
・今から仮想通貨を始めて儲かるのか
という疑問が解決できる記事になっています。
この記事で解説する『仮想通貨を始めるのはもう遅い?』を読めば、いまから始めてもまだ遅くない理由がわかります。
『仮想通貨の将来性』でその根拠となる情報を紹介しています。
記事を読み終えるころには、仮想通貨を始めるキッカケを掴んでいるでしょう。
まずは「仮想通貨の現在」からチェックしていきますね。
【現在を知る】仮想通貨の現在をチェック
まずは仮想通貨の今を把握しましょう。
2020年現在のビットコインのチャート(月足)をチェックします。
2020年2月時点の価格は約110万円です。
ご存知の通り、2017年末にビットコイン価格は240万円を記録し、大きな相場となりました。
2020年、これから価格が上がると思いますか?
正直なところ、誰にもわかりません。
ただ今後の価格ヒントになりそうなチャートがあります。
「歴史は繰り返される」といわれますが、まったく異なるチャートも同じようなトレンドを描く可能性もあります。
NASDAQ(ナスダック)のチャート
ビットコイン価格のチャートは、アメリカ・ナスダック総合株価指数のチャートに似ているといわれています。
NASDAQ(ナスダック、National Association of Securities Dealers Automated Quotations)は、1971年に全米証券業協会(NASD)の主催で開設されたアメリカ合衆国にある世界最大の新興企業(ベンチャー)向け株式市場である。(出典:Wikipedia)
ナスダック市場は主にハイテク産業の株式を中心に取り扱っており、アップル、Amazon.com、インテルやマイクロソフトなど世界的な有名企業が名を連ねています。
実際にナスダックのチャートを見てみましょう。
このチャートはナスダック市場開始後、すべての記録です。
ここで再びビットコインの月足チャートを載せます。
赤枠で囲ったポイントがとくに似ていることがわかります。
ナスダック市場は2000年前後にドットコムバブル(ITバブル)と呼ばれる、IT企業の実需投資や株式投資の異常な高騰がありました。
ドットコムバブルが終わると市場は暴落しました。(ナスダックチャートの赤枠部分)
この暴落が2017年のビットコインバブルに似ています。
ナスダック総合株価指数は現在、ドットコムバブルから20年の時を経て、ドットコムバブル値の2倍以上の成長を遂げています。
ビットコインもこの後、同じように伸びていく可能性も考えられますね。
仮想通貨を始めるのはもう遅い?
仮想通貨取引は、仮想通貨取引所の口座を作ればいつでも始められます。
始めるのは簡単ですが「今から仮想通貨を始めても儲かるのか?」と気になっている人も多いでしょう。
結論、今から始めても遅くないとコインプラス編集部は考えます。
その理由を3つ挙げましょう。
- 理由1:ボラティリティの高さ
- 理由2:上昇トレンドの兆し
- 理由3:仮想通貨の将来性
理由1:ボラティリティの高さ
ボラティリティは「価格変動の幅」です。
仮想通貨の特徴であるボラティリティの高さは、稼げる可能性のひとつです。
このボラティリティをうまく活かせば、短期間でも十分稼げるチャンスはあります。(もちろんリスクも伴います。)
さらにレバレッジ取引を使えば価格が下降トレンドでも稼げるチャンスがありますよ。
※仮想通貨のボラティリティについては、こちらの記事でも解説しています。
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仮想通貨のボラティリティが高い3つの理由。価格変動要因を理解
仮想通貨はボラティリティが高いと言われています。そのため、魅力のある相場とも言われますが、未成熟な相場であるとも言われています。仮想通貨のボラティリティが高い理由や、そもそもボラティリティとは何かについて解説を行います。
続きを見る
理由2:上昇トレンドの兆し
2017年12月に起きた仮想通貨バブルにより、ビットコイン(BTC)価格は一時240万円をつけました。
しかし2018年に入るとビットコイン価格は急落。
1月には100万円を割り、2019年3月には35万円まで落ち込んみました。
2019年6月には150万円まで回復し、2020年2月現在も100万円前後を推移しています。
日足で見れば上昇トレンドへ突入しており、2020年5月にはビットコイン半減期も控え、今後の価格上昇も期待できます。
理由3:仮想通貨の将来性
下落相場でも稼げるといえど、上がる見込みのない相場では参加も億劫になりますよね。
チャート以外でも、仮想通貨の価格上昇が期待できるできごとや見通しがいくつかあります。
次の項目で詳しく見ていきましょう。
仮想通貨の将来性
前章で取り上げた将来性について、具体的にどのような将来性があるのでしょうか。
今後、仮想通貨(ビットコイン)の価格上昇の要因となりうるポイントをチェックしましょう。
仮想通貨(ビットコイン)の市場規模
ビットコインの最大供給量は2,100万BTCと決まっていて、市場参加者が増えるほどその価値は高まる傾向です。
ビットコインは金(ゴールド)のように「価値の保存手段」になる資産とみられる傾向にあり、「デジタルゴールド」とも呼ばれるようになりました。
そのため市場規模もいずれ金に匹敵する可能性があります。
現在800兆円前後の金の時価総額に対して、ビットコインの時価総額はわずか約20億円です。(仮想通貨の市場規模は約32億円:2020年2月19日現在)
まだまだ伸びしろがあると考えられるでしょう。
仮想通貨の法整備
改正資金決済法や改正金融商品取引法が今春の施行を予定しています。
セキュリティ・トークンや仮想通貨のレバレッジ取引など、ブロックチェーンを用いたデジタルな金融取引の環境がさらに整っていくことが見込まれます。
一方で信用取引のレバレッジ倍率が2倍に規制される話も出ており、取引量減少というマイナス要因になる可能性もでています。
仮想通貨取引、証拠金の2倍まで 金融庁が新ルール(出典:日本経済新聞)
いずれにしても法整備が進むことは、仮想通貨取引をする上で前向きに捉えられるでしょう。
仮想通貨やブロックチェーンの実利用
仮想通貨は投機としてだけでなく、決済手段やサービス開発に活用されることで価値向上につながるでしょう。
仮想通貨やそのしくみに用いるブロックチェーンを利用する動きが、世界中で続々と始まっています。
私たちのよく知る大企業も積極的な導入が見られます。
スターバックス、アマゾンなど大手企業での決済
生活に欠かせないサービスの決済手段として仮想通貨が使われ始めています。
世界的なコーヒーチェーンを展開するスターバックスは、ビットコインの先物取引サービスを提供しているBakktと提携して、仮想通貨での決済システムを提供すると発表しました。
また通販大手のアマゾンではアメリカの仮想通貨決済プロバイダであるBitpayを介することで、すでに買い物時に仮想通貨が利用できるようになっています。
2022年カタールW杯でネムのブロックチェーンを利用
2022年にカタールで開催されるサッカーW杯でもブロックチェーンが活躍しそうです。
現地のホテル建設のプロジェクトを管理するプラットフォームに、仮想通貨ネムの新しいブロックチェーン「Symbol(シンボル)」が使われることが分かっています。(出典:CoinPost)
ブロックチェーンを建設管理ツールに導入することで、建設監査の改ざんを防ぐしくみを構築できるといいます。
日本でもネムを取り扱う3社の仮想通貨取引所が、Symbolから生まれる新通貨の対応を検討するとしています。
PayPayのチャージができる
2020年1月には、スマホ決済サービスのPayPayと住信SBIネット銀行の口座とが「Money Tap」で接続され、PayPayへの入金手数料を既存インフラよりも軽減できるようになりました。
Money Tapは仮想通貨リップルのブロックチェーンを用いることで、24時間年中無休でのリアルタイム送金を可能にしています。
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Money Tap (マネータップ) でカンタン割り勘!キャッシュレス時代のアプリ
飲み会やプレゼント購入などで発生する「割り勘」。 個人間のお金のやり取りは現金の場合が多く、お釣りがなくて払えないなど何かと不便ですよね。 最近ではLINEPayのようなワリカン機能をもつサービスも出 ...
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国際送金の新たな手段
スマホやブロックチェーンを使った高速で手数料が安い送金が伸びています。
市場規模は7000億ドル(約76兆円)を突破し、2022年には銀行などの店舗を経由した送金を追い抜く見通しです。(出典:日本経済新聞)
とくに国際送金を中心に、今後この傾向は進んでいくと考えられます。
仮想通貨のETF承認
仮想通貨がETF(上場投資信託)として承認されれば、機関投資家の参入が見込まれ取引量が増え、仮想通貨の価格が上がる可能性があります。
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ビットコイン投資信託やETFが承認されるのはいつなのかを解説
ビットコインの投資信託・ETFの承認は遅いのかを承認にかかる時間や取引の仕組み、いつ承認されて、価格には影響があるのかを分かりやすく解説します。
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いっぽうでETF承認は、当面のあいだ難しいという声もあります。
米ETF専門企業VanEckのCEOはブルームバーグの番組に出演し、ビットコインETFがSEC(米証券取引委員会)に承認される可能性について見解を述べた。
Jan Van Eck CEOは自身の経験を踏まえ、「近いうちにビットコインETFが実現することは考えにくい」と明かし、「皮肉なことに、多くの投資家は規制しきれていない(不安定な)市場でビットコインの取引をしている」と指摘した。(出典:CoinPost)
今後、どのような展開となるのか引き続き注目していきましょう。
国家が仮想通貨に本格参入する見通し
各国がデジタル通貨の発行を目論み始めています。
日銀や欧州中央銀行(ECB)など6つの中央銀行は21日、中銀によるデジタル通貨(CBDC)の発行を視野に新しい組織をつくると発表した。CBDCの技術的な課題についてノウハウを踏み込んで共有する。(出典:日本経済新聞)
中国では2020年1月1日に「暗号法」が施行され、すでに法整備が進んでいます。
デジタル人民元へ法整備 中国「暗号法」1月1日施行 (出典:日本経済新聞)
国が力を入れ始めていることは、業界にとって追い風といえるでしょう。
今からでも億り人になれる?
「億り人」は仮想通貨を売却したあとの保有額が1億円を超えた人です。
結論からいうと、2020年から仮想通貨で億り人になるのは難しいと考えます。
なぜ億り人が難しいのか
その背景を説明しましょう。
2017年の相場
億り人が生まれた2017年のビットコイン価格を見ると、1年で240倍になっています。
- 2017年 1月 約10万円
- 2017年12月(一時)約240万円
この相場なら、2017年のはじめにビットコイン約42万円相当(4.2BTC)を買っていれば、億り人になる可能性がありました。
2020年の可能性
2020年に億り人になれる可能性を考えましょう。
ビットコイン(BTC)価格は、2020年2月時点でおよそ100万円です。
2017年と同じように240倍になる可能性を考えると、ビットコイン価格は2.4億円まで上がる必要があります。
もちろん可能性はゼロではないですが、ここまでの上昇はなかなか考えづらいといえます。
ビットコインが再び240万円になったら
ではふたたび、240万円になるケースを考えましょう。
240万円は現在価格の約2.4倍です。
手元資金が4,200万円あれば、2.4倍で1億円になります。
かなりの資金量が必要だとわかります。
数十万、数百万を稼げる可能性はある
億り人ではなくとも、数十万、数百万円を稼ぐ可能性なら十分あるでしょう。
仮想通貨はもともとボラティリティが高く、現在も短期間で価格が2,3倍になるケースも稀ではありません。
またレバレッジ取引という自分の資金以上の取引ができる手法を活かせば、効率的に資金を増やせます。
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仮想通貨のレバレッジ取引とは?メリットとデメリットをまとめてみた
レバレッジは大きな利益を得られる反面、リスクもある取引方法です。しっかり理解しないまま手を出してしまうと、痛い目にあってしまうかもしれません。
そもそもどのような取引方法なのか? どんなことに気をつけるべきなのか?
レバレッジの良さと注意点についてを説明していきます。続きを見る
仮想通貨取引初心者にオススメの取引所
ここでは実際に仮想通貨取引をする際にオススメの仮想通貨取引所を紹介しましょう。
とくに以下のポイントを踏まえてで選びました。
- 初心者にも見やすい、使いやすい
- 大手企業が運営し安心できる
初心者にオススメ!コインチェック(Coincheck)
「とにかくスマホ操作が苦手」「投資はまったくの初心者」という人には、コインチェック(Coincheck)がオススメ!
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2019年7月にはダウンロード数が250万を超え、ビットコイン関連アプリのダウンロード数No.1となりました。
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記事のまとめ
上記で解説する『仮想通貨を始めるのはもう遅い?』を読んで、仮想通貨投資がいまからでも遅くない理由がわかりましたか?
最後にもういちど整理しましょう。
- 仮想通貨を今から始めても遅くない理由3つ
理由1:ボラティリティの高さ
理由2:上昇トレンドの兆し
理由3:仮想通貨の将来性 - 今から億り人になるのは難しいが、10万、100万円単位なら可能性がある
仮想通貨、まだまだ遅いことはありません。
まずは口座開設から始めてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。