
- 仮想通貨のレバレッジ率が今後規制されたらどうなる?
- 仮想通貨のレバレッジって国内は規制がある?
- 仮想通貨のレバレッジ取引ってレバレッジは何倍までかけられる?
記事の前半ではレバレッジ倍率が改定されるとどうなるのかを解説し、後半ではレバレッジ倍率改定に伴う注意点やコツを説明します。



今すぐに仮想通貨のレバレッジ取引がしたいという人は「【やっぱり国内で安心な取引をしたい人向け】おすすめな国内レバレッジ取引所2選」を見てくださいね。
目次
仮想通貨のレバレッジ取引は少額で大きな金額の取引ができる
仮想通貨のレバレッジ取引は少額で大きな金額を取引可能です。
なぜなら、レバレッジ取引は投資額にレバレッジ率をかけるので現物取引と異なるからです。
レバレッジとは「テコ」を意味し、預けた証拠金をもとに数倍の資金を運用できます。
現物取引よりも大きな利益を得られるチャンスがある一方、借金が出る可能性があるので注意しましょう。



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ビットコインのレバレッジ・FX取引、レバレッジは最大4倍
ビットコイン(仮想通貨)fx・レバレッジ取引を海外と国内取引所で比較します。レバレッジ倍率は最大5倍~100倍までで規制があるか、ロスカット・追証で借金を負うのかを説明します。
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【仮想通貨の国内取引所のレバレッジ倍率は2倍まで】に規制される可能性がある
国内の仮想通貨取引におけるレバレッジ率が4倍から2倍までに2020年春から規制される予定です。
なぜなら、現在までのレバレッジ率の上限は金融庁認可の仮想通貨交換業者に対する自主規制だったからです。
金融庁の審議会は「投資家保護」の観点を守るためにレバレッジ率を2倍に規制する予定です。
しかし、レバレッジ取引の問題点の根本解決にならないとして国内の個人投資家からは非難が殺到しています。






※仮想通貨のレバレッジ取引の「追証」については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【仮想通貨の国内のレバレッジ倍率が2倍まで】になると起こりうるデメリットは3つ
仮想通貨のレバレッジ取引を2倍にする規制で懸念されるデメリットは以下の3つです。
- レバレッジ取引がハイリスクでローリターンな投資方法になる
- 仮想通貨のレバレッジ取引への参加者が減る
- 仮想通貨のレバレッジ取引で破産者が増える
1. レバレッジ取引がハイリスクでローリターンな投資方法になる
仮想通貨のレバレッジ率が2倍までに規制されると、ハイリスクでローリターンな投資方法になるでしょう。
なぜなら、レバレッジ率が2倍だと得られる利益が少ないのに借金を負う可能性が高いからです。
例えばレバレッジが2倍までだと利益は2倍以上になりません。
レバレッジ取引はハイリスクな分、ハイリターンでないと意味がないといえるでしょう。
2. 仮想通貨のレバレッジ取引への参加者が減る
日本国内でのレバレッジ率が下がると、レバレッジ取引者が減る可能性が高いです。
なぜなら、レバレッジ取引をしても大きな金額を儲けられないからです。
仮想通貨のレバレッジ取引者が減ることで国内の仮想通貨の取引者も減り、市場の流動性が下がるでしょう。
今後のレバレッジ率に関する情報は気を付けておく必要があります。
3.仮想通貨のレバレッジ取引で破産者が増える
日本国内でのレバレッジ率が下がると取引による破産者が増える可能性が高いです。
レバレッジ率が下がると破産者が逆に増える理由は以下の2つです。
破産者が増えるポイント2つ
- 海外取引所で高いレバレッジ率で取引をする人が増える
- レバレッジ取引にかかる追証のリスクが高い
レバレッジ取引の破産者を減らすためにはレバレッジ率を下げるより、追証ゼロが破産しにくいと考えられます。
仮想通貨のレバレッジ取引は追証がなくならないと借金を負う可能性がある
仮想通貨のレバレッジ取引は取引所ごとに証拠金維持率と呼ばれる証拠金の割合を定めています。
仮に証拠金が大幅に減少すると、取引を継続するためには追証(追加の入金)が必要です。
レバレッジ取引で利益がなく、追証だけを支払い続けると借金が膨らむ可能性があるでしょう。
仮想通貨のレバレッジ取引をする際の注意点は3つ
仮想通貨のレバレッジ取引をする際の注意点は以下の3つです。
- ゼロカットシステムがある取引所を選ぶ
- 投資額以上に損失を負わないように注意
- 急な価格変動でロスカットが間に合わない場合がある
1. ゼロカットシステムがある取引所を選ぶ
仮想通貨のレバレッジ取引を行う際はゼロカットシステムがある取引所を選びましょう。
ゼロカットシステムとは投資額以上のマイナスが発生した場合に損失をゼロにする仕組みです。
つまり追証がなく、投資した証拠金以上の借金が発生しないシステムです。
仮想通貨のレバレッジ取引はゼロカットシステムのある取引所を選び、借金を背負わないようにしましょう。
2. 投資額以上に損失を負わないように注意
仮想通貨のレバレッジ取引では投資額以上の損失を追う可能性があります。
特に急激な価格変動やゼロカットシステムがない取引所の場合、大きな損失が発生する可能性が高いでしょう。
仮想通貨のレバレッジ取引はハイリスクかつハイリターンな取引方法なので、利益額だけに目を向けるのは危険です。
仮想通貨のレバレッジ取引はリスク管理を徹底して投資額以上の損失を負わないようにしましょう。
3.急な価格変動でロスカットが間に合わない場合がある
仮想通貨は価格変動が激しいのでロスカット(自動決済)が間に合わない場合があります。
本来はロスカットがあることで損失を最小限に食い止めます。
しかし、仮想通貨は価格変動が激しく、わずか1分で10%以上価格変動が起きるのも珍しくありません。
仮想通貨のレバレッジ取引はロスカットに頼りすぎず、価格変動に注意して取引しましょう。
仮想通貨のレバレッジ取引をするコツは2つ
仮想通貨のレバレッジ取引をするコツは以下の2つです。
- ゼロカットシステムがある海外取引所を使う
- 国内取引所では現物取引を中心に行う
1.レバレッジ取引がしたい場合は海外取引所を使う
レバレッジ取引をする場合、ゼロカットシステムがある海外取引所を利用しましょう。
なぜなら、ゼロカットシステムは借金が発生しても取引所が肩代わりするからです。






高いレバレッジ率で取引がしたい人はゼロカットシステムがある海外取引所で取引しましょう。
2.国内取引所では現物取引を中心に行う
国内取引所では現物取引を中心に行いましょう。
なぜなら、現物取引は投資額以上の損失が出ず、通貨の長期保有の手数料もかからないからです。
現物取引で経験を積み、英語表記に抵抗感がない人がレバレッジ取引に挑戦しましょう。
【高レバレッジで取引したい人向け】追証がない海外取引所2選
高いレバレッジ率で取引をしたい人向けのおすすめな海外取引所は以下の2つです。
取引所名 | 初心者向き | レバレッジ率 | 通貨数 | ロスカット |
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【やっぱり国内で安心な取引をしたい人向け】おすすめな国内レバレッジ取引所2選
金融庁認可で安心な国内取引所は以下の2つです。
- アルトコインのレバレッジ取引が豊富なDMM Bitcoin(DMMビットコイン)
- スマホでレバレッジ取引ができるGMOコイン
多くの海外取引所は高いレバレッジ率で追証がない反面、サイトが英語表記で日本人利用者の負担は大きいです。
さらに海外取引所は国内取引所のように日本の金融庁の認可はなく、保証も対象外です。






取引所名 | 取引手数料 | レバレッジ率 | 通貨数 | ロスカット |
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まとめ
- 仮想通貨の国内のレバレッジ取引は2020年春以降は2倍までになる
- 仮想通貨のレバレッジ取引はレバレッジ率よりも追証がない取引所を選ぶ
- 仮想通貨のレバレッジ取引はゼロカットシステムがあると使いやすい
最後まで読んでいただきありがとうございました。