こんな疑問を解決する記事になっています。
「Liquidの手数料は、Liquidのサイトで見ればよくない?」
そう思った人、おっしゃる通りです。
Liquidの手数料一覧をLiquidサイトから抜粋しました。
この一覧でを見て、疑問が解決した人はこれ以上読み進める必要はありません。
一方で「分からない用語がある、もう少し詳しく知りたい」という人は、ぜひ記事を読み進めてみてください。
目次
Liquid(リキッド)はどんな取引所?
Liquid by Quoine(リキッドバイコイン、通称リキッド)を運営するQUOINE社は、金融とIT技術の知識に優れた経営チームで構成され、高いセキュリティに定評があります。
また、唯一国内で扱う独自の仮想通貨Liquid Coin(旧QASH)も取り扱っています。
Liquidは以下の特徴があります。
この記事では特徴にもある各種手数料についててまとめています。
詳しく知りたい人は以下のページもチェックしてみてください。
Liquid(リキッド)の手数料は何がある?
まずはLiquidの手数料には何があるのかをチェックしていきましょう。
それぞれの手数料をまとめました。
以下で取引の流れを図解しました。






Liquid(リキッド)の取引手数料
取引手数料は、その名の通り仮想通貨取引の際にかかる手数料です。
結論からお伝えすると、Liquidの取引手数料はすべて無料です。
Liquidの取引方法は2種類です。
【現物取引】
仮想通貨の現物を売買します。持っている資金分だけ買うことができ、売るタイミングも自由です。
最悪のケースは買った仮想通貨の価値が0円になった場合で、資金が0円になります。
【レバレッジ取引】
持っている資金の数倍~数十倍の金額での取引ができ、現物取引に比べ大きな利益が出せます。
実際に現物の取引はなく、売買で得た差額のみを受け取ります。(差金決済取引とも言われます)
元手資金を超える損失を被るリスクもあるため、初心者にはオススメできません。Lquidのレバレッジ取引の最大倍率は25倍です。
取引できる通貨と合わせて、それぞれ見ていきましょう。
現物取引の取引手数料
Liquidは5種類の仮想通貨の現物取引ができます。
現物取引手数料はすべて無料です。
通貨名 | 取引手数料(すべての通貨ペア) |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 無料 |
イーサリアム(ETH) | 無料 |
リップル(XRP) | 無料 |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 無料 |
キャッシュ(QASH) | 無料 |
Liquidは通貨ペアが多いことも特徴のひとつです。
通貨ペア
売買する通貨の組み合わせ。「BTC/JPY」のように/で区切ってペアを表現します。
その数は全52種類で、そのすべての通貨ペアで無料です。
レバレッジ取引の取引手数料
Liquidは3種類の仮想通貨でレバレッジ取引ができます。
取引手数料はすべて無料です。
通貨名 | 取引手数料(すべての通貨ペア) |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 無料 |
リップル(XRP) | 無料 |
イーサリアム(ETH) | 無料 |
レバレッジ取引のその他手数料
レバレッジ取引をする場合、取引手数料以外に以下の手数料がかかる場合があります。
- ポジション料
- ロスカット手数料
それぞれ見ていきましょう。
ポジション料
レバレッジ取引での決済前の状態(買いまたは売りの状態)をポジションと呼びますが、ポジションを翌日に持ち越すと手数料がかかります。
これをポジション料と呼びます。
ポジションにはロングポジション(買いから入る)とショートポジション(売りから入る)があります。
詳しくはLiquidのサイトをチェックしてみてください。
ポジション料は、ポジションを翌日に持ち越すごとにかかってきます。
通貨名 | ポジション料(すべての通貨ペア) |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 0.025% / 日 |
リップル(XRP) | 0.025% / 日 |
イーサリアム(ETH) | 0.025% / 日 |
例えば3BTC(1BTC=40万円)を10日間ロングポジション取っていた場合、
1日あたりかかるポジション料は120万円×0.025%=300円。
10日間持ち越すと、3,000円のポジション料がかかってきます。






ロスカット手数料
ロスカットは以下のルールです。
保有ポジションの損失額が一定水準に達すると強制的に決済されるルールの事を指します。
Liquidでは証拠金維持率が120%を下回ると、それを知らせるメールが届き、110%を下回ると損失の多いポジションからロスカットが執行されます。(出典:Liquid ロスカットとは何ですか?)
強制決済された際、約定金額の0.2%がロスカット手数料がかかります。
Liquid(リキッド)の入出金手数料
2種類の通貨でそれぞれ設定されています。
- 法定通貨(日本円 など)
- 仮想通貨
法定通貨(日本円)の入出金
入金方法は基本的に銀行振り込みとなるため、別途銀行に支払う振込手数料がかかってきます。
法定通貨(日本円 など ) | 手数料 |
---|---|
入金手数料 | 無料(銀行への振込手数料のみ負担) |
出金手数料 | 500円 |
一例として三井住友銀行の振込手数料は以下です。






仮想通貨の入出金
仮想通貨の入出金はいずれも無料です。
仮想通貨 | 手数料 |
---|---|
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
仮想通貨誤入金回復手数料 | 入金数量の10% 処理手数料 : 500QASH |
仮想通貨誤入金回復手数料は、Liquidの口座に誤って入金された仮想通貨を送付元口座に戻す手数料です。
入金数量の10%に加えて500QASH(Liquid Coin)がかかるため、それなりにかかってきます。
Liquid口座から送金した場合は戻せないので注意が必要です。
他社取引所との手数料比較
取引所 | 取引形態 | 取り扱い通貨 | 取引手数料 | 出金手数料(円) | 出金手数料(BTC) |
---|---|---|---|---|---|
Liquid | 取引所のみ | 5種(BTC、ETH、BCH、XRP、LQC) | 無料 | 500円 ※別途銀行手数料 | 無料 |
BITPoint | 取引所のみ | 5種(BTC、BCH、ETH、LTC、XRP) | 無料 | 無料 ※別途銀行手数料 | 無料 |
bitbank | 取引所のみ | 6種(BTC、XRP、LTC、ETH、MONA、BCH) | メイカー:-0.05% テイカー:0.15% | 540円(3万円未満) 756円(3万円以上) | 0.001 BTC |
DMM Bitcoin | 販売所のみ | 現物2種(BTC、ETH) レバレッジ7種(BTC、ETH、NEM、XRP、LTC、ETC、BCH) | 無料 | 無料 | 無料 |
GMOコイン | 販売所/取引所 | 販売所、取引所いずれも5種(BTC、ETH、BCH、LTC、XRP) | 販売所:無料 取引所:一部0.01% | 無料 | 無料 |
取り扱う通貨数と取引手数料だけで考慮するとLiquidかBITPointがオススメと言えます。
Liquid(リキッド)手数料のまとめ
最後にLiquidの手数料を公式サイトから再度引用します。
最初に見た時よりもイメージしやすくなったでしょうか。
知識として覚えようとすると、なかなか頭に入らないですよね。
少額でも実際に利用してみると、知識としても定着するかもしれません。
この記事がお役に立てばうれしい限りです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。