仮想通貨には銀行や国のような、通貨を管理する機関がありません。
基本的には、取引に参加している人同士で通貨を管理しています。




マイニングは、仮想通貨の取引を承認することを言っており、マイニングを行う人はマイナーと呼ばれています。
また、マイニングを行う方法は大きくわけて3つあります。
1人で行うソロマイニング、複数人で行うプールマイニング、マイナーの団体に投資をするクラウドマイニングです。
今回はソロマイニングについてを紹介していきます。
※マイニングの全体概要を知りたい人は以下の記事を読んでみてください。
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仮想通貨のマイニング(Mining)とは?仕組みや稼ぎ方、おすすめのマイニング方法・ツールを紹介
マイニングとは、仮想通貨の取引を記録し、正しいかどうかをチェックする作業(承認作業)のことです。
仮想通貨では、取引に参加している人たちが、あらかじめ決められたルールのもとで通貨の管理を行っています。続きを見る
1人で行うマイニング・ソロマイニング
ソロマイニングとは、その名の通り1人で行うマイニングです。
1人でマイニングをしますので、そこで得られた報酬はすべて自分のものになります。
マイニングに必要なアイテムは主に以下の3つ。
- コンピュータ
- ウォレット
- マイニングソフト
その気になれば誰でもマイニングに参加できます。






ソロマイニングのメリット
ソロマイニングのメリットはマイニングに成功した時の報酬が多い点です。
2018年12月現在、マイニングの報酬は12.5BTC。1BTCが40万円とすれば約500万円です。



マイニングに成功した時には儲けが大きい点が魅力でしょう。
ソロマイニングのデメリット
残念ながら、ソロマイニングの場合はデメリットの方が多いです。



コンピュータについては性能が良いものでないとマイニングに成功しづらく、高いコンピュータを用意する必要があります。
また、コンピュータは演算を行うためにずっと動き続けているので、電気代も高くつきます。
「報酬よりも電気代の方が高く、赤字になってしまった…」
「利益が少ししかないから、初期費用を回収できるのはずっと先…」
そのため、上記のようなことも起こりえます。他国と比較をして電気代が高い日本では、向いていないマイニング方法です。
また、マイニングは集団で行っていることがほとんどで、個人で成功させるのは難しいです。
仮にマイニングに成功したとしても、継続的に利益を確保できないでしょう。



まとめ
- 1人で行うマイニングをソロマイニングと呼ぶ。
- マイニングに成功した時の報酬はすべて自分のものとなる。
- 初期の設備投資や電気代が高額になりがち。
- マイニングは集団で行うことが基本なので、1人で行って勝つのは難しい。
- ハイリスク・ハイリターンだが、リターンの確立は低い。
- ソロマイニングはオススメできない。
ソロマイニングは報酬を得られた時には大きく儲けることができますが、継続的に利益を得ることは難しいです。
特にビットコインのマイニングは主に大企業が行っています。
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ビットコインのマイニングでは、成功すれば、ビットコインをもらうことができます。
このように聞くと、取引所で売買するよりも、魅力的に感じることでしょう。続きを見る
高性能のパソコンを動かし続けなければなりません。ハイリスク・ハイリターンの上、リターンの確立は極めて低いです。
電気代を考えると、ソロマイニングは避けた方が良いでしょう。
どうしてもマイニングをしたいのであれば、プールマイニングかクラウドマイニングがオススメです。
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。