
- 仮想通貨のレバレッジ取引のやり方や仕組みは難しい?
- 仮想通貨のレバレッジ取引は現物取引と違う?
- 仮想通貨のレバレッジ取引をすると損失が出るの?
記事の前半ではレバレッジ取引とは何かを解説し、後半でレバレッジ取引の注意点やコツを解説します。



今すぐに仮想通貨のレバレッジ取引がやりたいという人は「仮想通貨レバレッジ取引におすすめな国内取引所2選」を見てくださいね!
目次
仮想通貨のレバレッジ取引のやり方は3STEP
仮想通貨のレバレッジ取引のやり方は以下の3STEPです。
- レバレッジ取引ができる仮想通貨取引所を選ぶ
- 仮想通貨取引所で口座開設をして、投資額を入金する
- レバレッジ取引をする仮想通貨を選んで取引開始



でもレバレッジ取引って他の取引と何が違うのかな?
次でレバレッジ取引とは何か?を詳しく見ていきましょう。



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仮想通貨のレバレッジ取引は少額で大きな金額の取引ができる
仮想通貨のレバレッジ取引とは自分が預けた資金に「てこの原理」を働かせ、預けた金額の数倍の金額を取引する方法です。
レバレッジ取引では預ける資金のことは証拠金と呼ばれています。
証拠金
レバレッジ取引のもとになるお金
レバレッジ取引は証拠金にレバレッジをかけることで自分が持っている以上の金額で取引することができます。



次でレバレッジ率について詳しく見ていきましょう。



仮想通貨のレバレッジ率は1倍から2倍から始めるのがおすすめ
仮想通貨のレバレッジ取引は1~2倍の低いレバレッジから始めましょう。
なぜなら、レバレッジ取引はハイリスクでハイリターンな取引で損失が出る可能性があるからです。
仮想通貨のレバレッジ率は国内では4倍までですが、海外取引所では最大100倍までレバレッジをかけることができます。
しかし、レバレッジ取引の初心者は1から2倍までの低いレバレッジ率から始めましょう。



次でロスカットの仕組みを見ていきましょう。



ユーザーの資産を守る!自動決済をするロストカット
レバレッジ取引には預けている証拠金が一定額を下回ると、自動で決済をするロストカットがあります。
ロストカットされるとユーザーのレバレッジ取引は強制終了となります。
取引ユーザーはレバレッジ取引でロストカットされないように、口座入金額を100%以上に保つように注意しましょう。
ロストカットが発動するタイミングは取引所の証拠金維持率で異なり、国内取引所の証拠金維持率は75%~85%に定められています。



ロストカットが行われると証拠金を失います。
場合によっては、追加の証拠金である追証(追加の借金)が発生する可能性があるので注意しましょう。



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仮想通貨のレバレッジ取引における証拠金維持率の目安やロスカット制度を解説
仮想通貨のレバレッジ取引における証拠金維持率を解説します。証拠金維持率って何?高い場合と低い場合のとどちらが安心?証拠金維持率の目安や計算方法までを丁寧に説明します。
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※仮想通貨のレバレッジ取引の「追証」については、こちらの記事で詳しく解説しています。
仮想通貨のレバレッジ取引を国内でするメリットは3つ
仮想通貨のレバレッジ取引を国内でするメリットは以下の3つです。
1. 仮想通貨のレバレッジ取引は少額で高額な取引ができる
2. レバレッジ取引は短期間で大きな利益を見込める
3. 日本国内ではレバレッジを4倍までかけられる(2020年春以降は国内は2倍を検討中)
1. 仮想通貨のレバレッジ取引は少額で高額な取引ができる
仮想通貨のレバレッジ取引は少額で大きな金額を取引可能です。
なぜなら、投資額にレバレッジ率をかけるからです。
例えば、1BTC=20万円のビットコインに4倍のレバレッジをかけてを80万円分取引するとします。
1BTC=25万円になった場合、通常は5万円の儲けですが4倍のレバレッジにより、20万円の儲けを得られます。
レバレッジ取引は投資額よりも大きな金額を取引できるので利益も大きくなるチャンスがあります。
2. レバレッジ取引は短期間で大きな利益を見込める
レバレッジ取引は投資額にレバレッジをかけるので、短期間に大きな金額を儲けられます。
ただし、レバレッジ取引は保有通貨にレバレッジ手数料が0.04%/日でかかるので注意しましょう。
レバレッジ取引は通貨の種類を限定して短期間集中で取引するのがおすすめです。
3.日本国内ではレバレッジを4倍までかけられる(2020年春以降は国内は2倍を検討中)
2020年2月現在、日本国内ではレバレッジ率を4倍までかけられます。
しかし、2020年春以降は内閣府令で「国内のレバレッジ率の上限が2倍まで」と規定される予定です。



なぜなら、レバレッジ取引は損失が出ると追証(追加証拠金の支払い)が発生するからです。



今後、日本国内のレバレッジ率の上限に関する情報は気を付けておく必要があるでしょう。
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仮想通貨のレバレッジ取引を国内でやるデメリットは3つ
仮想通貨のレバレッジ取引を国内でするデメリットは以下の3つです。
- 建玉手数料がかかるので短期間で取引する必要がある
- 国内のレバレッジ率は4倍までで海外と比較してレバレッジ率が低い
- ロスカットや証拠金維持率の仕組みがあるが借金を負う可能性がある
1. 建玉手数料がかかるので短期間で取引する必要がある
レバレッジ取引では通貨を長期保管せず、短期売買しましょう。
なぜなら、レバレッジ取引は0,04%/日ごとで保有手数料がかかるからです。
保有手数料を1か月分払い続けると0,04%×30日間(1か月)で1.2%になります。
取引額が多いほど保有手数料が高額になるので、レバレッジ取引は短期売買を心がけましょう。
2.国内のレバレッジ率は4倍までで海外と比較してレバレッジ率が低い
国内のレバレッジ率は海外のレバレッジ率と比較すると低いです。
金融庁認可の国内取引所では金融庁の自主規制にならい、レバレッジ率を4倍までと定める取引所が多いためです。
大手海外取引所のBitMEXでは最大100倍までレバレッジをかけられます。
ただし、レバレッジ取引はハイリスク、ハイリターンなので高いレバレッジ率をかける際は注意しましょう。
3. ロスカットや証拠金維持率の仕組みはあるが借金を負う可能性がある
仮想通貨のレバレッジ取引は借金を負う可能性があります。
なぜなら、仮想通貨は変動が激しく自動決済のロスカットが間に合わない場合があるからです。
ロストカットが遅れると証拠金以上の借金が発生するため、追証の支払いが必要です。
ロスカットされると投資額を失うので、追証が無料の取引所や証拠金維持率が高い取引所を選ぶと安心でしょう。



仮想通貨のレバレッジ取引をする際の注意点は3つ
仮想通貨をレバレッジで取引する際の注意点は以下の3つです。
- レバレッジ取引は利益が大きいので損失も大きくなりやすい
- 通貨を資産として保有するには不向き
- レバレッジ取引は追証の支払いで借金が発生する可能性がある
1. レバレッジ取引は利益が大きいので損失も大きくなりやすい
レバレッジ取引は利益が大きくなる半面、損失も大きくなりやすいです。
4倍のレバレッジをかけると、利益は最大4倍ですが同時に損失も4倍に膨らむために大幅な損失が出ます。
例えば、1BTC=20万円のビットコインに4倍のレバレッジをかけて80万円分を取引したとします。
ビットコインの価格が5万円下がり、1BTC=15万円になると損失は20万円(5万円×4倍)になります。
レバレッジ取引は大きな金額を取引する分、損失も大きくなるので注意しましょう。
2. 通貨を資産として保有するには不向き
レバレッジ取引は通貨の長期保有は不向きです。
レバレッジ取引中は通貨の保有手数料を毎日支払わなければならないためです。
レバレッジ取引は通貨を保有しているだけで、資本金が減り続けてしまいます。
レバレッジ取引の際は短期間で取引を終了させましょう。
3. レバレッジ取引は追証の支払いで借金が発生する可能性がある
レバレッジ取引は投資額以上の借金が発生しないようにロスカットという仕組みがあります。
ロスカットがあることで追証(借金)を負う可能性は下がります。
ただし、価格が急騰するとロスカットが遅れる可能性があるので注意しましょう。
仮想通貨のレバレッジ取引をするコツは3つ
仮想通貨でレバレッジ取引をする際は以下3つのコツを覚えておきましょう。
- 仮想通貨のレバレッジ取引は投資に慣れたら始める
- 取引の損切りラインは最初に決めておく
- 取引をむやみにせずに取引ルールを決めておく
1.仮想通貨のレバレッジ取引は投資に慣れたら始める
仮想通貨のレバレッジ取引は仮想通貨の取引に慣れてから始めましょう。
レバレッジ取引は証拠金を保持しているだけで手数料がかかるので短期間で取引しなければなりません。
取引に慣れないうちは取引すべきタイミングを見極めることが難しいでしょう。
よって、初心者は取引額以上に損失が出ず、通貨の長期保管が可能な現物取引から始めましょう。
2.取引の損切りラインは最初に決めておく
仮想通貨のレバレッジ取引において損切ラインはあらかじめ決めておきましょう。
レバレッジ取引はレバレッジをかけている分、損失額が大きくなりやすいからです。
損切りのラインを決めておくことで大きな損失を防ぎます。
取引時のリスクを大幅に減らすためにも、損切ラインを考えてからレバレッジ取引を始めましょう。
3.取引をむやみにせずに取引ルールを決めておく
仮想通貨の取引に迷わないように、取引ルールを決めておきましょう。
なぜなら、仮想通貨の取引は取引ごとに手数料がかかるからです。
取引をむやみに行うと、送金や出金のたびに手数料がかかり、資本金が減ってしまいます。
取引回数の無駄をなくし、大切な資産を守りましょう。
仮想通貨レバレッジ取引におすすめな国内取引所2選
仮想通貨のレバレッジ取引におすすめな国内取引所2選は以下です。
取引所名 | 取引手数料 | レバレッジ率 | 通貨数 | ロスカット |
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まとめ
- 仮想通貨のレバレッジ取引は損失が出る可能性がある
- 仮想通貨のレバレッジ取引は取引に慣れてから挑戦する
- 仮想通貨のレバレッジ取引はレバレッジ率に気を付ける
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。