仮想通貨スキャム(SCAM)の4つの手口と代表的なスキャム事例一覧

仮想通貨のスキャムとは?

・仮想通貨のスキャムとは?
・スキャムの仮想通貨の特徴を知りたい
・スキャムに引っかからない方法を知りたい

と悩んでいる方の悩みを解決できる記事になっています。
この記事で解説する『仮想通貨のスキャムの特徴』を理解すれば、仮想通貨初心者でも安全に取引ができるようになります。

仮想通貨のスキャム(SCAM)の意味

スキャム(SCAM)とは「詐欺」という意味です。

新しく仮想通貨を作る際に行われる資金調達(ICO)や仮想通貨を使ったプロジェクトの中には、運営の実態がはっきりしないものや、資金を集めるだけ集めて開発が進められないというものがあります。

スキャムかどうかを見分けるためには、安易に投資(投機)話を鵜呑みにしないことや、自分でプロジェクトの詳細を調べて判断力をつけましょう。

仮想通貨のスキャムの中でも、とくに多い4つの手口について紹介します。

仮想通貨のスキャム(SCAM)の主な4つの手口

仮想通貨のスキャムの手口

仮想通貨のスキャムで多い手口をご紹介しますが、この方法だからすべて詐欺ということではありません。

悪意のある運営は、さまざまな方法で詐欺をはたらこうと仕掛けてきます

何が本当にスキャムかそうでないのかを見極めるためにも、しっかりと特徴を把握しておきましょう。

手口1.ICOスキャム

ICO(イニシャル・コイン・オファリング)は、仮想通貨を使った資金調達のことを指します。

ICO自体が詐欺ということではありませんが、まだICOに関する法整備が整っていない国・地域が多く、国境を越えて広く資金が集められるため被害が大きくなりやすいのが特徴です。

魅力的なプロジェクト立ち上げや仮想通貨の宣伝をして投資家から資金を集め、実際には取引所への上場予定や開発予定がないという手口が多く見られます。

ICOスキャムは資金を集めることが目的のため、まず送金をする前にホワイトペーパーや口コミをはじめ、運営の情報やSNSで内容を確認して被害を避けましょう。

仮想通貨のICOについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

仮想通貨のICOを理解
仮想通貨のICO(クラウドセール)とは?やり方や上場目的をわかりやすく整理しました【仮想通貨】

ICOはInitial Coin Offering(イニシャル・コイン・オファーリング)の略称で、企業が仮想通貨を使って資金集めをする方法のことです。「トークンセール」や「クラウドセール」などとも呼ばれています。

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手口2.クラウドマイニングスキャム

クラウドマイニングスキャムとは、仮想通貨の新規発行(マイニング)を利用した詐欺です。

通常、マイニング機材を用意してマイニングを行いますが、クラウドマイニングは機材を持っている他のユーザーに費用を投資してマイニングしてもらい、そこで得た利益を分配してもらうという方法。

直接自身でマイニングをするわけではなく、目には見えないマイニング現場に投資を行うクラウドマイニングスキャムは、ICOスキャムと同じように投資金を集めることが目的の詐欺です。

クラウドマイニングを行う場合には、リターンの大きさに惑わされず、しっかりと情報を集めて堅実にマイニングを行っているところを選びましょう。

手口3.フィッシングスキャム

公式サイトなど、本物に似せて作られたフィッシングサイトを使った詐欺です。

仮想通貨を保管するウォレットや、取引所に似せたサイトを作ってユーザーを誘導し、パスワードやメールアドレスなどの個人情報を入力させ、取引所の資産もろとも抜き出します。

取引所や仮想通貨のサービスを装った迷惑メールが届き、そこにフィッシングサイトへの誘導リンクが設置してあるという手口が多く見られます。

アクセスする前に送り主のメールアドレスは公式のものかどうか、サイトのURLは正しいものなのかをよく確認し、被害を防ぎましょう。

手口4.HIYPスキャム

高額な利益を生み出すと謳うHIYP(ハイプ)を利用した詐欺です。

HIYPは投資をすれば高金利で収入を得られるとし、ねずみ講やマルチ商法と似たような仕組みになっています。

一時は配当が得られることもありますが、加入者が増えて組織が拡大し、資金をじゅうぶんに集めた時点で運営と突然連絡が取れなくなることに。

最初に配当金を受け取るとそのまま信じてしまいますが、ねずみ講と同じく自転車操業になってしまうことは明白なため、高金利という話に食いつかないようにしましょう。

仮想通貨のスキャム(SCAM)の過去の実例一覧

仮想通貨のスキャムの過去事例

自分自身でスキャムとそうでないものを見分けるためにも、さまざまなスキャムの例を見ることが大切です。

実際にこれらのスキャムによって大きな被害があり、集団訴訟の準備など対応をしているものも。

仮想通貨のスキャムはほとんどのものが海外発ですが、中には日本に向けた詐欺をはたらこうとしているものも少なくありません。

どのような経緯で詐欺が行われたのか、今後スキャムを見極めるためにも過去のスキャム実例を知っておきましょう

実例1.BitConnect(ビットコネクト)

ビットコネクト(BCC)という仮想通貨プロジェクトは、仮想通貨のレンディング(貸付)を行って高金利の収入を得られると謳ったもの

仮想通貨の規模を示す時価総額のトップ10に入ったこともあり、いかに熱狂的なユーザーによって広められたかがわかります。

預けていた資金をロックアップ(動かせないようにする)し、その間に資金を集めて逃げるという手口でした。

高金利という甘い言葉でユーザーを誘っていましたが、ついに公式サイトの閉鎖に追い込まれ、被害者の会も誕生したスキャムです。

仮想通貨の安全なレンディングについては、こちらの記事で紹介しています。

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実例2.ピンコイン(Pincoin)、アイファン(Ifan)

ピンコインとアイファンは、2018年4月にICOスキャムとされているプロジェクトで、どちらもベトナム発祥です。

投資家から資金を集めた結果運営が飛ぶという、非常に多いタイプのスキャムでした。

700億円を超える被害があり、運営が入るとされるビルには投資家が押しよせ、被害に遭ったユーザーがデモを繰り広げる事態に。

仮想通貨を利用した典型的なポンジスキーム(自転車操業)として知られています。

仮想通貨のポンジスキームについては、こちらで解説しています。

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実例3.プラストークン

ビットコネクトとともに名前がよく挙げられる有名なスキャムです。

ねずみ講のような仕組みで紹介制度を利用してユーザーを増やし、預けたお金を一定期間出金できなくするというもの。

2018年に始まったプロジェクトですが、払い戻し等がなく2020年に入って公式サイトが突然閉鎖。

被害者の中には自殺をしてしまった方もおり、被害者の会が設立されています。

仮想通貨のスキャム(SCAM)に引っかからないための5つの対策

さまざまな手口のスキャムがありますが、まずはスキャムに引っかからないため、必要な知識をつけておく必要があります。

仮想通貨投資初心者の方は、高配当や儲かるという強く甘い言葉に惹かれることもあるでしょう。

しかし、こうした罠にかからないようスキャムへの対策をとることが大切です。

仮想通貨を知ることから口コミまで、5つの対策方法について見てみましょう。

対策1.必ず儲かる仮想通貨はないということを知る

多くのスキャム案件で見られるのが「必ず儲かる」「高配当」などの甘い言葉。

あり得ないような高い利益を謳って資金を集めようとしますが、実際には自転車操業だったり、非常に悪い評判が広まっているものであったりします。

「必ず儲かる」という強い言葉は魅力的に感じます。

しかし、そのような実体はなく、必ず儲かる仮想通貨プロジェクトは存在しないということを知っておきましょう。

対策2.仮想通貨・ブロックチェーンの知識を蓄える

そもそも、仮想通貨は投資家が儲けるために作られたのではありません

支払いや送金のスピードを早めて手数料を減らすものや、改ざんがなく安全なプロジェクトで利用されるなど、人々の生活に役立つよう設計されたものです。

仮想通貨ブロックチェーンがどのような仕組みなのか、どのような経緯で作られたのかという基本的な知識を蓄え、スキャム案件には触れないようにしましょう。

仮想通貨の仕組みについては、こちらで図解で詳しく解説しています。

仮想通貨の仕組み
【簡単】仮想通貨とは何か?仕組みを図解でわかりやすく説明

今回は仮想通貨がどのような仕組みで成り立っているのかを、図で簡単に説明していきます。

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対策3.必ず公式ホームページを確認する

スキャムと呼ばれる案件は、海外発であることがほとんどです。

公式ホームページをチェックすると、日本語に対応したページがあったり、中には日本語のみの表記になっているものも。

これらは確実に日本の投資家をターゲットにしたもののため、スキャムである可能性が高いと言えるでしょう。

必ず公式ホームページを確認し、プロジェクトの計画書となる「ホワイトペーパー」の有無や、今後の予定となる「ロードマップ」等があるかも確認しましょう。

対策4.購入する前にインターネットで「通貨の評判」を調べる

仮想通貨を購入検討している場合、サイトを確認するだけでなく通貨の評判も調べましょう

そのプロジェクトに利用される仮想通貨の口コミのほか、どのようなチームが運営をしているのか、機能面はもちろんさまざまな情報を入手することが可能です。

中には、運営の情報を変えて複数のスキャムプロジェクトを展開しているところも。

こういったスキャムに惑わされないよう、公式サイトやホワイトペーパーといった内部の情報だけでなく、SNSの口コミなど外部からの情報も積極的に得るようにしましょう。

対策5.金融庁に認可されている取引所で仮想通貨を購入する

日本で仮想通貨を取り扱う事業を行う場合、金融庁に仮想通貨交換業者としての認可を得る必要があります。

日本での営業を許された取引所は、海外とは違い取り扱い可能な銘柄が少なく、かなり限られています。

これは、金融庁がさまざまな仮想通貨を精査し、国内の取引所で取り扱っても良いという銘柄のみが上場されているからです。

安全性を重視し、仮想通貨を購入する際には金融庁に認可された取引所で売買を行うようにしましょう。

金融庁に認可された仮想通貨取引所はこちらで紹介しています。

【金融庁認可】仮想通貨取引所で認可登録済みの会社はどこ?2020最新版一覧

「金融庁が認可している取引所なら安全なの?」
参加者が安心して取引をできるように、始まったのが金融庁の認可制度でした。
日本では2017年からスタートしており、2019年2月現在、認可されているのは17企業です。

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仮想通貨のスキャムに関する疑問 ※弊社対応

それでは最後に仮想通貨のスキャムに関する疑問にお答えします。

疑問1.騙されて奪われてしまったお金はどうなるの?

騙されて奪われてしまったお金が全額戻ってくる可能性はないと思ってよいでしょう。

なぜなら、投資をするときに絶対に儲かる投資は存在せず、元本は保証されていないからです。

疑問2.自分が買った仮想通貨がスキャムだと気づいたらどうしたらいい?

自分が購入した仮想通貨がスキャムだと気が付いたら、泣き寝入りせずに以下のような

詐欺被害などに遭ってしまった場合、具体的には

  • 国民生活センター
  • 弁護士
  • 警察

に相談することができます。

取引に少しでも疑問を感じた際は、甚大な被害ではない場合でもまずは国民生活センターに気軽に電話で相談しましょう。

被害額や詐欺内容によっては、弁護士や警察のほうが適切な対応が取れるケースもあります。

安全な仮想通貨の買い方はこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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まとめ

仮想通貨のスキャムのまとめ

  • 仮想通貨のスキャムとは仮想通貨の詐欺のこと。
  • 仮想通貨のスキャムには4つの手口がある。
  • もし詐欺に引っかかったという場合は、国民生活センター、弁護士、警察などに早めに相談する。

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勝田 健太郎(かつた けんたろう)

慶應義塾大学法学部卒業。仮想通貨情報メディア・コインプラスの編集者。2017年末に仮想通貨を始め、大暴落にともない一時撤退。2018年8月より仮想通貨投資を再び始め、守りの姿勢を大事にしながら、日々仮想通貨の勉強に励んでいます。自身のトレード経験と、1年間で250本の仮想通貨記事を書いてきた知見をもとに、損をしない取引をお教えします。連絡先:k.raccoon5150@gmail.com。

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