コインプラス編集部がスイングトレードにチャレンジ。
前回のトレードは-1.25万円(マイナス)でした。
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GMOコイン(仮想通貨FX)でスイングトレードにチャレンジ(2019年8月16日)
コインプラス編集部では現在、ドルコスト平均法を用いた投資日記を連載中です。 しかし、半年や1年持ち続ける長期投資は、「待つのが苦手!」という人もいますよね。 そこで1日や数週間の比較的短 ...
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今回は2回目のチャレンジレポートになります。
目次
トレードのルール、買う理由と売る価格を決める
GMOコインの仮想通貨FXで仮想通貨トレードをします。
FX取引は差金決済のため、仮想通貨の現物は受け取りません。
GMOコインの仮想通貨FXを選ぶ理由は、2WAYプライスで分かりやすい中でスプレッドが狭く、売買手数料がかからない、またアプリが使いやすい点です。
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GMOコインの仮想通貨FXは小資金・初心者・忙しい人にオススメ【やり方徹底解説】
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買う理由と、売る価格を決めてそれを記録に残していきます。
ビットコイン(BTC)を買う
今回は再びビットコイン(BTC)を買うことに決めました。(2019年8月28日)
2019年8月28日時点のビットコイン(BTC)のチャートです。
出典:みんなの仮想通貨
107万円前後を推移していますが、編集部は以下の理由から購入を決めました。
また、事前に売る価格も設定しています。
■購入条件
通貨:ビットコイン(BTC)
現在価格:107万円/1BTC(購入決定時)
希望購入数:0.25BTC(約26.5万相当)
■購入理由
・テクニカル
三角保ち合いっぽい動き(価格が収束してきている)のため上放れの可能性
月初に上昇傾向あり(6月除く)、9月に入っての動きに期待
・ファンダメンタル
なし
■目標売値
利益確定目標:115万円(執行時の損益 +2.0万円)
ストップロス:100万円(執行時の損益 -1.75万円)
購入理由ひとつめは、上記に掲載のチャートで三角保ち合いの形を形成しています。
三角保ち合い
株価の変動が一定の範囲で継続している状態を「保ち合い」といい、株価の上昇・下落の値幅が徐々に狭まっていき、チャートの形が三角形のようになる状態を「三角保ち合い」と呼んでいます。(参照:SMBC日興証券)
この後上放れの可能性があるため、買いの理由としました。
ふたつ目の理由は、月初に価格上昇が起こりやすい点です。
以下は2019年4月1日からのビットコイン(BTC)日足チャートです。
ご覧いただくと分かりますが、月が替わるタイミングで高い確率で上昇していることが分かります。
上昇した月:4月、5月、7月、8月
下落した月:6月
この可能性から考えて、9月に入って価格上昇する期待が理由になります。
GMOコインの仮想通貨FXで売買をする
取引をする前にまずは入金です。
仮想通貨FX専用アプリのビットレ君を起動させます。
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買うときは基本的に指値での注文をオススメします。
成行注文にすると、思わぬ高値で買ってしまう可能性があります。
(買)ASKボタンを押すと取引数量やレートを入力する項目が出るため「通常」を選択すると、執行条件で指値/逆指値が選べます。
ここでは指値を選びます。
建玉の一覧で買いが確認できました。
買った後は暴落などに備えて事前に損切りと利益確定の注文を入れておきます。
GMOコインの仮想通貨FXでは便利なOCO注文があります。
価格が上がって利益確定する際の注文(指値注文)と、価格が下がってストップロスする際の注文(逆指値)が同時にできるのがOCO注文です。
保有する建玉を選んで売り注文を実行します。
指値レートと逆指値レートを入力し、注文を確定しました。
注文内容は一覧で確認できます。
予想を外し下落したため、追加で0.1BTC買いを入れる
購入日の翌日2019年8月28日、110万円に上がっていくという予想に反して102万円まで下がっていました。
しかし、100万円は固いという読みに従い、100万円で切り返すことを想定して追加で買うことにしました。
102.8万円で初回よりも少ない、0.1BTC分を買いました。
新たに0.1BTC分の建玉が確認できました。
買ったら、売りの予約もします。
1回目と同じ条件で、利益確定の指値を115万円に、損切り(ストップ・ロス)ラインを100万円に設定し注文確定しました。
注文が入っていることが確認できました。
しかし、その後早々に100万円を割ることに・・・。
一時100万円を割り込み、ストップ・ロスで損失確定
その後、8月29日中に100万円を割りストップロスの売りが約定してしましました。
最初に買った0.35BTC分が-17,344円、後から買った0.1BTC分が-2,865円で、合計-20,209円となりました。
今回の取引をチャートで振り返ってみます。
改めて購入理由も振り返ります。
・テクニカル
三角保ち合いっぽい動き(価格が収束してきている)のため上放れの可能性
月初に上昇傾向あり(6月除く)、9月に入っての動きに期待
三角保ち合いについては上放れせず、下放れしてしまいました。
もうひとつ、月初(9月)に入っての動きはどうだったのでしょうか?
こちらはご覧の通り10万円程度の上昇があり、読み通りとなりました。
今回のトレードでの学び
今回はストップロスのポイントが浅かったことが要因だと考えられます。
100万円を下値ラインとしてみた場合、100万円で損切り設定をすると、今回のようにわずかに下振れしてもカットされてしまいます。
ビットコインは1日のボラティリティが高いということを考慮し、100万円の下値が固いと思うなら、ストップロス価格は95万円あるいは90万円などある程度低めに設定する必要があります。
実際に、100万円を何度変わった後は、しっかり上昇していることが分かります。
この点は次回のトレードに活かすようにします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。