この記事では、ネム(XEM/NEM)の管理におすすめなウォレットをご紹介します。
ウォレット管理の重要性がいまいちわからない、どのウォレットを使えばいいのか迷っている等々、疑問をすっきり解決しましょう。
パソコン派・スマホ派・ハードウェア管理の3つのカテゴリで、あなたに合ったウォレットを見つけましょう。

そもそもネム(XEM/NEM)とはどんな通貨?
NEM(ネム)とは、New Economy Movementの頭文字をとったものです。
そのNEMのプラットフォーム上で使われているのが、仮想通貨XEM(ゼム)といいます。
仮想通貨としてのXEMの特徴は、大きく分けて二つあります。
一つ目は、新規発行が行われておらず、発行量が決まっているので発行数の増加によって価値が下がることがないという点です。
二つ目は、ブロック生成時間が短いため、トランザクション承認までの時間が短く、スムーズに取引を行うことができるという点です。
ビットコインのブロック生成は10分に一度ですが、ネムは1分に一度のスピードで行われます。
これによって取引速度の速さを実現しています。
ネムをウォレットで管理したほうがいい理由






2018年1月、有名取引所のコインチェックから約580億円相当のネムが流出したと大きく報じられました。
これは「コインチェックNEM流失事件」と呼ばれ、話題になりました。
ネム自体に問題はないものの、この事件をきっかけに安全に仮想通貨を管理する方法に関心を持った方も多いのではないでしょうか。
コインチェックについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
このような流失事件の被害を受けないためにも、ウォレットを利用して、より安全に管理することがオススメです。
ウォレットとは、仮想通貨の保管場所のことです。
以下でネム管理におすすめのウォレットをご紹介します。
【スタイル別】オススメのネムのウォレット3選
XEMの管理にオススメのウォレットとして、「Nano Wallet」、「Trezor」、「NEM Wallet」の3つをご紹介します。
パソコン派・スマホ派・ハードウェア管理派のそれぞれのスタイルで、より自分に合ったウォレットを使用しましょう。
パソコン派なら:Nano Wallet(ナノウォレット)
主にパソコンでトレードをするなら、Nano Wallet がおすすめです。
Nano Wallet はNEMが公式にリリースしている「XEM専用のウォレット」です。
Nano Wallet は管理をPC上で行い、復元などに使う秘密鍵は自分で保存します。
公式サイトが提供しているという信頼性と、PC本体が破損しても事前に設定した秘密鍵で復旧できるという安全性もメリットとして挙げられます。
対応通貨が、XEMとNEMのモザイク(NEMで発行できる独自トークン)しかありませんが、NEM公式ウォレットであるためデメリットには感じにくいでしょう。
ハードウェアで管理するなら:Trezor(トレザー)
Trezorは、オフラインでの仮想通貨の保存を可能にするウォレットです。
ハードウォレットと呼ばれるもので、ネットから切り離された媒体に仮想通貨を保存できるのがTrezorの特徴です。
コインを動かす度にUSBで接続する必要があり、この工程をプラスすることでセキュリティを高めています。
オンライン上での保存と比較すると端末を購入する必要があるため費用はかかりますが、ハッキングなどのリスクが少なくより安全であると言えます。












スマホ派なら:NEM Wallet(ネムウォレット)
上記したNano Wallet のスマホ版アプリが、 NEM Wallet です。
Nano Wallet と同期して使用することが可能であり、外出先でも簡単にXEMの送受信記録を確認することができます。
既にNano Wallet のアカウントを持っている方は、Nano Wallet 上で作成したQRコードまたはプライベートキーを使って簡単にアカウントを追加できます。
NEM Walletの作り方
それでは、NEM Walletの作り方を紹介しましょう。
①インストールをする
②パスワードを設定する
③アカウントを新しく作る
④アカウントを新しく作る
⑤ネムウォレットの完成!
ネムウォレットのまとめ
XEMの保存に使えるウォレットを3つご紹介しました。
それでは、最後にまとめです。
ネムをより安全に管理するために、ウォレットを使おう
2018年1月、コインチェックのネム流失事件があり話題を呼んだ
パソコンで取引するなら Nano Wallet
スマホで取引するなら Nem wallet
ハードウェア管理をするなら Trezor
自分のスタイルにあったウォレットを選ぼう
仮想通貨の運用スタイルに合わせて、自分に合ったウォレットを選んでみてください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
ウォレット選びに少しでも参考になれば、幸いです。
それではまた次の記事でお会いしましょう。