みなさん、仮想通貨はどこで保管していますか?
もしかすると、売買をしている取引所の口座にコインを置いている人も多いかもしれません。
当てはまった方もいるのではないでしょうか?
この記事では、仮想通貨の管理でウォレットを使うべき理由とオススメのウォレットをご紹介します。
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目次
仮想通貨は取引所に置いちゃダメ!ウォレットを使うべき2つの理由
もし仮想通貨で安全に取引をしたいなら、通貨はウォレットで保管する必要があります。












ポイント
- 取引所がハッキングに合い、ユーザーの仮想通貨が盗まれるリスクがある
- パスワードがばれて盗まれてしまうリスクがある
仮想通貨の取引所は頻繁にハッキングに遭っています。
会社名 | 事件発生年月 | 被害額 |
マウントゴックス | 2014年2月 | 約114億円 |
ビットフィネックス | 2016年8月 | 約79億円 |
コインチェック | 2018年1月 | 約620億円 |
ビットグレイル | 2018年2月 | 184億円 |
ザイフ | 2018年9月 | 約70億円 |
たとえば日本でも、2018年1月にはコインチェック、同年9月にはZaif(ザイフ)から仮想通貨が流出しています。
これらの取引所は、いわゆる「大手取引所」と呼ばれる仮想通貨の販売業者で、とくにZaifは金融庁にも認可されていたこともあり、ユーザーから多大な信頼を得ていました。
しかし、これらの事件によって、セキュリティの重大さが再認識されたのです。






取引所のウォレットでお金や仮想通貨を管理するのは愚(ぐ)の骨頂で、両替商にお金を預けたままどこかに行ってしまうのと一緒なんですよ。
たとえば外国に行って500万円を両替する際に、「受け取りは一週間後ですよ」と言われたらとても怖いですよね。取引所に通貨を預けるということは、両替商でお金を受け取らないままでいることと同じなのです。
そのため、取引所ではなくて自分のウォレットで通貨を管理すべきです。ただ常にインターネットにつながっているウォレット(ホットウォレット)はすぐにハッキングされてしまうので、ネットから隔絶されたコールドウォレットで保管することが基本です。
もしそのハードルが高いというなら、最低限は取引所ではない場所で管理したほうがよいです。
コールドウォレットとホットウォレット
ウォレットには大きく分けてコールドウォレットとホットウォレットの二つがあります。
コールドウォレットは、ネットから切り離した状態で通貨を保管する方法。
ホットウォレットは、ネット上で保管する方法です。



コールドウォレットの種類
- ハードウェアウォレット
- ペーパーウォレット
ホットウォレットの種類
- ソフトウェアウォレット
- ウェブウォレット






仮想通貨取引所のウォレット
仮想通貨取引所のウォレットとは、仮想通貨取引所の口座のことです。
パソコンやスマホからいつでもどこでもアクセスできるのがメリットで、多くのユーザーは取引所のウォレットで通貨を保管しています。
おすすめの取引所ウォレットはコインチェック(Coincheck)
安心の大手マネックスグループが運営!
取り扱い通貨は日本最大級の16種類!
圧倒的に使いやすいアプリを採用
最大10万円のキャッシュバックキャンペーンを実施
キャンペーン | スマホ対応 | 取り扱い通貨 |
---|---|---|
最大10万円キャッシュバック | 〇 | 10種類(BTC、XRP、MONA など) |
使いやすさ | 取引手数料 | 入出金手数料 |
◎ | Maker:0%、Taker:0% | 銀行振込:無料 コンビニ入金:700円~ |
ハッキング事件以降セキュリティ対策に力を入れており、現在は金融庁より認可を受けて運営しています。
ユーザー数・取引量ともに国内最大級で、通貨の種類は国内最大級の16種類。
500円程度から気軽に取引ができるので、初心者ならまずはコインチェックで仮想通貨を始めてみてはいかがでしょうか。
コインチェックの取り扱い通貨の種類一覧 | |
---|---|
BTC | ビットコイン |
ETH | イーサリアム |
ETC | イーサリアムクラシック |
MONA | モナコイン |
FCT | ファクトム |
XRP | リップル |
XEM | ネム |
LTC | ライトコイン |
BCH | ビットコインキャッシュ |
LSK | リスク |
XLM | ステラ |
コインチェックの手数料 | ||
---|---|---|
銀行振込(日本円) | 無料(振込手数料は負担) | |
コンビニ入金 (入金額から手数料が差し引かれます) | 3万円未満 | 756 円 |
3万円以上30万円以下 | 1000 円 | |
クイック入金 (入金額から手数料が差し引かれます) | 3万円未満 | 756 円 |
3万円以上50万円未満 | 1000 円 | |
50万円以上 | 入金金額×0.108% + 486 円 | |
日本円出金 | 400 円 | |
ビットコイン借入 | 0.05 %/日 | |
取引手数料 | 無料 |
ハードウェアウォレット
ハードウェアウォレットは、USBメモリのような端末に仮想通貨の秘密鍵のデータを保存する方法です。



メリット
- インターネットから切り離したオフラインで保管をするので、セキュリティ的に安全。
デメリット
- すぐに通貨を取り出せないので、緊急時には不便。
- 一台1万円以上するので、本格的に取引をしている人以外には不向き。
ハードウェアウォレットについて詳しく知りたい人は、以下の記事をチェックしてみてくださいね。
-
ハードウェアウォレットとは?仮想通貨を《強固》に守る方法を公開!
ハードウェアウォレットとは、USBメモリのような端末に仮想通貨の秘密鍵のデータを保存する方法です。どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
続きを見る
ペーパーウォレット
ペーパーウォレットは、仮想通貨を紙媒体で保管する方法です。






要するに、秘密鍵の番号を紙に書いて管理するのです。
作り方やメリット・デメリットは以下の記事をチェックしてみてください。
-
【ペーパーウォレットの作り方】仮想通貨を《紙》で管理する方法をかんたん理解!【bitadress.org】
ペーパーウォレットは、文字通り紙媒体で仮想通貨を保管する方法です。 仮想通貨って電子情報だよね?紙で保管ってどういうことだろう? 紙にコインが保管されているわけではなくて、実際には仮想通貨の暗証番号を ...
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ソフトウェアウォレット
ソフトウェアウォレットは、仮想通貨を管理するソフトウェアをダウンロードして、コインを保管する方法です。
インストールすればすぐに通貨の管理ができるのがメリットです。



-
ソフトウェアウォレットとは?人気のCopay(コペイ)を使って整理しました
ソフトウェアウォレットは、仮想通貨を管理するソフトウェアをダウンロードして、通貨を保管する方法です。この記事ではソフトウェアウォレットのメリット・デメリットから作り方までを紹介します。
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ウェブウォレット(取引所のウォレット)
ウェブウォレットとは、サイトに登録してサイトのサーバー内でウォレット管理をするタイプのものを指します。



リスクを防ぐためには、ウェブウォレット以外で通貨を管理するのが理想ですが、取引スピードが落ちてしまうのがネックです。
保管用の通貨はハードウェアウォレットで管理して、すぐに取引をする分の仮想通貨は取引所で保管するなどの使い分けをするのがオススメです。



-
ウェブウォレットとは?オススメとメリット・デメリットを整理しました【取引所のウォレット?】
ウェブウォレットとは、サイトに登録してサイト運営者のサーバー内でウォレット管理をするタイプのものを指します。実際の仕組みを理解して、取引に役だてましょう。
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結局どれがおすすめのウォレット?
結論を言うと、購入した通貨が値上がりするまで保管したい場合はコールドウォレット、頻繁に取引をしたい場合はホットウォレットを使うのが良いでしょう。
たとえば、「リップルはコミュニティが盛り上がっているのでもっと値上がりする」と予測しているのであれば、ハードウェアウォレットなどでの保管が理想です。
一方で、「ビットコインは頻繁に売買で使う」のであれば、取引所に保管するのもアリでしょう(もちろんリスクは自己責任ですが)。
この場合、セキュリティがしっかりしているbitbankやBITPointなどの取引所に通貨を保管することを強くオススメします。
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ビットバンク(bitbank)の評判|口座開設前に知りたかったビットバンク(bitbank.cc)の口コミ(メリット・デメリット)
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【BITPOINT】話題の仮想通貨取引所を詳しく解説
BITPointは2016年6月にサービスを開始した仮想通貨取引所です。
手数料が無料の取引所として初心者に人気です。続きを見る
保有する仮想通貨ごとにウォレットを用意する必要があるの?
基本的にはそうですが、複数の仮想通貨に対応しているウォレットがあります。
また通貨別に保有できるウォレットもあるので、まずはこちらについて説明します。
ここまでウォレットの種類について説明しましたが、ここからは特定の通貨専用のウォレットについて説明します。



イーサリアム(ETH)用のウォレット
仮想通貨のウォレットで有名なのが、イーサリアム用のウォレットです。
MyEtherWallet(マイ・イーサ・ウォレット)はイーサリアム用の代表的なウォレットです。
MyEtherWalletの特徴
- 日本語にも対応
- 通貨を安全に保管できる
MyEtherWalletは日本語にも対応しています。
また、通貨を安全に保管できるのもMyEtherWalletの魅力です。
MyEtherWalletでは暗号鍵を自分で管理するので、もしハッキングにあっても通貨が流出する心配はありません。



ネム(NEM/XEM)用のウォレット
ネムを管理するウォレットでおすすめなのが、以下の3つです。
・nano wallet
・NEM wallet
・Trezor
パソコン向きのもの、スマホ向きのもの、そしてハードウェアでの管理向きのものがあり、それぞれ自分に合ったウォレットでネムの管理ができます。
これらのウォレットについての記事は、こちらの記事をご覧ください。
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ネム(XEM/NEM)のウォレットはどれがオススメ?公式「Nano Wallet」の使い方など3種類を徹底比較
ウォレット管理の重要性がいまいちわからない、どのウォレットを使えばいいのか迷っている等々、疑問をすっきり解決しましょう。
続きを見る
リップル(XRP)用のウォレット
もちろんリップル用のウォレットも存在します。
リップル専用のスマホウォレットとしては、Toast Walletが有名です。
iOSとAndoroid、それぞれのOSに対応しており、ほとんどのスマホで利用可能です。
また、スマホだけでなくデスクトップPCにも対応しており、自宅PCでもアカウントを同期して利用することが出来ます。
【セルフGOXに気をつけろ!】仮想通貨をウォレットで保管する際の注意点
先ほどからウォレットの秘密鍵について説明してきましたが、この秘密鍵をなくしてしまった場合、ウォレットから通貨が取り出せなくなってしまいます。
流出を心配してウォレットを用意したのにもかかわらず、自分のミスで仮想通貨が無くなってしまったら元も子もありません。






ぐあ、セルフGOXしたかも……。Metamask再インストールしたらアカウント情報が消えた……。秘密鍵どこだろう……。
— イケハヤ@仮想通貨投資家 (@IHayato) June 11, 2018
セルフGOXにならないためにも、秘密鍵は必ずなくさないようにしましょう。
仮想通貨のウォレットのまとめ
それでは、まとめです。
仮想通貨はハッキング被害や流出被害を避けるためにも、ウォレットを使って管理する必要がある
ウォレットにはネットに接続しないコールドウォレットと、ネットサーバー上で保管されているホットウォレットがある
コールドウォレットには、ハードウェアウォレットやペーパーウォレットが存在する
ホットウォレットには、ソフトウェアウォレットや取引所のウォレットを代表するウェブウォレットが存在する
通貨別のウォレットもあり、イーサリアム用のウォレットが有名
ウォレットには秘密鍵が必要だが、秘密鍵をなくしてしまった場合は通貨を取り出せなくなってしまうリスクがある
これらの情報があなたの取引に役立てれば幸いです。
読んでくださりありがとうございました。
それではまた次の記事でお会いしましょう。