
LISK(LSK/リスク)ってどんな仮想通貨?
今買っても儲かるの?
将来性はあるの?
日本の取引所コインチェックやビットフライヤーでも購入できる仮想通貨、LISK(リスク)。
「名前は聞いたことがあるけど、どんな通貨かわからない」
そんなあなたにこの記事では以下のことを紹介します。
この記事でわかること
- LISKの3つの特徴
- LISKの開発の歴史
- LISKのチャートの歴史と高騰要因
- LISKの今後の将来性
日本でLISKが買える唯一の取引所!
![]() ![]() Coincheck / 総合91点 東証一部上場のマネックスグループ 全9種類の取り扱い通貨 |
目次
LISK(LSK/リスク)の現在のチャート・価格は?
LISK(LSK/リスク)の今後価格が上がるタイミング
LISK(LSK/リスク)の価格は下がったものの、以下のことが期待されているので、今後価格が再び上昇する可能性は多いにあります。
- 利便性の上昇
- 大手企業も出資している
LISK(LSK/リスク)の利便性の上昇に期待
今現在LISKの価格は130円台と、高騰時の20分の1にも下がってしまいました。
これだけを見ると「LISKは終わった通貨」と判断されてしまいそうですが、LISKは2019年現在ではまだまだ未完成の通貨です。
なぜなら、LISKは開発が熱心に行われており、今後もアップデートが待ち受けています。
とくに、ユーザーにとっては嬉しい手数料の改善なども予定されているので、今後はより利便性が高くなるといえます(時期は未定)。
マイクロソフトなどの大手企業もLISK(LSK/リスク)に投資する有望仮想通貨
サイドチェーンでのプラットフォーム構築や、DAppsなどさまざまな特徴を持つLISKのプラットフォームは、大手IT企業のMicrosoft(マイクロソフト)も関心を寄せています。
事実、4,000BTC(2019年1月現在、約15億円)もの投資をするとMicrosoftが公表し、多くの人がLiskに注目することになりました。
またすでにLiskは、マイクロソフトの法人向けクラウドサービスのMicrosoft Azure(マイクロソフト・アジュール)との連携を進めています。
大手企業のMicrosoftがLISKへ寄せる期待の高さからも、今後注目すべき通貨だということがうかがえます。
仮想通貨LISK(LSK/リスク)の5つの特徴(DApps・スマートコントラクト・サイドチェーン・DPosフォージングなど)
LISKはオリジナリティ抜群のプラットフォームで、以下の3つの特徴を備えています。
LISKの5つの特徴
- DApps
- スマートコントラクト
- サイドチェーン
- DPoS
- 発行上限がない
LISKの特徴1:【DApps】中央管理者がいないプラットフォーム
LISKには、明確な管理者がいません。
なぜなら、DApps(ダップス/ディーアップス)という分散型アプリケーションの仕組みを採用しているからです。
通常のアプリには管理者がいて、管理者が所有するサーバーからユーザーにデータが送られてきます。しかし、DAppsは管理者がいないうえに、ユーザーの合意によりサービス改善が行われています。
LISKのDApps
LISKのDAppsには、音楽の著作権をブロックチェーン上で管理するMOOSTYや、ブロックチェーン版のLINEのようなADAMANTなどのサービスが存在します。
これまでのゲームは、運営会社が設定したルールのなかでしかユーザーはゲームを楽しむことができませんでした。また運営会社が倒産した場合、ゲームのデータ価値がゼロになってしまうリスクもありました。
しかし、DAppsの場合はそうしたリスクがないので、安心して利用できます。






LISKの特徴2:【スマートコントラクト】契約の自動執行が可能になる予定
スマートコントラクトとは、契約の自動執行を指します。
難しいので例をもとに整理すると、「Aさんの口座からBさんの口座に送金をする」という契約をブロックチェーン上に記しておいたら、契約が実行される仕組みなのです。



スマートコントラクトでは相互間での信頼がなくても、手数料なしにLISKのプラットフォーム上で契約の執行が自動ででるようになります。
LISKの特徴3:【サイドチェーン】メインのブロックチェーンとは別のチェーンを構築できる予定
LISK(LSK/リスク)はサイドチェーンという仕組みを採用する予定です。
これはメインのブロックチェーンから派生させたチェーンでサービス開発などを行うことです。さきほど紹介したDAppsもこのサイドチェーンで開発が行われています。
そのためサイドチェーン上にあるサービスがハッキングされても、メインのブロックチェーンには影響がないことが最大のメリットです。
LISKの特徴4:【DPoS】101人の代表者が取引の承認(マイニング・フォージング)を行う
つぎはLISK(LSK/リスク)のマイニングについて紹介します。
LISKの取引の承認は、DPoS(Delegated Proof of Stake)という制度のなかで行われます。
DPoSとは、ユーザー投票によって決められた人物・団体がマイニングを行う仕組みのことです。
LISKの場合、LISKを保有しているユーザーが投票をして、この投票によって選出された101人にマイニングを行う権利が与えられます。これをフォージング(Forging)と呼びます。
また、自分が投票をした人がマイニングに成功した場合、投票をした人にも報酬がもらえます。これをヴォーティング(Voting)と呼びます。
特徴5:【通貨の発行上限がない】変わりに半減期が1年に一回ある
ビットコインには2,100万BTCという枚数制限がありますが、LISKには発行枚数の上限がありません。
変わりに1年に一回、供給量を調整する半減期が設定されています。
時期 | 新規発行量 | |
1回目 | 2018年11月 | 4LSK |
2回目 | 2019年11月 | 3LSK |
3回目 | 2020年11月 | 2LSK |
4回目 | 2021年11月 | 1LSK |
半減期とは、ある特定のタイミングで通貨の発行量が減るように定められていることです。
発行上限がないので通貨としての価値を失ってしまう恐れがありますが、供給量を調整することでLISKの希少性を高めているのです。希少性が高くなると、価値が上昇すると要因にもなります。
2019年は9月に半減期が予定されているので、今後の価格上昇に期待ができます。
LISK(LSK/リスク)の歴史と開発目的
通貨名 | LSK |
稼働年 | 2016年 |
開発組織 | THE LISK Foundation(リスク財団) |
発行上限 | なし |
公式サイト | https://lisk.io/ |
LISK(LSK/リスク)は2016年に稼働した仮想通貨・プラットフォームです。
いったいどのような歴史を経て、今に至ったのでしょうか。
「かんたんに使えるプラットフォーム」を目指した若き起業家
LISK(LSK/リスク)の開発と発展の中心となっているのが、ドイツ人のマックス・コーデック氏です。
コーデックス氏は若干27歳(2019年1月現在)と年齢も若いのですが、ビットコインを始めとするブロックチェーン技術に魅了され、2016年にLISKを開発しました。
コーデックス氏は、ブロックチェーンは難解でサービス開発には大変な専門知識を必要とすることを問題としていました。
そこで彼は、専門家でなくても簡単にブロックチェーンを開発できるプラットフォーム=LISKを開発したのです。
世界中で使用されているJavaScriptを採用
LISK(リスク)には、JavaScriptというプログラミング言語が使用されています。
JavaScriptは1995年に作られた歴史のあるプログラミング言語で、世界中にあるWEBサイトの95%はJavaScriptが使用されています(※)。
ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨は、独自の言語を使って開発が行われているのですが、LISKは「世界中にいるエンジニアが開発しやすいように」と、もっともポピュラーな言語を採用したのです。
2018年4月にLISK(LSK/リスク)はアップデート
2016年4月に誕生したLISK(LSK/リスク)ですが、その2年後の2018年4月にアップデートを行いました。
このアップデートでは、それまでバージョンが「0.9.11」だった機能が、「1.0」に進化します。
以下は、主要な改善点です。
- 新しいAPIのデザインと導入
- P2P転送レイヤーの書き換え
- Atomic block writesのサポート体制の構築 など
難しいのでかんたんに整理すると、このアップデートによりプラットフォームのデザイン性の向上と、送金処理の性能が上昇しました。
【日本でのプロモーション活動】なぜ日本に注目?
Max and Thomas pitched #Lisk to several exchanges in Japan. We can’t share the details just yet!#LiskAsia #Blockchain #cryptocurrency pic.twitter.com/RMlCrtlrCd
— Lisk (@LiskHQ) September 25, 2017
また、LISK(LSK/リスク)の開発で注目すべきは、LISK財団がプロモーション先として日本に関心を寄せていることです。
LISK財団は、2017年11月から日本でLISK(LSK/リスク)のプロモーション活動を行ったのですが、なぜ日本の市場に着目しているのでしょうか。
その理由を、創業者のコーデックス氏は以下のように述べています。
私たちは全世界を対象としなければならないため、対象ユーザーが多すぎることから、全ての国にフォーカスすることができないと学びました。
よって特定のターゲットを絞り、その国のローカルコミュニティに根付き、そこから拡大しようとしています。
そしてアジア市場に参入したいと望みました。個人的にも、共同創業者のオリバー・ベッドウズ氏も日本のファンなので、自然と日本のコミュニティを市場参入のターゲットに選択しました。なので私は日本に戻ってきたのです。
出典:COINPOST
LISK(LSK/リスク)の過去のチャートと価格
LISK(リスク)の機能や開発の歴史について理解できたところで、価格に影響を与えた要因とともにチャートを見ていきましょう。
誕生から2019年1月現在までさまざまなイベントがありました。
時期 | イベント |
2016年2月 | ICOで約5億6,000万円分のビットコインを集める |
2016年7月 | コインチェックに上場 |
2017年8月 | インドの仮想通貨取引所のBitBay Indiaに上場 |
2017年11月 | 世界最大の取引所Binanceに上場、半減期の到来 |
2018年1月 | 日本のビットフライヤーに上場 |
2018年4月 | 「LISK core 1.0.0ベータ版」にアップデート |
【2016年4月:誕生時の価格は不安定】200円台⇒740円台⇒20円台
2016年の誕生当初には222円ほどで誕生します。
しかし1日で743円に急騰し、投資家たちは歓喜の声を上げたと思いきや、すぐに20円台に急落するなど、不安定な価格推移をしていました。
【2016年7月14日:コインチェックに上場】20円台
LISKは誕生からわずか3カ月後の2016年7月に、日本の取引所のコインチェックに上場を果たします。
この上場ではさほど価格に影響は与えられませんでした。
【2017年12月:暴騰】3,700円
2017年12月には過去最高の3,700円台まで高騰しました。
この当時はビットコイン価格も230万円台と過去最高の価格をつけていたこともあり、それにつられてLISKを含む多くのアルトコインの価格も上昇します。
しかし価格上昇は長くは続かず、2017年12月以降多くの仮想通貨の価格は下落してしまいます。LISKも同様に1月には2000円台に戻っていました。
ビットコイン価格の暴落については以下の記事で整理しました。
【2018年1月:ビットフライヤーに上場】ふたたび3000円台に
2018年1月には多くの仮想通貨の価格が下落しているのですが、LISKはビットフライヤーに上場を果たしたことで、2月13日にふたたび3000円台に復活します。
ビットフライヤーは2018年1月当時は国内のビットコイン取引量が日本一の大手取引所だったので、取引量が増えるとの期待感から価格が上昇しました。
しかし、以下のチャートを見てもわかるように現在は下落傾向にあり、2019年1月現在は130円台にまで落ち込んでいます。
LISK(LSK/リスク)の2019年の最新口コミ
良い評判
LISKのファンはその将来性から、価格上昇に期待を寄せています。
本当にこれです。そもそも日本人って金利とか気にするくせに何故Lisk持ってないのか・・・。今だと年利10%とかですよ。NEMを数万枚やETHを数百枚集めるよりよっぽど楽ですし、将来性のありますし。 https://t.co/aMfyOhEgDx
— 大体リスク。 (@homozyanai4) January 27, 2018
ムックさん
いつも励ましてくれてありがとうございます!
私はLISKを4000円で買った者です。
LISKの性能を知って、将来性に惹かれ買いました。
今、半額になりましたが、手放すつもりはありません。買った時に、一緒に年を越そうと思って買いました。
その時には立派に成長してくれるでしょう!
— 雲乃縦座 (@zYNRlkkJrs0vwSu) January 17, 2018
悪い評判
LISKには「開発が遅い」という悪い評判がよくみられます。
LISK開発陣営年末休暇によりアップデート延期wwwww#LISK
— k (@Tuna_Channe1) December 29, 2017
Lisk保有者だけど、以下の点が気に食わない
・開発の遅れ(遅れすぎ論外
・Javascript推し(ETHだってベース一緒
・そもそもプロジェクトがない
・フォトコンテストの意味は?
・キャラクターコンテスト?サイドチェーンは素晴らしいと思うけど、人が作った物は必ず壊せる。
— 仮想経済@blockchain (@blockchain00000) March 13, 2018
事実、リスクのアップデートは2017年度中に行われる予定でしたが、結局年明けの4月まで延期されていました。
ただ、開発遅れを慎重な判断としているユーザーもいます。
Lisk開発遅いと思わなくもないけど、CCのセキュリティ事件やzaifのバグ事件を見てると、遅れてもしっかりやってくれた方が安心感がある。 #Lisk
— Franz Lisk (@franzlisk) February 20, 2018
Liskが2年経っても機能が未完成と揶揄する方も居ますが、その基準で見るとBitcoinがリリースされてbitFlyer等の取引所が出揃うまでには5年かかっていますし、9周年となる今年になってもSegwitの普及率やLNの開発進捗は暗澹たる物です。このような近視眼的な煽りに陥る人は全く信用できないです。
— 流離いの暗号通貨民 (@sasurai_coin) February 20, 2018
詳しい口コミは以下の記事で紹介しているので、購入を考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
-
【Lisk(リスク/LSK)の口コミ】価格上昇中の仮想通貨の評判は?
2019年3月に入り価格が急上昇したLisk(リスク)。 この記事では仮想通貨Liskを買ったことがある人の口コミをまとめています。 Liskの購入を検討している人は参考にしてみてください。 &nbs ...
続きを見る
LISK(LSK/リスク)を買うならコインチェックがオススメ【初心者向け取引所】
LISKの購入ができるのは、さきほども紹介したコインチェックです。
コインチェックは販売所という形式でLISKを購入できます。
販売所は手数料が高いデメリットもありますが、かんたんに購入できるので初心者にはオススメの取引方法です。
またコインチェックはアプリが使いやすく、取引がしやすいので初心者にはオススメです。
LISK(LSK/リスク)のまとめ
いかがでしたか。
LISK(LSK/リスク)の特徴や性能、さらにはチャートから将来性は理解できましたか?
以下まとめです。
- LISKは一時3700円台まで高騰したが、現在は130円まで下落
- LISKはDApps、スマートコントラクト、サイドチェーンなどの性能を備えている
- LISKはドイツの若き起業家によって生み出されたマイクロソフトなども期待するプラットフォーム・仮想通貨
- 開発が遅いという悪い口コミもあるが、将来性に期待を寄せるユーザーも多数
- LISKはコインチェックで購入ができる
ここまで読んでくださりありがとうございました。
これらの情報があなたのお役に立てれば幸いです。