ついにあの楽天が仮想通貨事業を始めました。
サービス名は「楽天ウォレット」。3月25日に金融庁への登録が済み、6月にようやくサービスが開始されます。
すでにGMOコインやbitbank、BITPointなど多くの仮想通貨取引所が存在しますが、楽天ウォレットはどんな特徴を持つ取引所なのでしょうか。
この記事でわかること
- 楽天ウォレットとは
- 楽天ウォレットの特徴・取り扱い通貨・手数料
- 楽天ウォレットのメリット・デメリット
- 楽天ウォレットの口座開設方法
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目次
楽天ウォレットとは
出典:楽天ウォレット
もともと楽天ウォレットは「みんなのビットコイン」という名前でしたが、2019年3月に楽天ウォレットに変更されました。
みんなのビットコインは、「みんなのFX」を運営していたトレイダーズホールディングスが2016年12月に設立した会社で、FX時代の知見をもとに運営されていました。
しかし、2018年8月に楽天カード株式会社の100%子会社になり、楽天ウォレットへの名称・ロゴ変更とともに会社名も「楽天ウォレット株式会社」に変更されます。
楽天ウォレット株式会社の会社概要
会社名 | 楽天ウォレット株式会社 |
所在地 | 〒158-0094 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 |
設立 | 2016年12月15日 |
資本金 | 13億8千万円 |
代表取締役 | 山田 達也 |
事業内容 | 仮想通貨の販売・交換 |
楽天ウォレットの口座開設は4月15日から!サービス開始は6月を予定
サービスの開始は2019年6月とされていますが、口座開設は4月15日から可能です。
3月25日に金融庁に登録を済ませたばかりなので、このスピードは脅威的です。
【楽天ウォレットの特徴1】自動応答のチャットサービスを導入!
楽天ウォレットの一つ目の特徴が、自動応答のチャットサービスを導入したことです。
似たような取引所で、24時間のコールセンターを導入しているBITPointがありますが、楽天ウォレットでも気軽に質問ができます。
本サービスは、場所を選ばずに暗号資産(仮想通貨)の取引が行えるよう、スマホアプリの提供を予定しています。口座開設手数料は無料、AI技術を採用した自動応答チャットサービスを導入し、ユーザーの問い合わせにいつでも対応できるようにしています。
出典:楽天
【楽天ウォレットの特徴2】セキュリティ対策万全
楽天ウォレットでは、コールドストレージと呼ばれるオフライン環境で通貨が保管されています。
セキュリティ対策としては、お客様からお預かりした資産を原則コールドストレージと呼ばれるオフライン環境下で管理するため、安全性が極めて高く、安心してサービスを利用いただけます。
出典:楽天
仮想通貨の流出事件で有名なコインチェックは、このコールドストレージ(コールドウォレット)で通貨を保管していなかったことが問題視されていました。
今では一般的なセキュリティ対策なのでユニークな特徴とは言えませんが、我々の大切な通貨がしっかりと保管されているのは安心です。
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コインチェック(Coincheck)の取引所とは|<登録方法・使い方・手数料>~<事件のその後の歴史>までマルっと解説しました
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楽天ウォレットの取り扱い通貨はBTC、ETC、BCHの3種類
取り扱い通貨の数は以下の3種類です。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
bitbank(6種類)、GMOコイン(5種類)とほかの取引所と比較すると通貨数は少ないですが、どれも抑えておきたいメジャーな通貨なので取引を始めたての人にとっては十分と言えるでしょう。
いくらから買える?楽天ウォレットの最小取引単位
楽天ウォレットの最小取引単位は以下の通りです。
ビットコインであれば、2019年4月現在560円から取引が可能です。
ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) | ビットコインキャッシュ(BCH) | |
取引単位 | 0.001 | 0.01 | 0.01 |
1日取引数量上限 | 100 | 2,000 | 2,000 |
最小発注数量 | 0.001 | 0.01 | 0.01 |
最大発注数量 | 5 | 100 | 100 |
楽天ウォレットの気になる手数料の種類は……?
また手数料の種類は以下の通りです。
手数料の種類 | 費用 |
口座開設 | 無料 |
口座管理 | 無料 |
取引 | 無料 |
日本円入金 | 無料 |
日本円出金 | 300円 |
仮想通貨入庫 | 無料 |
仮想通貨出庫 | BTC:0.001 ETH:0.01 BCH:0.01 |
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楽天ウォレットの口座開設方法
【楽天ウォレット登録1】口座開設には楽天会員ユーザID(楽天ID)と楽天銀行の口座が必要!
【楽天ウォレット登録2】楽天IDでログイン
ログインをすると楽天IDで登録されている会員情報が表示されます。

OKをクリックして、次の画面に進みましょう。
【楽天ウォレット登録3】同意書を確認
【楽天ウォレット登録4】会員情報を入力



楽天ウォレットのメリット・デメリット
これから紹介するメリット・デメリットはサービス開始前のものです。
より具体的な特徴やメリットについてはサービス開始後に、実際に楽天ウォレットで取引をしてみてから紹介します。
【楽天ウォレットのメリット1】ほとんどの手数料が無料
さきほど紹介したように、楽天ウォレットの手数料の多くは無料です。
日本円の出金料300円と、仮想通貨の出庫料はかかかってしまいますが、取引手数料あんどは無料に設定されています。
【楽天ウォレットのデメリット1】メンテナンス時間がある
楽天ウォレットは毎日午前6:55~午前7:00のあいだメンテナンスを行います。
また毎週水曜日の14:00~17:00のあいだは週次メンテナンスが行われます。
この間大きな値動きがあった場合に入出金や、取引ができないのはデメリットと言えるでしょう。
楽天ウォレットの口コミ
楽天ウォレットの口コミは以下の記事で紹介しています。
ネットユーザーの反応が気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
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【楽天ウォレットの口コミ・評判】ネットユーザーの楽天の仮想通貨参入への反応をまとめました?
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楽天ウォレットのまとめ
大手ネットグループの楽天が仮想通貨を始めたので、仮想通貨ファン以外の方でも驚いた人もいるかと思います。
メリット・デメリットなどはサービス開始後に紹介予定なので、もうしばらくお待ちください。
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