「仮想通貨を買ってみたいけど、相場はいくらなのだろうか?」
このようにお考えではないでしょうか?
はじめての仮想通貨としてビットコイン(BTC)が生まれたのが2009年。
当時は1円未満の価格で取引をされていました。

2019年現在、ビットコイン以外にも多くの仮想通貨があり、その数は2,000種類以上。
仮想通貨取引では大儲けをした人がいる一方で、大きく損失を被った人もいます。
「今は買うべきタイミングなのか?」
「買って儲かるのだろうか?」
こうした疑問を持っている人も多いでしょう。
今回は仮想通貨の相場がどのように決まっているのかと、いくつかの仮想通貨の相場を紹介します。
今後の取引の参考にしてみてください。
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目次
日本で取り扱われている仮想通貨の相場は?
まずは日本で取り扱われている仮想通貨の現在の相場を見てみましょう。



ビットコイン(BTC)
まずは最も有名な仮想通貨、ビットコイン(BTC)です。現在の相場はご覧の通りです。
2017年末には200万円を超える価格がつきました。
その後、2018年頭には大きく価格を下げました。
原因として、コインチェック事件で業界へのイメージが低下したこと、世の中の仮想通貨への関心が下がったことが挙げられるでしょう。
2018年末には30万円台まで大きく下げたビットコインですが、2019年4月から価格は上向き6月には一時150万円近くまで上がりました。
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イーサリアム(ETH)
イーサリアム(ETH)は、仮想通貨の時価総額がビットコインに次ぐ2番目の仮想通貨です。
現在の相場は以下の通りです。
イーサリアム(ETH)はスマートコントラクトという独自の特徴を持っている仮想通貨です。
ブロックチェーン上に取引の記録だけではなく、その後の行動についても記録することができる機能です。
これによって、不動産や金融業界での契約がスムーズになることが期待されています。
企業からの注目度も高く、上の業界の他に、マイクロソフトやトヨタがスマートコントラクトの導入を検討しています。
事業にも活用されるようになれば、価格が上昇するかもしれない仮想通貨です。



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リップル(XRP)
リップル(XRP)は2019年7月現在、時価総額が3位の仮想通貨です。
現在の相場はご覧の通りです。
2017年には300円近くまで価格が上昇しましたが、2019年7月現在は30円台で取引されています。
リップル(XRP)の強みは、ビットコイン(BTC)と比べて送金時間が早くわずか4秒でできることです。
企業間での決済などに便利なので注目が集まっています。
世界の多くの金融機関がリップルのプラットフォームを取り入れ始めていることもあり、引き続き注目すべき通貨でしょう。
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ビットコインキャッシュ(BCH)
ビットコインキャッシュ(BCH)は名前の通り、ビットコイン(BTC)と関連のある仮想通貨です。
ビットコイン(BTC)から分裂(ハードフォーク)して誕生しています。
ビットコイン(BTC)の抱えていた、送金の遅さや取引を記録できる容量の少なさを解消している仮想通貨です。
そのため、ビットコイン以上に実用的な仮想通貨として注目されています。
過去には50万円台の価格で取引されていたこともあります。
コンビニで使うことができるようになるといった話もあるので、今後の動向に注目した仮想通貨です。
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ライトコイン(LTC)
ライトコイン(LTC)はビットコイン(BTC)と比べられることの多い仮想通貨です。
現在の相場は以下の通りです。
ライトコイン(LTC)発行上限枚数は8,400万枚。ビットコイン(BTC)の4倍です。
価値の比較という意味も込めて、ビットコインが金なら、ライトコインは銀といわれています。
ライトコイン(LTC)は、ビットコインよりも送金スピードが早く、手数料が安いのが特徴です。
店舗で決済にも使えるようにする動きもあり、ビットコインよりも実用的と言われています。
ビットコインキャッシュ(BCH)と比べられることも多いですね。過去には40,000円台で取引をされています。
今は下落傾向にありますが、通貨として普及すれば価格は上昇しそうです。
ビットコインキャッシュ(BCH)と同様、注目したい仮想通貨でしょう。
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(MONA)
(MONA)は日本が発祥の仮想通貨です。匿名掲示板、2ちゃんねるから誕生しました。
2017年の最も高い時期で、2,400円で取引をされていました。 それまでは3円程度だったので、上昇率は800倍。
(MONA)も仮想通貨として広がっていくという期待から価格が上昇しました。
現在は下落傾向にありますが、2ちゃんねる発祥ということもありコミュニティは強いです。
コミケでの決済に導入されており、今後広がっていく可能性はあるでしょう。
ネム(XEM)
コインチェックでの盗難事件で注目を集めたネム(XEM)。現在の価格は以下の通りです。
ネム(XEM)もと同様、コミュニティが強いです。
店舗での利用にも使われているので、通貨としての利便性も大きいです。
また、カタパルトという技術を導入しようとしています。
カタパルトでは取引を記録するスピードがアップする予定です。
扱っている取引所が少ないですが、利便性がアップすることで注目度が上がるかもしれないですね。
尚、日本ではコインチェックとDMM Bitcoinで購入できます。
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イーサリアムクラシック(ETC)
イーサリアムクラシック(ETC)は、イーサリアム(ETH)から分裂した仮想通貨です。
過去には約5,300円の価格で取引をされていました。現在は数百円台に落ち着いています。
分裂によって誕生しているので、ビットコインキャッシュ(BCH)と似ていますね。
イーサリアムクラシック(ETC)でも、イーサリアム(ETH)の抱える問題点を解決することが目的で分裂をしました。
しかし、イーサリアム(ETH)と大きな差があるわけではないので、イーサリアム(ETH)の影響を受けやすいです。
今後、独自の差別化ポイントができてくると、価格は上昇するかもしれません。
【知らないともったいない】海外で人気の仮想通貨の相場
ここまで日本で買える仮想通貨について説明しました。
次は海外で人気のある仮想通貨を2つ紹介します。



エイダコイン(ADA)
1つ目の仮想通貨がエイダコイン(ADA)です。現在は以下の価格で取引されています。
エイダコイン(ADA)はオンラインカジノで使える仮想通貨として誕生しました。
しかし開発者たちは途中から、より便利な仮想通貨にしようと考えます。
現在は世界で役に立つ仮想通貨としての地位を目指しています。
アメリカの格付け会社からはビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)以上のランクを与えられているので、今後の普及に期待ができる仮想通貨です。
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ドージコイン(Doge)
ドージコイン(Doge)はアメリカで人気の仮想通貨です。
コミュニティが発祥の仮想通貨で、誕生の経緯はと似ているでしょう。
利用目的も明確になっていて、寄付やコミュニティ内での買い物に活用されている仮想通貨です。
そのため、ドージコイン(Doge)は価格が安定しています。現在のままの機能であれば、価格が大幅に上昇、下落することはおそらくないでしょう。



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価格が安いので、値段だけを見ると「価値はあまりない仮想通貨なのかな?」と思われがちですが、ビットコインよりも優れた特徴を持っています。続きを見る
仮想通貨の相場はどうやって決まる?
仮想通貨の相場がどのように決まっているのかを紹介していきます。



日本円やドルのような、国が発行している通貨は価値が一定です。






まずは、仮想通貨の基本事項を見てみましょう。
そもそも仮想通貨とは何か?
一般的な通貨では、通貨を発行する「国」や、通貨の流通量を調整する「銀行」が存在しています。これを中央管理者と呼びます。






一方、仮想通貨では取引に参加している人たちが通貨を管理しています。






仮想通貨は取引に参加している人たちが取引の結果をブロックチェーンに記録しています。
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これによって仮想通貨は中央管理者がいなくても取引ができるようになっているのです。






詳しくは下の記事で紹介しているので気になる人はチェックしてみてください。
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価格は需要と供給によって決まる
仮想通貨の相場はどのように決まっているのでしょうか?それは、買いたい人と売りたい人の数です。
取引に参加している人で、買いたいと思う人が増えれば価格は上昇します。逆に売りたい人が増えれば価格は下落します。
2017年に仮想通貨の価格は大幅に上昇しました。この時は買いたいと思う人が増えたことが要因です。
2018年に入ってからの暴落時は売りたいと思った人が増えたためです。
このように、仮想通貨は需要と供給のバランスによって価格は変動します。
ものを売り買いするときと同様に価格は決定しているのです。



仮想通貨の相場が上がりやすいタイミング
では、仮想通貨の価格が上昇しやすいのはいつなのでしょうか?



価格が上昇しやすいのは主に以下の3つのタイミングが挙げられます。
- 仮想通貨を普及する動きがあった時
- 仮想通貨に関する情報が増えた時
- 金融危機が起こった時
2017年5月に日本で仮想通貨法が施行されました。これは仮想通貨を通貨として扱うための取り組みの1つです。
このように国や企業が仮想通貨が広まるための動きをした時には買いたいと思う人は増えます。
次が仮想通貨に関連する情報が増えた時です。わかりやすい例がテレビCMでしょう。
2017年の年末になると、仮想通貨取引所はCM放映を開始しました。
ビットフライヤーやコインチェックのCMを見た方も多いでしょう。
このように仮想通貨自体を知る人が増えた時は注目度が上がり、価格は上昇しやすいでしょう。



仮想通貨は金融危機が起こった時にも価格が上昇しやすいです。
金融危機では今まで使っていた自国の通貨の価値が下がる、もしくはなくなってしまいます。
そうなると、少しでも価値のあるお金に換えようと交換する人が増えるのです。






2013年にキプロス、2015年にはギリシャで金融危機が発生しています。
どちらのタイミングでも仮想通貨の価格は上昇しました。
これらの詳細については以下の記事でも紹介しているのでチェックしてみてください。
仮想通貨の相場が下がりやすいタイミング
次に価格が下落しやすいタイミングです。こちらについては主に2つが挙げられます。
- 国や企業が仮想通貨を制限する動きをした時
- 仮想通貨の盗難事件が発生した時
1つ目の規制は先ほどとは逆のパターンです。日本では広めるための動きが活発ですが、中国では現在取引が禁止されています。
もともと仮想通貨の取引量が多かったのですが、規制を受けて激減。持っていた人は売ることになるので、価格は下落しました。
そのため、取引自体が制限されると、価格は下がる傾向にあるのです。
2つ目が仮想通貨の盗難事件が発生した時です。
2014年には世界最大の取引所だったマウントゴックスで盗難事件が発生しています。
日本では2017年にコインチェックとZaifという大手取引所で仮想通貨が盗まれました。
※コインチェックについては以下の記事を参考にしてください。
預けていたお金がなくなってしまうのですから、仮想通貨を持っている人からすると不安がたまります。
そのため、売ろうとする人が増えてしまうのです。
初めての口座開設でオススメの取引所3選
最後に初心者向けで仮想通貨取引にオススメの取引所を3つ紹介します。
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また、日本の仮想通貨取引所では唯一、コールセンターを設置しています。
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- 仮想通貨の価格は一定ではない。
- 仮想通貨には中央管理者がいない。
- 仮想通貨の価格は需要と供給によって決定する。
- 相場が上がりやすいタイミングは仮想通貨が普及した時や露出が増えた時。
- 相場が下がりやすいのは、仮想通貨にマイナスな事象が起こった時。
- 仮想通貨の相場は種類によって異なる。
紹介をしてきた通り、仮想通貨の相場は種類によって異なっています。
落ち込み気味の仮想通貨もありますが、今後に期待できるものも多いのは事実です。
相場は買いたい人が多くなった時に上がります。
紹介したようなタイミングに注意して、取引を始めてみてくださいね。
この記事が今後の仮想通貨取引の参考になれば嬉しいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。