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ハードウェアウォレットとは?
ハードウェアウォレットとは、USBメモリのような端末に仮想通貨の秘密鍵のデータを保存する方法です。

そもそも仮想通貨には、セキュリティ保護をするための「秘密鍵」と「公開鍵」のふたつの鍵があります。
秘密鍵は、仮想通貨の所有権を証明するための鍵です。
公開鍵は、送金取引をする際に必要になる鍵です。
たとえば、AさんからBさんに50BTC送金する際に、Aさんが公開鍵を使うと「Aさんは50BTCをBさんに送った」などの送金情報が記録されます。






ハードウェアウォレットのメリット
ハードウェアウォレットのメリットは以下の通りです。
メリット
- オフライン(インターネットから切り離した場所)で保管をするので、セキュリティ的に安全。
ハードウェアウォレットは、ウォレットを使用するときのみパソコンに接続するので、仮想通貨の取引所に保管しているよりも、安全だといえるでしょう。
ハードウェアウォレットのデメリット
デメリット
- すぐに通貨を取り出せないので、緊急時には不便。
- 一台1万円以上するので、本格的に取引をしている人以外には不向き。
送金する際はネット接続をしたパソコンにつなぐ必要があり、面倒なことも多いです。
そのため、使う予定のないコインをハードウェアウォレットで保管するなどの使い分けがオススメです。
代表的なハードウェアウォレット:Ledger Nano S
ハードウェアウォレットで最も有名なのがLedger Nano Sです。
Ledger Nano Sは、公式HPかAmazonで購入する事ができます。
Ledger Nano S を購入する際の注意点
購入する際は、必ず新品未開封の正規品を購入しましょう。
ハードウェアウォレットに細工がされていても全くおかしくありません。
仮想通貨を抜き取られてしまうことも十分にありえます。
せっかくハードウェアウォレットで資産を守ろうとしているのに、本末転倒ですよね。
正規品だからといって、中古品も購入しないようにしましょう。
また、対応している仮想通貨もチェックしましょう。
ハードウェアウォレットのまとめ
それでは、まとめです。
2018年は、コインチェックやZaifなどの大手取引所から仮想通貨が流出してしまい、特に仮想通貨の安全性が注目された年でした。
世間がにぎわっていたことを覚えている人も多いかもしれません。
通貨を安全に保管するなら、ハードウェアウォレットを使いましょう。
ハードウェアウォレットとは、USBメモリのような端末に仮想通貨の秘密鍵データを保存する方法
ハードウェアウォレットは必ず新品の正規品を購入しよう
インターネットから切り離した場所で保管をするので、セキュリティ的に安全
すぐに通貨を取り出せないので、緊急時には不便
一台が高価なので本格的に取引をしている人以外には不向き
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
これらの情報があなたの取引に役立てれば幸いです。
それではまた次の記事でお会いしましょう。