取引所の多くは手数料が無料ですが、販売所形式ではスプレッド手数料が発生します。



よって元手が少ないと利益が出にくいので注意しましょう。
3. 通貨を保有していない場合は買いからしか入れない
現物取引は通貨を買わない限り、取引を始められません。
つまり、現物取引で儲けを得るためには通貨を安く買い、高く売る必要があります。
現物取引は少額から取引可能ですが、取引のタイミングは限られてしまいます。
仮想通貨の現物取引とレバレッジ取引で儲ける際の違いは3つ
仮想通貨の現物取引とレバレッジ取引の違いは以下の3つです。
取引所名 | レバレッジをかけられる | 通貨を保有できる | 建玉手数料がある | 利幅が大きい |
---|---|---|---|---|
現物取引 | × | 〇 | × | × |
レバレッジ取引 | 〇 | × | 〇 | 〇 |






レバレッジ取引にはロスカットがある
レバレッジ取引にはロスカットと呼ばれる仕組みがあります。
ロスカットって?
証拠金維持率(※)が一定の水準を下回ると、自動で決済処理が行われる仕組み
(※)証拠金維持率とは証拠金(投資額)に対して純資産が占める割合
ロスカット制度でユーザーが証拠金以上に損失を負わず、借金を支払う必要がありません。



仮想通貨の証拠金維持率について詳しく知りたい人は、以下の記事で紹介しています。
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現物取引で稼ぐのにおすすめな国内取引所3選
現物取引におすすめな取引所は以下の3つです。
取引所名 | 取引手数料 無料 | 入金・送金手数料 無料 | 口座開設が早い | 通貨数が多い |
---|---|---|---|---|
![]() ![]() | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
![]() ![]() | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 |
![]() ![]() | ◎ | ○ | ○ | ◎ |
まとめ
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
- 現物取引は初心者が始めやすい
- 現物取引で投資額以上の借金や損失が出ない
- 現物取引は投資額に注意する