
- 仮想通貨の送金速度って何?
- 送金時間が早い仮想通貨を取引するとどんなメリットがある?
- 送金時間が早い仮想通貨はどんな種類がある?
記事の前半では送金速度が異なる理由を解説し、後半で送金速度が早い通貨を取引可能な国内取引所を説明します。



今すぐに送金が早い仮想通貨を取引できる取引所が知りたいという人は「送金速度が早い仮想通貨を取引できる国内取引所のおすすめ3選」を見てくださいね。
目次
仮想通貨はいつでも送金できるので送金が早いと取引しやすい
仮想通貨は日本円などの法定通貨と異なり、24時間取引できます。
よって、送金が早い通貨だと円滑に取引が可能でしょう。
特に送金時間はウォレットや取引所への送金に大きな影響を与えます。
円滑で最適なタイミングで取引するために、取引する仮想通貨の送金時間を押さえておきましょう。



なぜ通貨ごとで送金速度が異なるのかな?



仮想通貨ごとに送金速度が異なる理由は2つ
仮想通貨の送金速度が異なる理由は以下の2つです。
- 仮想通貨ごとに取引処理の速度が異なるから
- 取引量が多い通貨は送金速度が遅くなりやすいから
1. 仮想通貨ごとに取引の処理速度が異なるから
仮想通貨は通貨ごとで取引処理の速度が異なります。
例えば、取引処理の速度はビットコインが毎秒16件に対してリップルは倍以上の毎秒1600件を処理できます。



2. 取引量が多い仮想通貨は送金速度が遅くなりやすい
仮想通貨は取引者が増えると、取引量も増えます。
取引量が増えると未処理の取引が増え、送金速度が遅れてしまいます。
例えばビットコインも取引者が増えたことで通貨の流通量も増え、送金速度が停滞しました。
送金時間の早さは通貨ごとの送金速度だけではなく、取引量が大きく関係しています。
仮想通貨の送金速度が早いメリットは3つ
仮想通貨の送金速度が早いメリットは以下の3つです。
- 仮想通貨の決済時間が短い
- 仮想通貨の送金手数料が安い
- 仮想通貨を使った店舗決済ができる
1. 仮想通貨の決済時間が短い
仮想通貨の送金速度が早いと決済完了までの時間も短く済みます。
送金が早いと便利な時
- 海外取引所に仮想通貨を送る時
- 商品代金を仮想通貨で支払う時
- 取引タイミングを逃さずに取引できる



2. 仮想通貨の送金手数料を安くできる
送金速度が早いと取引手数料が安く済みます。
なぜなら、送金速度が遅いと手数料の上乗せが必要だからです。
通常、取引はマイニング作業で処理され、送金手数料からマイニング報酬が支払われます。
よって送金速度が遅い通貨の場合、手数料を上乗せしなければ取引処理が遅れるので注意しましょう。






3. 仮想通貨を使った店舗決済ができる
送金速度が早い通貨ならば、商品決済に使用できます。
例えば、決済完了までに10分かかる仮想通貨で商品代金を支払うとします。
すると、商品代金の支払いが完了するまで10分以上待たなければなりません。
仮想通貨の決済が即時で済むならば現金決済と同様なので、実用性が更に上がります。
送金速度が早い仮想通貨ランキング・比較
送金速度が早い仮想通貨は以下の4つです。
取引所名 | 送金時間 | 国内取引所での扱い | 時価総額 | 将来性 |
---|---|---|---|---|
![]() ![]() | 2~3秒 | ◎ | ○ | ◎ |
![]() ![]() | 4秒 | ◎ | ◎ | ◎ |
![]() ![]() | 10秒 | ○ | △ | ◎ |
![]() ![]() | 15秒 | ◎ | ◎ | ◎ |
1. リップルの送金システムを活用したステラ(XLM)
ステラは2014年7月、リップルを参考に作られた通貨です。
特に送金や決済に優れていて、送金時間は2、3秒と圧倒的な早さです。
現在、ステラはコインチェックやGMOコインなどの主要な国内取引所で取引可能です。
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日本での取り扱いが始まったときに乗り遅れないように覚えておきましょう。
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2. ブロックチェーンを持たず根強い人気を持つリップル(XRP)
リップルはリップラーと名乗るリップル保有者がいるほど人気が高い通貨です。
リップルは法定通貨と同様に通貨の管理者が存在し、ブロックチェーンを持ちません。
さらに独自のRipple Net(リップルネット)を持つことで安い手数料で早い海外送金が可能です。
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3. 時価総額第2位のイーサリアム(ETH)
イーサリアムは時価総額が第2位の通貨で、送金時間はわずか15秒です。
イーサリアムはブロックチェーンを持ちますが、送金時間はビットコインの半分以下です。



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送金速度が早い仮想通貨を取引できる国内取引所のおすすめ3選
送金速度が早い仮想通貨を取引できる国内取引所のおすすめは以下の3つです。
取引所名 | 取引手数料 無料 | 入金・送金手数料 無料 | 通貨数 | 初心者向け |
---|---|---|---|---|
![]() ![]() | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
![]() ![]() | ◎ | ◎ | ○ | △ |
![]() ![]() | ◎ | ○ | ○ | ◎ |



仮想通貨の送金速度が遅い場合の注意点は3つ
仮想通貨の送金速度が遅い場合の注意点は以下の3つです。
- 送金が遅いと取引チャンスを逃しやすい
- 送金が遅い通貨には高い手数料が必要
- 送金が遅い通貨は送金の間違いに気が付きにくい
1. 送金速度が遅いと仮想通貨の取引チャンスを逃しやすい
仮想通貨の送金速度が遅いと取引のタイミングを逃しやすいです。
なぜなら、仮想通貨は24時間休まず取引が行われていて、価格変動が激しいからです。
例えば、以下はビットコイン相場の画像でたった45分間で価格が大きく下がりました。



2. 送金が遅い仮想通貨の取引は高い手数料が必要
送金速度が遅い仮想通貨には手数料を多く支払う必要があります。
なぜなら、マイニング作業は高い手数料が支払われる取引から処理されるからです。
送金速度が遅い通貨には高い手数料を支払わなければ、送金スピードも下がってしまいます。



3. 送金が遅い通貨は送金の間違いに気が付きにくいので注意
送金が遅い仮想通貨を取引する場合、送金のミスを見落とす可能性があります。
送金には以下4つの情報入力が必要です。
- 送金する通貨を選ぶ
- 送金先のアドレスを入手
- 送金する通貨量の入力
- 手数料の支払い
4つの情報を間違いなく入力しましょう。
仮に送金情報を誤ると、送金間違いの発見が遅れてしまうので注意が必要です。
まとめ
- 仮想通貨ごとに送金時間が異なる
- 送金速度が早い通貨は利便性が高く、取引しやすい
- 送金時間が早い通貨は取引手数料も安くなる
最後まで読んでいただきありがとうございました。