ライトコインを買ってみたいけど、現在の価格はいくらなのだろうか?
果たして今の価格は買い時なのだろうか?
あなたは現在このようにお考えではありませんか?
2018年12月現在、仮想通貨の価格は全体的に下がっています。

今回は比較的知名度の高い仮想通貨、ライトコインの今後についてをチャートで見ていきましょう。
目次
ライトコイン(LTC/Litecoin)のチャートは?
まずはライトコインの現在の状況について、価格の面でチェックをしていきたいと思います。
ライトコイン(LTC/Litecoin)の現在の価格
現在のライトコインの価格は以下の通りです。
過去には数万円台で取引をされていたので、その頃と比較をすると下落していることがわかるでしょう。
次にチャートで推移を確認してみましょう。
ライトコイン(LTC/Litecoin)の最新チャート
現在のライトコインのチャートは以下の通りです。
チャートで見ても、価格は大きく減少しています。
現在の価格になるまで、どういった経緯があったのでしょうか?
また、今後どのように価格は推移するのでしょうか?
詳しく見ていくために、まずはライトコインの基本をおさえておきましょう。
ライトコイン(LTC/Litecoin)はどんな仮想通貨?
ライトコインはビットコインと比較をされやすい仮想通貨です。
詳細については以下の記事でも紹介をしています。
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【ライトコイン(LTC/Litecoin)】2020年今後の価格はどうなる?
ライトコインは、ビットコインをもとにビットコインよりも実用性を重視して作られた仮想通貨です。2019年に入り価格は上がり続け6月には年初来高値をつけ13,000円を超えました。積極的な企業との提携や、2019年8月に迎える半減期などこれから期待が持てる仮想通貨です。
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ビットコインが金なら、ライトコインは銀と呼ばれます。



詳しく特徴をチェックしてみましょう。
ビットコインが金ならライトコインは銀
ライトコインがビットコインと異なる点は主に以下の4つです。
- 発行上限がビットコインの4倍
- 手数料が安く、送金スピードがビットコインの4倍早い
- コミュニティがある
ビットコインの発行上限枚数は2,100万枚であるのに対して、ライトコインの発行上限枚数は8,400万枚。
発行枚数が多いので市場流通量が多くなり、価格が安定しやすいです。



2つ目は手数料が安い点と、送金スピードがビットコインより4倍早いことです。



最後がコミュニティがある点です。海外では馴染みのある仮想通貨です。
海外を中心に多数のコミュニティが存在しています。



コミュニティでは、ドージコインやが有名ですが、ライトコインにも一定のファンはいるのです。
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【柴犬がトレードマーク】ドージコイン(Dogecoin/DOGE)とは?愛らしい仮想通貨の正体
ドージコインは柴犬をモチーフにしている可愛らしい仮想通貨です。
価格が安いので、値段だけを見ると「価値はあまりない仮想通貨なのかな?」と思われがちですが、ビットコインよりも優れた特徴を持っています。続きを見る
ライトコイン(LTC/Litecoin)は手数料が安い
次の特徴が手数料の安さです。ライトコインの手数料の安さには、セグウィットが深く関わっています。
簡単に説明をすると、セグウィットではブロックチェーンに記録できる取引量を多くすることができます。
記録できる量が増えるので、取引にかかるお金も抑えられます。ビットコインと比較すると一度に送金可能な取引量の多いので、手数料の安く設定できるのです。
送金スピードが早い
ライトコインの実用性を示す特徴として有名なのは送金スピードです。
ライトコインは前述の「セグウィット」を実装し、一度に書き込めるトランザクションの量が多くなっています。
いわゆるスケーラビリティ問題を解消し、承認時間がビットコインの1/4になっているのです。
ライトコイン(LTC/Litecoin)の歴史
ライトコインはこれまでにどのような歴史をたどってきたのでしょうか?
誕生から今までの価格推移と出来事は以下の通りです。
- 2013年4月 ライトコインの誕生(400円)
- 2013年11月 キプロス危機で価格が上昇(5,000円)
- 2015年 半減期が訪れた(500円)
- 2017年5月 セグウィットの実装(4,000円)
- 2017年12月 仮想通貨の価格が高騰(40,000円)
- 2018年 ライトコインの価格が暴落(4,000円)
このように見ると価格は大きく乱高下を繰り返していますね。



次はライトコインの価格が今後上がるのかどうかを見てみましょう。
尚、詳しい歴史については以下にまとめているので気になる方はチェックしてみてください。
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【銀と呼ばれる仮想通貨】ライトコインの歴史と価格推移
ビットコインと比較されることの多い仮想通貨ですが、誕生からこれまでにどのような経緯があったのでしょうか?ライトコインの歴史について詳しく見てみましょう。
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ライトコイン(LTC/Litecoin)の価格は今後上がる?
ここまでライトコインの歴史についてを紹介してきました。



最後にライトコインが今後どのようになりそうかを考えてみましょう。
ライトコインを買うべきかどうか悩んだ時の参考にしてください。
ビットコインよりも使い勝手が良い
ライトコインはビットコインよりも通貨としては機能が優れています。



現在は仮想通貨といえばビットコインですが、今後はライトコインが有名になるかもしれません。
使いやすさがビットコインよりも上という点は大きなメリットですね。
しかし、ライトコインと同じように、ビットコインの問題点を解決している仮想通貨は他にもあります。



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ビットコインキャッシュは儲かる?ビットコインより優秀な仮想通貨の正体
ビットコインキャッシュは、ビットコインと名前が似ているので、何かしら関係があるのかなと思いますよね。
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【2020】ビットコインキャッシュ(BCH/Bitcoin Cash)価格は今後どうなる?将来性と2020年以降の見通し予想も合わせて紹介
知名度が高いからといって価格が上がるとは限りません。今後、ビットコインキャッシュはどのようになるのでしょうか?
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他の仮想通貨の動向にも注意が必要ですね。
決済手段としての期待が高い
先ほどの説明と紐づきますが、ライトコインは通貨としての機能に期待が集まっています。
仮想通貨が誕生した当初の目的を果たせるとして、今後のアップデートが注目されているのです。
同じような期待がある通貨は多いですが、その中でもライトコインは知名度が高い方でしょう。



開発者に依存している
出典:Bit Forward
先ほどは今後に関して良い点を紹介しました。最後に懸念点についてもお話します。
ライトコインは開発者のチャーリー・リー氏の影響が大きいです。非中央集権的なのが仮想通貨の特徴ですが、ライトコインは中央集権よりだと言われています。
チャーリー・リー氏が開発をやめてしまったり、ほかのメンバーから外されてしまったりすれば、ライトコインには大きな影響があるでしょう。



いなくなるの報道はありませんが、可能性がゼロではないことは知っておいた方が良いですね。
ライトコイン(LTC/Litecoin)のチャートのまとめ
- ビットコインよりも実用性を重視したアルトコイン。
- 送金スピードがビットコインの4倍早い。
- 独自のコミュニティを持っているのでファンが多い。
- キプロス危機やセグウィット導入の際に価格は上昇した。
- 決済手段として、使い勝手の良さが評価されている。
- 中心的な開発者に依存している、中央集権よりな仮想通貨である点が懸念。
ビットコイン以上の実用性を持っているライトコイン。
まだ不確定な要素は多いもの、通貨としての機能が向上すれば、価格が上昇するでしょう。
今後に期待の大きい仮想通貨ですね。
ライトコインに可能性を感じたのであれば、買ってみても良いかもしれないですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。